桜高軽音楽部活動記録

いけないライブハウス!

13

「ふっふふ、すばらしいオッパイだ」

 オーナーは目をつけていた紬の乳房にペニスをはさんでいた。

 紬はおとなしく、オーナーの言うなりになっていた。

 最初、紬に挑んだのは若い男たちだったが、オーナーに一喝されて場所を譲った。今は、オーナーのおこぼれにあずかろうと、周囲をとりかこんでいる。

「高校一年生でこれほどとなると……将来が楽しみだな」

「ありがとうございます」

 紬は目をふせて小声で言った。

「礼儀正しいな……怖くはないのか?」

 ついと上目遣いになる紬。すぐに伏せる。

「怖いけど……興味はあります」

「ん?」

「これ……パイズリってやつですよね……一度してみたかったんです」

 紬は熱心に自分の胸でオーナーのペニスをこすっている。強制されているだけではない。

「おもしろい娘だ」

 オーナーは紬の頭をなでた。

「わたし……家が厳しくて……こういうことに興味があったけど、機会がなくて……だから、怖いけど、せっかくだから、と思って」

「ほほぅ、そうか。じゃあ、男とこういうことをするのは初めてか」

「はい」

「じゃあ、そのままくわえてみなさい」

「……はい」

 目を閉じて、乳の谷間から飛び出した亀頭を口に含む。

「おっ……おお……」

 オーナーが意外そうな声をあげる。

「う……うまいな」

「想像はしていましたから……ちょっと練習くらいは」

 紬は、亀頭の周囲に舌をはわせ、それから音を立ててキスをする。

「き……気持ちいいな……」

「ここはどうですか?」

 亀頭を乳でぎゅっとはさみ、にゅるんと出てきたところを、ちゅばっと吸う。

「おっ……あ……」

 オーナーがうめく。

「ほ、ほんとうに初めてなのか?」

「はい」

「ほんとうにほんとうだな?」

 あまりのテクに疑わしくなってきたらしい。

「尻を出してみろ。確認してやる」

「え……は……はい」

 さすがに恥ずかしいのか、耳まで赤くした紬は、言われたとおりにステージに四つん這いになった。

 白くて大きなお尻だ。形もいい。男たちは全員、とろけそうな目をその尻に集中させた。

「まったく絶品とはこのことだな」

 オーナーは半ばあきれたように呟く。彼にいわせれば、澪がいくら美形でも、唯がロリ可愛くても、律がマニアックなファンに好まれそうでも、女としては紬にはとてもかなわない。別格だ。

 もちろん、澪たちにも若さゆえの魅力はあり、男としての欲望も感じる。だが、紬にはそれとは異質なフェロモンがある。女として完成しているのだ。15、6歳ですでに。

 しかも、だ。

「処女だな……本当に」

 本当の意味で鑑賞に耐える性器は少ない。紬はその希な例だった。完全に左右対称の小陰唇、粘膜は薄ピンクで、きらきらと濡れ輝き、白人のそれよりも色素が薄いのではと思わせる。

 その膣口を広げると、完全な処女膜が残されていた。

「宝くじ並だ……これは」

「なにがですか?」

 聞き返す紬。オーナーは、少年のような高ぶりを感じているようだった。

 その証拠に、ペニスがほとんど垂直に屹立している。ぴくんぴくんと脈打っている。

「い……入れるぞ」

 思わず声がうわずった。まわりの男たちは心底うらやましそうに眺めている。

「まってください」

「今更おじけづいても……っ」

「いえ、そうじゃないんです……できたら、初めては、こっちで……」

 紬は自らの手でもうひとつの穴を広げた。

 肛門だ。しかし、そこは排泄のための穴とは思えぬほどの美しさで、広げられた部分はジュエルのような鮮やかなピンクだった。

「ずっと想像してたんです……大好きなお友達といっしょに……たくさんの男の人たちに……おしりから、されることを」

 紬の熱っぽい視線は、男達に陵辱されている澪に、唯に、律に向けられていた。

「ああ……澪ちゃん……なんていやらしい……唯ちゃんがあんなあえいで……律も……女の子なのね、すてきよ……」

 そうこうするうちに、紬の性器からは愛液が独りでにこぼれだしてくる。

 それを指にとって紬はおしりの穴になすりつける。

「お願いです……お、おしりから……犯してください……」

 そして、振り返っておねだり。

「おっ、おおおおっ!」

 オーナーは紬のアヌスに男根を突き入れていった。

「あっ! あああ……おしりに……っ! おしりにぃぃぃっ!」

 紬が乱れる。大切な仲間たちと一緒に陵辱される快楽に背徳に満悦する。

 

14

「じゃ……澪ちゃん……最初にオマンコするチンポ、選ぼうか」

 鼻ピアスが言い、澪の周囲を三本のペニスが取り囲む。

「そんな……えらべない……」

 澪は消え入りそうな声で言う。さすがにもう逃れられるとは思わないし、全身の疼きはどうしようもなくなっている。押し倒されて貫かれるならば――しかたない――くらいには覚悟を決めていた。

 でも、選べと言うのだ。

 鼻ピアスのペニスはほどほどの大きさだ。形も整っている――基準がわからないが。

 金髪カラコンのは、長くて細い。反り返っている。

 日サロマッチョは、太くてやや短い。

 迷いに迷って思考停止に陥った澪は、鼻ピアスのペニスを指さしていた。

「へへ、一番乗り」

「ちっ」

「早く順番回せよ」

 鼻ピアスは、澪の股を開かせると、対面座位の形で抱き寄せた。

「澪ちゃんの処女、いただきだ」

 澪は今更ながら恐怖に陥った。初めての時はめちゃくちゃ痛い、と聞いていたからだ。痛いのは苦手なのだ。

「い……痛くしないで……痛いのは……っ」

「最初のうちだけさ」

 鼻ピアスは言うと、無造作に挿入する。

「やっ……あ……」

 秋山澪の未開の膣に男の亀頭が押し当てられ、押し込まれていく。

 違和感。

「あったけぇ……澪ちゃんの中」

「うそ……っ、だめっ!」

 鼻ピアスは澪の尻を掴む。澪自身の腰の動きで貫通するように、引き寄せていた。

「い……いた……ぃたぃぃぃっ」

 引き裂かれた瞬間の衝撃。

 澪はのけぞった。逃げようとした。それを抱きすくめられた。

 熱い男の胸板に顔をうずめる。

 あ……ちょっと……落ち着く……かも

 だが、すぐに痛みがぶり返す。奥に、どんどん奥に入ってくる。今まで何も入れたことのない部分に、他人の肉体の一部が侵入してくる。

「あ……だ……だめ……」

 澪は腰を浮かそうとする。だが、男が突き上げる。ひん、と鳴く。

 髪が乱れる。男の胸板に自分の乳房が当たり、変形する。汗がまざって、ぴちゃっぴちゃっと音をたてる。くっついたり、離れたり、同時に澪の性器の中を男根が行ったり来たりする。

「やっ……あ……ああ……」

 痛い、ひどい、突かれて……でも。

「澪ちゃん、もう感じてんの? エロいなぁ」

「ちっ、ちがっ……ぅっ! あ……はぁぁっ!」

 脳が痺れる。痛くないわけじゃないのに、ダメなはずなのに、何か突き上げてくるものがある。

「澪ちゃんのオマンコ、すっげー気持ちいいぜ」

 いやらしい言葉を耳元でささやかれ、澪の視界が潤んでいく。声をとめられない。どんどん高まっていく。

「あっ! あんっ! はぁっ! やぁ……っ!」

つづく