桜高軽音楽部活動記録

いけないライブハウス!

11

「に、しても綺麗な色してんなぁ。子供のマンコみてーだぜ」

「クリちゃんもちっちぇえなあ、おい」

 むきっ、と包皮をずらされ、露出した陰核をクリクリされる。

「あっ……あっ……そこ……」

「唯ちゃんはクリも敏感と」

「マンコの穴、さっきからほじってるから、けっこう指入るようになったな」

 男たちがかわるがわる指を出し入れ。

「やっ、あ……あんっ」

「処女膜は破んねーよーにしないとな」

「どうせ破るんだぜ?」

「ばか、チンコで破ってやんなきゃ、唯ちゃんをこんなに可愛く育てたご両親に申し訳ねーだろ?」

「それもそうだ」

 男たちは顔を見合わせてうなずきあう。

「じゃあ、膜破らずに何本指入れられるか、勝負しようぜ」

「おいおい、それよりも、どっちが先に唯ちゃんに潮吹きを覚えさせるかで勝負しよう」

「じゃあ、折衷案で」

「よしきた、先攻な」

 モヒカンが唯の膣に指を挿し込む。

「はうっ」

 男の指がアソコに出たり、入ったり。思ったよりも痛みはなくて、むしろ中をいじられると気持ちいい。さらにいえば、お豆の部分をコシコシされると、思わず声が出てしまうほどだ。

