ゼロの使い魔

ルイズとあそぼう! 魅惑の妖精亭へようこそ

 

5 ルイズ、罰ゲームで絶頂するの巻

 チップが4倍になった。これくらいの金額になると、ゲーム自体がエッチなものになる。

 ルイズもそれを拒む余裕はもうない。

 たとえば、キャンディ争奪――キスしながら相手の口の中のキャンディを奪うゲーム。

 たぶん、二十人の客全員とルイズはディープキスをした――乳首をクリクリされながら――結果は全敗。

 そこから派生する罰ゲームもエスカレートしている。

「ルイズ! くぱぁして! くぱぁ」

「もぉ……こんなの……しんじらんない」

 顔を真っ赤にして、テーブルに腰掛けるルイズ。片膝を持ち上げ、腕で抱える。

 結果として大きく股を広げることになり――

 くぱぁ……と性器が口をひろげる。

 みんなに見られている。ルイズのあそこが。

「罰ゲームだよ、ルイズ!」

 キャンディ争奪20戦分の罰ゲームが、この、まんこくぱぁの刑だ。

「自分で広げて、ルイズ!」

「もぉ……やだぁ……」

 言いつつ、指で大陰唇を引っ張る桃色ブロンドのロリ美少女。

 ピンクの花弁が露出する。

「ルイズのまんこ、濡れてる……!」

「そっ、そんなこと、あるわけないでしょ!」

 否定するが、その部分から透明な雫があふれて、内股を濡らす。

「試してみようぜ、指入れターイム!」

 これも罰ゲームのルールだ。一人1分ずつ、ルイズのアソコに指を入れられる。

 一人め。

「おっ、ルイズのまんこ、ちっせ! 指一本でキツキツだ!」

「やっ! あっ! 指うごかしちゃ……らめぇ!」

「キュッキュ締め付けてくる……たっ、たまらん!」

 二人め。

「マジでキツキツ! すげー」

「あぅっ! ああ……」

 三人め。

「ヌルヌルだぞぉ? お? 指にまといついてくる!」

「はっ、はっ……んぅ」

 四人め。

「すげぇ、吸い込まれる? ああ、ザラザラって、ここ!」

「あーっ! そこぉ! だめぇ!」

 五人め。

「指二本にしても入るな? お! ヌルって飲み込んだ!」

「らめぇ! お指二本、らめなのぉ……」

 六人め。

「クリも大きくなって、鞘から出てきたな? こら! 生意気なクリめ!」

「やっ! あっ! ああっ! そこっ! そこだめぇ!」

 七人め。

「あっ! ああっ! はああっ! らめ、らめ、らめぇぇぇぇっ!」

「クリがそんないいいか? おっ、膣が痙攣しはじめたぞ?」

「いっ、いやっ、いいいいいいいいっ!

 八人め。

「あーっ! あああーっ! だめっ! それだめ−っ!」

「おお? ルイズ、イクのか? みんな見てる前でイクのか?」

「い、いやああ、い、いきたくなぃいい……!」

「そんなこと言ったって、まんこから本気汁がでてんぞ?」

「あうっ! いひぃっ! もう……いっちゃうううっ!」

 九人め。

「い、いくぅううう! いくぅうううううっ!」

「ルイズのアクメ顔、いただき! まんこには指三本入ってるぜ?」

「やっ! やぁ! やだあああっ! って……イ、イってるのに……っ!」

「まだまだ! おれの時間も30秒残ってるぜ?」

「んっ! んぅっ! ひぃいいいいいっ!」

 十人め――

「ひぐっ……! っぐぅううう……また……いくぅっ!」

「ずっとイキまくりだな、ルイズ? クリでも、まんこでも、もっともっと可愛がってやんぜ? あと10人いるからな?」

「いくのぉ! またイッちゃ……ああああああああっ! ひゃあああああああっ!」

「ちっちぇえまんこの奥の奥までいじってやんぞ? おら! もっとイけ!」

「も、もお、イカさないで……おねがい……お、おかしくなっちゃう……」

 ルイズは泣いていた。気持ちよすぎて涙を流し続けていた。股間もだ。さっきからおびただしい量の愛液を垂れ流している。

「でも罰ゲームの権利があるヤツ、あと10人はいるぞ?」

「なっ……なんでも……します……だから、おまんこいじるのは……やめて……」

 なぶられ続けた性器は赤く充血しきっている。男達は決して乱暴ではなかった。だからケガはしていないが、あまりに快感が蓄積しすぎていた。

「じゃあ、フェラチオでもやってもらうかな?」

 11人目が言う。

 涙目でルイズはうなずいた。

 


