ぼうえいにっき ○月×日はれ (その4)
おじさんがおいでおいでをします。自分はふらふらとちかづいていきました。
「まおちゃん、だめであります……」
みそらちゃんがエイリアンさんからくちを離して言いました。
「このおじさんは変質者さんであります。まおちゃんだけでも逃げてほしいであります」
ええっ? へんしつしゃって……なに?
「ふっふっふっ、変質者というのはエイリアンの一種さ。この股間のエイリアンによって、本体の意識も乗っ取られているのだ。鬼瓦まお、どうだ、このわたしから日本を、そして、この女の子たちを防衛できるか?」
なんてことでしょう。やっぱりおじさんはエイリアンさんにあやつられていたのです。
ぼうえいしなきゃ!
みそらちゃんや、シルヴィーちゃんのためにも!
でも。
「どうやったらぼうえいできるのかな?」
そうびをつけたり、戦車のみーくんを呼び出しても、せんきょくはかわらないような気がします。
「わたしのエイリアンを満足させること――それが唯一の防衛の道だ!」
おじさんが叫びました。すごいはくりょくです。
「さあ、シルヴィーちゃんのように、スカートをめくって、パンツを脱ぐんだ、はやく!」
「ふええ……」
そんなこといわれてもこまるよぉ……
「だめであります、まおちゃん」
みそらちゃんが必死に声をあげます。そのみそらちゃんの唇に、おじさんはむりやりエイリアンさんをねじこんでいきます。
「ほら、みそらちゃんはおくちでご奉仕しなきゃ。かわいいおともだちがひどいめにあってしまうよ」
「うう……」
みそらちゃんは涙をながしながら、おくちを動かしはじめます。みそらちゃんのためにも、おじさんのエイリアンさんをやっつけないと!
自分は勇気をふりしぼっておじさんにちかづくと、スカートをまくりあげました。シルヴィーちゃんがしているようにすそをくわえると、えいっ、とパンツをひざまでおろしました。
「おお、すごいよ、まおちゃん」
おじさんがうれしそうに笑いました。
「さすがは国民に大人気のまおちゃんだ。ワレメもかわいいよ」
おじさんのふといお指が自分のおまたをさわりはじめます。
「ああっ!?」
びっくりして、おもわず声をだしてしまいました。だって、だって……
「もうこんなに濡らしているじゃないか。おともだちがエッチなことをしているのを見て、興奮したんだね」
おじさんの指にかきまぜられて、おまたがねちねち音をたてています。
「クリトリスも、もうかたいよ」
そこをさわられたとき、電気がからだをはしりました。おもわず、くたっ、となってしまいそうになります。
おじさんの指が自分のワレメのなかに消えて、うごいているのを見るのは、ふしぎなながめでした。でも、どうして、こんなにきもちいいんだろう?
おじさんは、シルヴィーちゃんと自分を左右に立たせて、同時におまたをいじっています。そして、ときどき、指についたぬるぬるを鼻にもっていって、においをかいでいました。
「ふーむ、アソコのにおいはやっぱりふたりともちがうね。やっぱりシルヴィーちゃんは西洋の血が入っているから、チーズっぽい匂いがするなあ。愛液もちょっとねばっこい。まおちゃんのはフルーツのような匂いがするよ」
なんのことだかさっぱりわかりません。でも、自分のそんなところのにおいをかがれるのは、すごくはずかしい……
そのおじさんのおまたをみそらちゃんがいっしょうけんめいなめています。そして、じぶんのおまたをさわり続けています。パンツのなかに手をいれて、はげしく動かしています。
「んぅっ、ふっ、むぅぅ」
みそらちゃんもきもちいいのでしょう。そんな顔をしています。
「じょうずだよ、みそらちゃん。シルヴィーちゃんとまおちゃんのおまんこも、指をしめつけてくるよ」
そんな。自分のおまたにはおじさんの指がはいって、ぐりぐりと……きもちいいよぉ……っ
「みそらちゃんのおまんこも見たいなあ……見せてくれる?」
「え……でも」
「みせてくれないんだったら、まずはまおちゃんのおまんこに入れちゃおうかなあ」
「み、みせるであります」
みそらちゃんは半泣きになりつつ、自分の手でパンツをおろしました。
きれいなワレメでした。まっしろで、ぷくっとしていて、たぶん日本一のワレメです。
自分とシルヴィーちゃんとみそらちゃん、みっつのワレメがおじさんの目の前にろしゅつしました。おじさんはおおよろこびです。
みそらちゃんのワレメのにおいをおじさんが、くんくん、かいでいます。
「いいにおいがするよ、みそらちゃん。みそらちゃんのおまんこは納豆に似た匂いがするよ、和風だね」
自分も納豆は大好物です。そーか、みそらちゃんは納豆味なんだ。
でも、みそらちゃんはすごく嫌そうな顔をしています。
「じゃあ、そろそろ入れようかな」
おじさんがおまたのエイリアンをしごくようにしながらいいました。
「い……入れる?」
ふあんそうにみそらちゃんがいいました。
「ああ、このエイリアンをやっつけるには、液を吐き出させないといけないって言っただろ? ねえ、まおちゃん」
「うん、白い液でしょ?」
自分はスカートを手で持ってこたえました。
おじさんがまた指をおまたにいれてきます。くちゅくちゅさわられると、すごくきもちよくなってきます。自分からこしを動かしておじさんの手にこすりつけたくなります。
「まおちゃんのおまんこに入れたら、すぐにエイリアンは液を出すと思うんだけどな」
「おま……?」
「ここだよ、ここに穴があいてるの、知ってる?」」
指が、はいってきます。自分のなかに。どこに? おしりのあな? それともおしっこの?
「ここがおまんこだよ」
「あうえう〜」
しらなかったです。おまんこって、すごくきもちいい。
「ここにエイリアンをいれたら、もっときもちいいよ」
おじさんがいいました。エイリアンさんもぶらぶらゆれて、うなずいたみたいです。
「だめであります、まおちゃん!」
顔色をかえて、みそらちゃんがいいました。
「それは、いけないことであります!」
「どうして? とってもきもちいいし、それに、ぼうえいできるんだよ?」
自分はふしぎに思ってききかえしました。
「それは……」
みそらちゃんは口ごもりました。
「さあ、まおちゃん、脚をもっと広げてみようか」
「うん」
「まってください」
みそらちゃんはおもいつめた顔でおじさんを見つめています。
「私がするであります。そのかわり、まおちゃんにはこれ以上なにもしないでほしいであります」
え?
みそらちゃんが……おまたでエイリアンをぼうえいしてくれるんだそうです。
どうやってするんだろう……? どきどき。