「唯ちゃんの処女マンコの中、キツキツですげーいいぜ? これがチンポなら一瞬でイッちまうかも?」

 抜き差し、抜き差し――このリズム。

 うんたん、うんたん、と同じだ。

 そのリズムで唯もあえぎ声をもらした。

「ほい交代、じゃ二本な」

 スキンヘッドの男の指。異物感が増える。唯はのけぞった。

「はっ……あ……ぁ」

「ぬるぬるだから二本でもいけんじゃん。おーおー、感じちゃって」

 壁をこすられている。その一点で唯はひくんっ、と背筋をそらす。

「このへんか? ん? このへんか?」

 スキンヘッドが探っている。唯の恥ずかしいヒミツを探っている。

「おいおいGスポ責めは反則だぜ」

「って、見てみろよ、唯ちゃんの顔。かわいいねぇ」

「ごまかすな。交代だ」

「おいおい、早すぎねえ?」

 しぶしぶながら、スキンヘッドはモヒカンに場所をゆずる。

 モヒカンは指を三本揃えて、唯のアソコにあてがう。

「これだとチンポとあんまかわんねーな。膜やぶけっちまうかな?」

 言いつつも入れる。

「ひぁっ!?」

 唯は明らかな痛みを感じてはねた。

「入るぜ……入ってくぜぇ……」

「や……っいった……ぁ……」

 ジンジンと痛みが襲う。広げられすぎて、どこか裂けてしまったかもしれない。

「あー、唯ちゃん、がまんがまん。オッパイいじってあげるからさ」

 スキンヘッドは唯の乳首を刺激してやる。その快感で痛みを散らしてやる。

「おっ、サポートサンキュ。おれに勝ちを譲る気になったってか?」

「まさか! いっとくけど、おまえ、指で膜をちょっと破ったんだから、おれの勝ち。つまり、チンコで唯ちゃんの処女膜をいだたくのはおれってことさ」

「いや、このターンで潮吹きさせりゃあ、おれの勝ちだ」

 言うなり、モヒカンは激しく指を出し入れしはじめる。

「いたっ……やぁ……ぁぁ……ぅいぃぃぃ」

 半泣きになる唯。だが、指が唯の奥をえぐると、少しずつ声が変わっていく。

「やっ、はっ、あんっ……あっ、あっ……あっあっあっ」

「へええ、やるな。唯ちゃん、開発順調だぜ」

「ああ、いいマンコだぜ。クリもでかくなってら」

 奥から押し出されたように、唯の陰核は包皮から長く飛び出していた。

 モヒカンの指が膣癖を押し、その部分が押し出されているのだ。

「かわいい顔して、クリは実はでかかったと」

 その部分をつまむ。

「ひゃあああっ!」

 声を高める唯。もう痛みよりも何よりも、快感だけしかない。

「おい、ずりーぜ、クリと同時ってのは」

「うるせ。それよか、唯ちゃんのアクメ顔でも写メしとけって」

「はいよ……っと。ダチに送って自慢しちゃお」

「あーっ! あーっ! あーっ!」

 唯が大きく口をひらく。

 涙目で、何度も首を横に振る。

「中、こすってんの、わかんだろ?」

「ぅわかるぅ……」

「気持ちいいだろ? あ? おまんこ気持ちいいだろ?」

「きもちぃ……」

「じゃ、いってみろ、処女マンコ、指マンされてイッちゃう……てな」

 さらに激しく指を動かす。クリトリスをこすりたて、膣壁の唯の弱点を集中攻撃。

「ゃあああああああッ! それだめっ! もうだめっ!」

「処女マンコ、指マンでイッちゃうだ! ほらっ! やめちまうぞ!」

「ゃああああっ、ゃめちゃあああ、やだ……!」

 唯はおしあげてくる感覚に飲み込まれていた。

 ここでハシゴを外されたら、どうにかなってしまう。

「しょ……しょじょまんこ……っ! ゆびで、ゆびまんこで……いっちゃ……いくぅぅぅっ!」

 弾けた。

 決壊する。

 漏らしてしまった、でも気持ちいい。

「ひゃっは! 潮吹かせたぜ? おれの勝ちな?」

「ちっ……しゃーねーなー。ま、いっか。潮吹くとこ動画で撮れたし」

 男達のやりとりが頭上で交わされていたが、唯にはもはや何のことかわからなかった。

 

12

「田井中ちゃん、ほんっといいタイミングで来てくれたよ」

 呉竹が、律の股間を舐めながら嗤った。ひげがあたって、チクチクする。

「う……あ」

 乳房をもてあそばれたあと、下着をはぎとられ、性器をなぶられていた。執拗な責めだ。
「さすが女子高生……きれいな形と色だねぇ。今時の女子高生だからもっと遊んでると思ったのに」

 律のヘアは薄めだ。その薄いヘアを呉竹はおいそうにしゃぶり、その下の亀裂に舌を移した。

「呉竹さん……なんで……こんな……」

 快感をこらえながら、律は呉竹を睨んだ――いや、睨もうとした。その寸前に、クリトリスを刺激され、表情が崩れる。

「いや、ウチの店は特別なライブをやるんだが、出演バンドがあまりもたなくてね。ま、ひどい道具とか使っちまうから壊れちまうんだが……その点、君たちだったら、大丈夫だ。なにしろ若くて可愛いから、みんな優しく扱ってくれるさ」

「なっ……ライブって……」

「ま、こういうことさ。ロックとセックスは表裏一体だから、音楽で高まった後は乱交プレイで盛り上がろうってこと。結構人気があるんだよ」

「そんなのあたしら……ぁあっ」

「んー、おいしい。田井中ちゃん、おつゆ多いね。飲んじゃお」

「やだ……そんなとこ……吸わ……ないでっ」

 じゅるるる、音をたてて愛液を吸われる律。思わず顔を両手で覆う。

「ぷは……自分ではわかんないと思うけど、田井中ちゃんのマンコはいいよ。最高級だね」

「う……こんな……だますなんて」

「だましてないって。ライブやりたいんでしょ? やらせてあげるよ。もちろん、ギャラも払ってあげる。高校生のバイトじゃ考えられない額だよ。新しいドラムセット買えちゃうくらいにさ」
「え」

「ステージは最低週一。都合つけば週三まで増やしてもいいよ。もちろん、練習のためにここの機材を使ってもいいし。今日の演奏も、気持ち良かったでしょ?」

「う……」

 それは確かにそうだ。ドラムを叩きながら何度もエクスタシーを感じる程だった。あんな感覚は今までなかった。また味わいたい。

「きみたちの演奏には光るものがある。きっともっとうまくなる。ただし、ちゃんとした設備で、しかるべきライブ会場で経験を積めば、の話だ」

 呉竹は音楽関係者の口調で続けた。

「でも、悪いけど、今のきみたちの実力じゃ、どこからも声はかからないよ。ただ、われわれと仕事をするんなら別だよ。映像会社ともツテはあるし、裏ライブで人気が出れば、表ライブだってできるようになる」