 目の前にある客のペニス――すでに半立ちになっている。

 ルイズは、それにおずおずと唇を近づける。

 アルコールと快感で頭がぼうっとなっていても、それはやはり勇気のいる行動だった。見ず知らずの男の性器に口をつけるなどと。

 だが、これは仕事で、友達(ジェシカ)を救うためで、そして、ゲームに負けた者の義務なのだ。

 誇り高き大貴族の娘・ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、平民の赤黒くエラの張った亀頭に唇を触れさせた。

 舌でちろちろと亀頭を舐める。

 味はまだわからない。

 だが、鈴口に盛り上がった透明な液体――おしっこではない――カウパー液だ――までなめとったとき、中年男の性臭が遅れてやってきた。

 ガン、と頭を殴られたような。

 思わず亀頭をくわえていた。その臭いを、味を、より深く味わうがために。

(ど、どうして? くさいのに……いやなのに……もっと嗅ぎたい、舐め取りたい……)

 自らが発情しきっていることにまだ気づかない桃髪の美少女は、懸命に舌をつかいはじめていた。

「おお、ルイズちゃんが舌をつかってくれてる!」

 男が悦びの声をあげる。十代の美少女におのが逸物をしゃぶらせる――男としてそれを上回る悦びはまずないといっていい。

「もっと、もっと、くわえてくれ!」

 ルイズの喉奥を突く。

「おい、待ってるのはおまえだけじゃないんだ」

 権利を持つ残り九人がルイズを取り囲み、それぞれペニスを出す。

 10本ものペニスに取り囲まれるルイズ。

(オチンチンって……全然ちがう……)

 サイズや色もちがう。皮の余りぐあいもそれぞれ。そして匂いも、人によってちがう。中には「ぜったい無理」と思うような悪臭を放つものも。

 それでも拒めない。罰ゲームだから。

「出るまで、公平にしゃぶってくれよ」

 ルイズのかわいい唇を中年男の極太ペニスがこじ開ける。

「ほら、唾をいっぱいだして……舌でかきまぜるように……おう、そうだ」

 ふだんは工事現場で汗にまみれている人夫も、今はルイズのあるじだ。不器用に舌を動かすルイズにフェラチオのテクニックを教えていく。

「ちゅうって、吸うんだ。鈴口をな。タマ袋も可愛がるんだぞ」

 中年男のカウパーを吸わされ、饐えたような匂いの陰嚢をしゃぶらされる。

(ああ……これが男の人のエッチなオチンチン……サイトもこんなのもってるの……?)

 エッチでバカだが、サイトのそこは白くてツルンとしているはずだ。

 こんな節くれ立って、堅くて、大きくて、苦くてしょっぱい味なんかしない。

 ましてや、こんなえぐい匂い――くんくんっ!

 その匂いにクラクラするルイズ。

 10本のペニスを順番に味わう――舌で、唇で、頬の内側で。

「そろそろいくぞ! ちゃんと飲めよ!」

 一番手がルイズの口蓋にペニスをこすりつける。

「出る!」

 ぴゅっ! どぴゅどぴゅっ!

 大量の精液をルイズの口の中に発射する。

 泣きそうになるが、これも仕事だ。

「むぅ……ん……」

 多すぎて飲めない。

「ぺぁ!」

 白い粘液を吐きだす。

 泡立ち、糸を引く精液。

「さあ、次は俺だ、ルイズ」

 客は入れ替わり立ち替わりだ。

 二人目はルイズの顔にぶっかけた。かわいい顔に臭くてねばつく体液がこびりつく。

 三人目はまた口内発射。今度はルイズもゴックンした。涙目になる。

 四人目はほっぺにひたすら亀頭をこすりつけ、射精した。

 五人目は口蓋にこすりつけながら。

 六人目はルイズ自慢の桃髪を巻きつけて。

 七人目と八人目は二人同時。二本のペニスを交互に、そしていっぺんにペロペロ。

 九人目はイラマチオだ。脱力したルイズの喉を突きまくる。

 十人目――

「もう……あご……うごかないわ……ちょっと休ませて」

 ヘトヘトになっている。舌もしびれ、顔じゅうガビガビだ。

「妖精さん、休憩はいりまーす」

 

