おれの目の前に、苑子の大事な部分が開かれていた。
あいかわらず、ツルツルな子供の性器だ。でも、そろそろ産毛が濃くなってきたかもしれないな。
知らないおじさんに刺激されて、真っ赤に充血したラビアがワレメちゃんからちょっとはみだしている。クリはまだ包皮の中だな。
おしりの穴もばっちりだ。尻を思いっきり広げているので、肛門も菊の形を保っていられず、左右に引っ張られて、内部の粘膜を見せている。濡れたような濃いピンク色。あいかわらず奇麗だ。
おれは足もとにころがっているおっさんに一瞥をくれた。いくらおれが太っ腹でも、大事な苑子をくれてやるほど気前はよくない。すんでのところで背後に忍び寄り、音もなく後頭部に一撃――死なない程度にぶちこんでやった。
だが、どうやら苑子は選手が交替したことに気づいていないらしい。
くっくっく。これはこれでおもしろい趣向だぞ。
「やめてぇ……入れたりしないで……」
苑子がぐすぐす鼻を鳴らしている。おれは無言のまま、たっぷりめのおしりの双肉をつかんで広げ、子供の排泄孔と膣穴をぱくぱくさせて楽しんだ。
これはいやらしい光景だな。アップでみたいぞ。
おれはかがんで苑子のおしりに顔を埋めた。
「えっ!? あ、おじさん――」
振り返ろうとする苑子だが、かがんだおれの顔は見ることができない。
もう少しサービスしてやろう。
苑子の広がった尻穴を舐めてやる。
「あひゃあっ!?」
苑子が飛びあがる。ここが苑子の弱点なのだ。以前、たっぷり時間をかけて開発してやったからな。
「やっ、やっ、やめっ……」
じだんだを小刻みに踏みはじめる。むろん、おれは逃がさないように苑子を捕まえながら、さらに肛門への責めを続ける。
「いやっ……そんなトコ……くはあっ!」
れろんれろん、入口近くの内側を舌先でなでるように愛撫してやる。
「くっ、あっ……なんでぇ……」
苑子がのけぞる。混乱している。なぜ、初めて会った男が的確に自分の性感帯を突いてくるのか、理解できていないのだ。
ふはは。答えは、開発責任者が愛撫も担当しているからよ、ワトソンくん。
おしりへの責めで、前の方もさらに潤いを増している。おれは指でワレメをいじくった。熱く火照った粘膜がぴちっと指に吸いついてくる。いい感触だ。
「はんっ……だめ……触らないで……」
苑子の拒絶が弱々しくなってきたな。うむう。
クリトリスをくすぐってやる。ぴくぴくぴくっ、と苑子が身体を痙攣させる。指で包皮をずらすと、かわいい肉芽の先端があらわれる。その部分は敏感すぎるからあえて触らずにおいて、そこにほど近い、尿道口のあるあたりを指の腹でマッサージする。
「んくっ……うあ……う……おじさん……だめ……」
苑子は、おっさんにいじくられているとまだ思っているらしい。なんとか指のポイントをずらそうと腰を動かしているが、それがかえって指と粘膜の摩擦度を高めてしまっている。
「あう……あはあっ……!」
ずいぶんと甘い声がでるようになってきた。なんとなくだが、おれは失神しているおっさんに嫉妬じみた感情を抱いた。おっさんに愛撫されていると思いこんでいる苑子の身体は、それでもきちんと反応して、確実にできあがりつつある。
おれは苑子の性器を指でつまんで揉みながら、アヌスの奥への攻撃を激化させた。舌をとがらせて、さらに奥を突いていく。
「あっ、あああっ……だめぇ……おじさん……もうやめ……ぇぇっ」
おしりが動いている――が、もう逃げようという動きではない。愛撫に迎合した動きだ。苑子の肉の合わせ目からしみ出るぬるぬるの液体は、もはや、内股を伝ってしたたり落ちるまでに漏出の度を高めている。
指を入れてやる。
「ああんっ」
苑子が喜悦の声をあげる。
指が締めつけられる。苑子の胎内の粘膜がうねうねと蠕動して、指を吸いこんでいくような感覚にさえとらわれる。ぴちぴちの肉壺は、それ自体が独立した生き物のようだ。思いきって、奥までえぐってみる。
「くはああっ!」