 もちろん、その映像会社というのは裏ビデオ業者で、今この乱交も撮影されているのだが……嘘はついていない。

「でも、あたしらはこんなことしてまで……」

「こんなこと? こんなことかぁ」

 舌を中に入れてかきまわす。クリトリスを鼻でおしつける。

「っは! ぅっく……」

「田井中ちゃん、きみのマンコ、おれすげー気に入っちゃった。チンコ入れていいかな?」

 呉竹は顔を律の愛液でテカらせながら言った。

「だっ、だめに決まってるだろ……ぅあ」

 またペロペロされて力が抜ける。

「ほら、田井中ちゃんのマンコは入れて欲しいって言ってるよ?」

「いってなぃ……いってないよっ」

「そうかな?」

 意地悪く呉竹は言うと、律の両脚を抱えて、腰を密着させた。

 ペニスを律の性器に押し当ててこすりつける。

「やだっ! やっ! はいっちゃう……!」

 ぬるぬるの谷間に亀頭をこすりつけ、クリトリスを圧迫する。

「ひゃ……ひゃめぇえええ」

 律が顔をあからめ、額に汗を光らせる。

「ライブ出演契約の件、OKしてくれるよね? もともと、きみちたちが出演したいと言ってきたんだし、ね」

 くにゅ、くにゅ……

 呉竹のペニスが体積を増していく。律の愛液にまみれ、柔肉にこすられることで中年男のペニスも臨戦態勢になっていく。

「いれない……で……やだ……やだぁ!」

「田井中ちゃん、部長さんだっけっか。じゃあ、お友達よりも一足先にオンナになる責任があるよね」

「やっ!ぁ……ああ……あああーっ!」

 律の中に男の肉棒が押し込まれていく。めりめりと。容赦なく。

「っは!」

 律がのけぞる。痛みというよりは、プツン、と何かが裂ける感覚があって、異物感がどっと襲ってくる。

 何かとんでもないものが挟まっているような――ただ、熱い。

「入ったよ、田井中ちゃん……おじさんのチンポで、いま、大人になっちゃったよ」

「ぅ……うそぉ……」

「うそじゃないさ、ほらっ」

 動きはじめる。

 中年男にのしかかられ、熱い、重い、苦しい。

 しかも、臭い息をふきかけられ、唇まで奪われる。

 あ、初体験よりもファーストキスのが後だったとはこれいかに。

 などとらちもないことを考えてしまう。

「やっぱり……田井中ちゃんのマンコっ、絶品だ!」

 動きながら、呉竹が叫ぶ。

「締まる……っ! うねってる!」

 そんなこと言われても、律は締めている感覚はないし、うねらせてもいない。

 でも、ほめられると、嬉しくないこともない。あまりほめられた経験とかないし。

 そうやって、動かされていると、気持ち良くなってきた。もともと、性感を高められている状態だ。

「はっ……あっ……あん」

 息が弾み、視界が朧になってくる。上で動いている呉竹のひげ面が何となしに愛しくなってくるからふしぎだ。

「感じてきた? 田井中ちゃん」

「え? あ、わかんない……あっ」

「よぉし、おじさん、がんばっちゃうぞー!」

 呉竹は尻を激しく動かした。ペニスが律の奥まで入り込み、天井をつつきはじめる。

「やだっ、なに、これ!? やっ、あた、当たってるぅ……あーっ」

 律はわけもわからず、呉竹にしがみついていた。

「ライブ、出演契約するよね? 桜高軽音部として」

 呉竹が耳元でささやく。それが愛の言葉に聞こえてしまうくらい、律の官能は高まっていた。

「する……するよぉ……だから……」

 キスをせがむように唇をとがらせる。

「もっと、して」

つづく