6 ルイズ、ハッスルするの巻

 マネージャーが持ってきた温かい蒸しタオルをつかって、客たちがルイズの顔や身体を拭いてくれる。

 ワインもお酌してくれる。

 休憩時間は客が妖精をもてなすのだ。

 いわば、20人のホストにかしづかれるようなものだ。悪い気分ではない。

 客たちの方も楽しんでいる。

 人心地ついたルイズは、酔いも加速している。指マンとフェラチオによる発情も持続している。

 そしてお色直し。

 今度の衣装は踊り子のようなきわどいブラと、前を隠すだけの腰布だけ。髪はアップに結い上げた。

(これって、アーハンブラの時の衣装みたいだわ)

 だが、今回はパンティなしだ。

 音楽が流れ始める。照明がいちだんと暗くなり、ステージだけが照らされる。

 妖精のショータイムだ。

 ルイズは酔いに任せて舞い始める。めちゃくちゃな踊りだが、客はやんやの喝采。それはそうだ。踊るたびにルイズにアソコがチラチラ見える。

 音楽が変わる。さらになまめかしいメロディへ。

「さあ、妖精さんのハッスルタイムですよ!」

 チップの累積額が多い順にテーブルを巡っていく。

 これまでのゲームはいわばその前振りだ。

 そしてテーブルで、チップをさらに払い、その額に応じてスペシャルサービスを受けることができる。

 一番手の客は恰幅のいい商人ふうの男だ。常に最高額のチップを払ってきた。そしてさらに。

「ルイズちゃん、5倍チップだ――恋人プレイがいいな」

「わ、わかりました――」

 ルイズは腰布を持ち上げつつ、客の膝の上に座る。

「じゃあ、キスからだ、ルイズ」

「はい……」

 脂ぎった分厚い唇に、ルイズは花びらのような唇を近づける。


 初めてというわけではない。この客ともすでにさんざんキスゲームをしている。それでも、こんなふうに身体を密着させてキスするのは――感じが違う。

 舌を差し込む。からませる。唾液が混ざりあう。

 男はルイズのブラに手を入れて乳首を刺激。

「んぅ……あっ」

 敏感な乳首をいじくられ反応するルイズ。おしりが勝手に動く。ノーパンなので、もちろん丸見えだ。

「ほかのテーブルの客に見せつけておるのか?」

「ち、ちがうの……でも、カラダが勝手に……」

 くねくね、蠢くルイズの小尻。発情したワレメは充血して愛液をとろとろこぼし、きゅっとすぼまったアヌスも愛らしい。

「今はわしの恋人だろ、ルイズ。さあ、恋人としての振る舞いをしてくれ」

「え、そ、それって、やっぱり……」

「わしのモノをおまえのアソコで楽しませてくれ」

 男のペニスは屹立している。ルイズは素股でそれをこすっている。なかば無意識だったが、性器自体はふれあって互いの分泌物をからめあっている。

(お客さんと……えっちしちゃうんだわ……)

 確かにきわどいサービスは覚悟していた。キスや、身体を触られるくらいなら――

 でも、これは、もう限界を超えている。

 サイトとさえ、肝心なコトはまだなのに――

(サイト……ごめんね……でも……)

 いつかきっとサイトと結ばれる、と思っていた。

 ただ、自分は貴族だし、サイトはシュヴァリエになったとはいえ元は平民――いやそもそもルイズの使い魔で――障害がいろいろある。

 それに、サイトのまわりには女の子が多すぎる。

 姫様もそうだし、タバサやテファもサイトを見る目がおかしい。

 サイトを自分のものにするためには、女性としての自分のレベルを上げなくては――

 そう考えたことも、この仕事を受けた理由のひとつだ。

 一度決めたことはやりとげる。それが、ルイズの誓いなのだ。

 だが、それよりも――

(もう、我慢、できないのッ……!)