苑子の秘部を指でゆっくりかきまぜる。そのたびに、奥の方のひだがからみついて、動きを封じようとしてくる。ねっとりとからみついて、融かそうとしてくるかのようだ。
「はああ……はあん……」
うっとりとしたような声を苑子は出している。指を引き抜こうとすると、きゅんきゅん締めあげてくる。
「あ……抜けちゃ……う」
ちゅぽん、と音をたてて、指が抜ける。残念そうに苑子が鼻を鳴らす。
この野郎――どうしてくれようか。
おれは無言で苑子の入口にペニスの先端を押し当てた。いやあ、水着って便利だ。ワンアクションで挿入可能体勢になるもんな。ぺろん、ビュンッって感じで、楽チン。
「は……あ……」
粘膜の感触で、それがペニスだということは苑子にもわかったのだろう。身体をかけめぐる緊張が伝わってくる。
「あ……だめだよぉ……それだけは……ゆるして」
声が震えている。おれは苑子の尻をつかんで、ぐいっと引き寄せる。先端が入口をかき分ける。
「ひ……やめてぇ……お願い……入れないで……」
おれは一気には入れず、じりじりと中に侵入していく。苑子がジタバタするので、足が床に着かないようにちょっと持ち上げた。
「おにいちゃん、助けてえっ!」
絶叫する。その声に嗜虐心をそそられる。挿入をなおも続ける。苑子のまだ幼い部分がむりやり広げられていく。
「あう……おにいちゃ……たす……けて……」
泣き声がかすれていく。
「ひ……ひ……ぃぃ……」
深々と、挿しこんだ。
苑子の身体が小刻みに痙攣している。
「うえ……あ……あ……」
泣いているのだ。犯された実感がわいてきたのかなあ。
おれは可愛い苑子をバックから突きまくった。小さな身体が機械類に押しつけられている。けっこう痛いだろうに、苑子は声も出さない。ひくひぐ、しゃくりあげるばかりだ。
それでも、苑子の膣の具合は最高だった。陰唇もふっくらと脂肪が詰まっていて、ピストン運動でその部分に当たるたびに、さらなる快感が襲ってくる。フカフカでヌルヌルでキツキツ――それが苑子の道具のキーワードだ。まだちっちゃいのに、かなりの高スペックなのである。
「ひっ……ひっ……くふ……」
泣きじゃくりながらも、苑子の身体が燃えているのは明らかだ。その証拠に、さっきから時折、何かに耐えるように息を詰めている。よがり声をあげまいとしているのだろう。
ふふん、無駄な抵抗を。
おれは苑子を突きながら、彼女の弱点に同時攻撃を開始する。むろん、おしりの穴である。さっき、舌でたっぷり可愛がってやったので、その部分は充分潤っている。指で入口をほぐして、にゅるっと挿入してやる。
「ひぅっ! くはあっ!」
がまんできずに苑子は声をあげた。ざまをみよ――おれはピストン運動と指を連動させて、二穴責めを敢行する。
「ひゃめっ! ひゃあっ! あはあっ! おじ……さ……あはぁ!?」
苑子がはしたなく声をあげる。こらえていたぶん、いったん堤防が決壊してしまうと、押しとどめようがないのだろう。
「らめッ……! ひぃやあああッ! そこッ! そこ、感じるよぉぉぉッ!」
直腸を指で抉る周期と、膣奥を亀頭でつつく周期が交差するタイミングで、苑子は強く感じるようだ。ぐりぐり、つんつん、ぐりぐり、つんつんを繰り返してやる。
「あはあああっ! おじさんぅ……きもちいいよぉっ! おかしく、おかしくなっちゃうよおおっ! あはっ、ああああっ! なあああああっ! いひいいいっ!」
パイプにしがみついて、苑子は自分から腰を振りたくる。快感の暴風雨のなかで、身悶えしながら、少女は汗腺を全開させ、性臭をたっぷり含んだ汗を噴き出させる。
むせかえるようなプレ・ティーンのフェロモンに陶酔しつつ、おれも最後のひと鞭をおのれ自身にくわえる。
激しい、激しい、ダブルピストンだ。
苑子の秘部の粘膜が摩擦で燃えあがる寸前まで、その速度をあげていく。
「すごっ、すごいよおっ、おじさんっ! あひぃっ! ひゃうあっ! ひくぅ……いひっちゃうよぉ……!」
苑子がびくんびくん身体をわななかせる。膣がきゅぅぅぅっと絞られて、おれのペニスを食いちぎりそうだ。肛門もそうだ。指が食べられてしまう。