 ぬちゅ。

 濡れそぼった亀裂に男の勃起したものを迎え入れる。

「は……うンっ」

 ルイズ自身の腰の動きで。

「おっ……きついな、ルイズのは」

「だって……お客さんの、おおきいんだモン……」

 自然に言葉遣いがデレていることにルイズは気づかない。

 言いつつ、腰を沈める。つながる。性器同士で、完全に。

 あたりまえだが、生姦だ。

(ほんとに、しちゃったよぅ……サイトじゃないのに……)

 わかっている。いましていることは、ルイズの意志だ。

(でも……だって……だって、オチンチン気持ちいい!)

 腰を上下させるルイズ。男はルイズのおしりの肉を揉みながら奥へ奥へとペニスを届かせる。

「おおおお、ピッチリ巻き付いて締めつけてくる!」

 そんなこと言われても、気持ちよすぎで、きゅんきゅんしてしまう。背筋もぞくぞくしまくり。

「あっ! あああっ! お客さんのオチンチン、すごぉい……」

 ルイズにとって、すべてが初めてのことだったのに――そのはずなのに――

 こんなイヤらしいことを自分からしてしまうなんて。しかも、すでにやり方を知っていたかのように――

 強烈な快感が意識を白色に染め上げる。

「ルイズ、舌」

 べろんと出された舌に、ルイズは口づける。

 ディープキスしながら、子宮を突き上げられる。

 19人の客が、ものすごい視線を向けている。股間を擦っている者も数人いる。

 ルイズは思う。

 みんな……みんな……わたしとえっちしたいんだわ……あんな飢えた目をして……

 ぞくぞくする。

 口の中をかき混ぜられながら、おしりを大きく上下させる。

 すると、ルイズの内部に埋まった異物が、奥で、そして入口付近で、こすれる。

「ひゃっ! あんっ!」

 き、きもち、いい。

 一番奥にくると、ぐっと押し上げられるみたいで。そして、結合部に男の陰毛があたって、クリが刺激されて――

 引き際もいい。抜けそうになる瞬間、きゅっと締め上げたくなって――すぐに、ぐいっと押し込まれて。

「いいぞ、ルイズ。なかなかの名器だ……入口は子供みたいに狭いのに、奥が少し広くて、ちょうどよく亀頭を包み込む……おおっ」

 客も気持ちよさそうだ。ルイズはすこし嬉しくなる。

 せっせと腰を動かす。膣を締め上げる。愛液が結合部からあふれてくる。

(き、きもち、いい……! せっくす、きもちいいよぉ……)

「ル、ルイズ、そろそろ、出そうだ……!」

「らめ、らめ、わたし、まだ……なんだから!」

 快感がお腹の底からわき出るようで、ルイズは夢中になっていた。

 肉棒を膣で締めあげて擦りたてる。

「もっと……! もっと、突いてぇ!」

「いいのか? 中で出しちまうぞ?」

「い、いいの! もう、いいのぉ……中で出してぇ!」

 ルイズは叫んでいた。ここでやめられたらおかしくなってしまう。

 男の掌がルイズの尻をつかみ、激しくもみしだく。

「あっ! あっ! それっ! いいっ!」

 少し異なる角度でルイズの膣奥――子宮の入口が刺激され、ルイズの自我が壊れる。

「いくっ! いっちゃう! おまんこ、おまんこぉ!」

 大貴族の娘が淫語を吐きながら絶頂を迎える。

 むろん、客達はルイズの身分を知らないが――知っていたらたいへんだ――王位継承権さえ持つ、女王の無二の親友でもある貴人に、いままさに種付けしようとしているのだから。

「よし! ルイズ、中で出してやるからな! おぅっ!」

「あーっ! あつっ! あついのが……っ! ああああああっ!」

 びゅっ! びゅっ、びゅるるっ!

 中年男の濃い精液がルイズの子宮に注ぎ込まれる。

「あ……っ、あっ……」

 ルイズは快感のあまり、呆然としていた。

 だが、妖精のハッスルタイムは、まだまだ続く。

 つづく