先端が子宮に当たっている。固く閉ざされた天井のざらざらした部分に、おれは亀頭をこすりつける。ゴシゴシゴシと音が聞こえるくらいに――そこはおれの、おれだけのものだとマーキングするかのように。
「いひぃぃぃぃぃぃくぅぅぅぅぅぅぅっ!」
生殖器官同士の激しすぎる接触に、苑子の意識が弾き飛ばされたようだ。細い背骨が折れそうなほどにのけぞって、絶頂に達する。
おれも、耐え切れない。耐えられる、わけがない。
爆発のような衝動とともに大量の精液を、苑子の中で飛び散らせていた。
苑子がガクガクガクッと崩折れる。苑子から引き抜いたおれのペニスから、まだ出し終わらない精液がこぼれでて、足もとに寝転んで白目をむいているおっさんにも垂れ落ちた。
うぎゃあ、おっさんの下半身にかけちまったぜ。しかも、このおっさん、気絶しながらも、まだ勃起が続いてやがる。これも朝立ちの一種なのか? これだとまるで……このおっさんが射精したみたいにも見えるな。
おれはぐったりしている苑子を放置して、抜き足差し足でその場から遠ざかる。
建物から出て、しばらく待った。
すると――苑子がドアから顔をのぞかせ、周囲をきょろきょろ見まわしつつ外へ出てきた。
水着の上はかなりずれていて、半分おっぱいが飛びだしかけているし、ボトムの横の部分がよじれて裏地が見えている。あわてて水着を着けたのがモロわかりだ。しかも、水着の股間のシミ――今も少しずつ中から垂れてきて、その面積が広がりつつある。
おれは偶然を装いつつ、苑子の前に立った。
「おっ、苑子じゃないか。どこ行ってたんだ?」
一瞬にして少女の顔が凍りつく。顔色もみるみる変化していく。
「あ……あの……」
声が震えている。
「ちょっと……用事があって」
「そういや、どっかのおっさんと歩いていたな? あのおっさんはどこ行ったんだ?」
わざとらしく首をめぐらせながら、おれは質問した。苑子の目が例の建物に向かいかけ、あわてて伏せられる。
「あのおっさんとナニしてんだ? ん?」
おれは苑子に視線をからみつかせた。苑子はぎゅうっと自分の身体を抱きしめた。
「あの……あの……」
「なんだ? あの……じゃわかんないだろ? もしかして、知らない人に何か迷惑かけたんじゃないか?」
おれはコンクリートの建物に顔を向けた。
「あの建物のなかにいるのか? いちおう、あいさつしとかないとな」
「だめえっ!」
苑子が大きな声をあげる。
「行っちゃだめ……おねがい」
大きな目からぽろぽろ涙がこぼれ出す。
「なんだよ、どうして泣いてるんだ?」
「ごめ……ごめんなさ……わた……わたし……」
顔をおおって泣き出す。
「も……お……おにいちゃんのおよめさんに……なれな……いい」
「はあ? なにいってるんだ、おまえ」
おれは泣いている苑子の肩をつかむ。
「まさか、やられたのか?」
びくぅっ、と苑子の身体が震える。
「ご……ごめ……な……」
もう嗚咽で言葉にならない。ああ、かわいいのう。
ぎゅっと抱きしめてやりたいのをこらえて、おれは激昂したふりをする。苑子の肩をつかんでゆさぶった。
「なんだ? 見ず知らずのおっさんにヤラせたのか!?」
苑子の股間に指をつっこむ。
「ああ、なんだこのぬるぬるは! ザーメンじゃねえか! おいおい、中出しまでされちまったのか!」
「だって……だって……うわああああん」
声を放って大泣きだ。
「なんてガキだよ――見ず知らずのおっさんとセックスするわ、しかもナマで膣出しまでさせて――」
おれは苑子の耳元にささやきかける。
「気持ちよかったんだろ?」
「うああああん……ひぐっ、ひぐぅぅぅぅ」
「イッちまったんだろう、気を失うくらい激しく……おれとした時みたいに」
「ひっ? ひくぅっ――ひくっ」
涙をいっぱいためた苑子が、しゃくりあげながらおれを見あげている。
そろそろ種明かしをしてやらないと一生恨まれるだろうな――と思いつつ、おれは愛しい苑子の涙に唇をつけた。