■8
さすがは男子、美耶子よりもはるかに早いペースでのぼっていく。一方美耶子は頂上まであと1メートルというところでペースがダウンしている。なにしろ、今日一日の露出プレイのおかげで、全身が敏感になっているところに、同級生の男子に視姦されまくりだ。身体にロープがこすれるだけで、感じてしまう。
「や……急がなくちゃいけないのに……力がはいんないよぅ」
胸のあたりはネットに押しつけすぎて縄目の跡がついている。乳首はささくれたロープに幾度となく擦られて、小指の先ほどまで勃起している。
クリトリスは美耶子自身には見えないが、さまざまな方向から捉えているカメラには、そこが快楽を主張して屹立しているところがバッチリ写されている。あそこまでクリが勃起してしまうと、風が当たるだけでもかなりの刺激を受けるだろう。できあがった時の美耶子の感度のよさはちょっとすごいものがある。なぜおれがそれを知っているかについての事情はふせるが――ア○ネス的に。
「あ……もう、アソコ、ヌルヌルできもちわるい……」
美耶子の内股はべっとり愛液で濡れて、くるぶしまで垂れてきている。
「も……だめ……ぇ……がまん……でき、な……」
脚を思い切り広げると、ワレメをネットにこすりつける。縦のロープがワレメを擦り、クリトリスがひしゃげる。
「くぅううううん!」
壁にはりついた蛙のような格好で、おしりを上下させる美耶子。ランドセルががしゃがしゃ鳴る。
「き、きもちいい……きもちいいよぅ……!」
衆人環視のもと、全裸でオナニーを始める宇多方美耶子、11歳。をい。
自分の意志で腰を動かして、さらなる快感を得ようとする。
じゅんじゅんと膣から分泌される液体がネットにしみこみ、色を重く変えていく。
「はああ、おっぱいもぉおお」
乳首をネットの交差部分にあて、クリクリとこすりつける。
「しゅ、しゅごひっ!」
のけぞる美耶子。
「クリちゃんもぉっ!」
下半身をネットにこすりつけ、ゴシゴシと。
それによって得られた快感で甘い声を放つ。オスを惹きつけずにはいられない声を。
「う、宇多方!」
先頭の男子が美耶子の足首を捉える。
「田中!?」
男子が追ってきていることを失念していたらしい美耶子が驚きの声をあげる。
「鈴木も、宮田も、他の男子も……なんで!?」
「こんなの見せられてじっとしてらんねえよ」
むき出しの美耶子の尻に顔を寄せる。
「やっ! ばか! 顔ちかづけんな……やめ……ぇ」
声が弱くなる美耶子。
局部に鼻息が当たるほど男子の顔が近づいている。
「すげえ……すごすぎる……宇多方のまんこがこんな近くに……」
大きく広がった美耶子の股間は、少年の視界に肛門と膣口と尿道孔の三つの穴をさらしていた。
「すごい、ふしぎな、匂いが……する」
くんくんと嗅ぎまくる少年。
「やだ! 匂い、かがないでぇ! かぐなってばぁ!」
「ケツの穴なのに、なんでいい匂いがするんだ? ああ……」
スーハースーハークンカクンカ。
田中くん以外の男子も美耶子の股間の鼻面を突っ込むようにして匂いを嗅ぐ。
「ほんとだ……! 生ぬるいってか、へんな匂いだ……でも臭くはないや」
「小便の匂いはちょっとするけどな……」
「それはっ! もうちゃんと拭いてもらったし!」
変なところで反論する美耶子。
「な、触っていいか?」
震える声で田中くんが言う。
「え? なに言って……ひゃあ!」
美耶子が声をあげる。
「どこ、さわ……! っちゃだめえ! やあああ!」
「すげ、ヌルッて指入った」
田中くんが感動に震えた声を出す。
左手と両脚で体重を支え、あいた右手をつかって、美耶子の膣に指を出し入れする。
「宇多方のまんこに指入れた……すげえ、おれすげえ」
「ば、ばかっ! そんなことしたらだめ! だめなんだからぁ!」
余裕のない美耶子の声。それは怒りでも嫌悪でもなく、感じてしまうことへの恐れが出させた声だったのだろう。
「なんか、す、すいついてくる……すげえ、指が宇多方のまんこに食べられちまう」
「ちが……っ! 抜いて! はやく抜いてよぅ……!」
「熱い……宇多方の中、プリプリしてて、指にいろいろ当たる……これって」
指を奥まで差し込んでいく。少年の好奇心は強烈だ。遠慮会釈なく少女の秘密を暴こうとする。
「ああああああ! 奥っ! だめ! だめえええええ!」
「おっあ、締めつけられる……抜けね……!」
キュンキュン締まる美耶子の膣に指を取り込まれ、びっくりした田中くんはむりやり指を引き抜いた。
「ひゅっ!」
その刺激に、美耶子の体軸がぶれる。軽く絶頂に達してしまったか。
「た……田中にイかされるとか……ありえない……」
泣き声でつぶやく。
■9
「いまの反応、すげー」
言いつつ、美耶子の胎内に入れていた自分の指の臭いを嗅ぐ田中くん。さらにぺろりと舐める。
「うん塩味」
「しね!」
美耶子の脚が伸びて、田中くんの顔を蹴る。バランスを崩した田中くんはネットから落下する。下には安全ネットがあるからケガはしないだろう。
ついでにじゃまっけなランドセルも一緒に落とす。
「逃げなきゃ……!」
身軽になって上を目指そうとする美耶子だが、その足首がまたもや掴まれる。
しかも左右同時にだ。
「次はおれだ」
「いや、おれだって!」
「鈴木! 宮田! あんたたちのどっちでもないから! もお!」
田中のいたポジションに這い上ってこようとする男子にキレ声をあびせる美耶子。
「じゃあ、同時に」
「だな」
基本的に鈴木くんと宮田くんは友達同士らしく、なかよく場所を分け合った。
「やだああああ!」
田中くんへのキック攻撃のためにさらに脚を広げた格好になった美耶子のその部分を、鈴木くんと宮田くんがいじくり始める。
「穴はおれな」
「じゃあ、おれはこのポッチ」
膣とクリトリスを同時にいじくる。
「やんやんやん! それだめ! 反則、はんそくぅ!」
二人とも初めてらしく、おっかなびっくりな触りかただが、敏感なクリトリスはちょっと転がされただけで気絶しそうな快美感を美耶子に与える。それは膣に間違いなく波及し、同級生の男子の指からの刺激を快楽に転化してしまう。
「あああああっ! だめ! やあああ! 気持ちいいっ! うそっ! そんなことないっ! あああああ……」
わけもわからず声をあげる美耶子。
「すげートロトロだぁ……手がすぐにべとべとになっちまう」
「ここおもしれーな。つまむたびに、きゅってなるぜ」
美耶子の性器は少年たちの好奇心を満たす玩具に堕していた。
救いがあるとすれば、彼らも自分の体重を支えるため、片手しか使えないということだった。
だが――少年たちには「数」があった。
■10
他の少年たち――いったん下に蹴落とされながら復活した田中くんも含めて――は美耶子のおしりの穴に標的を絞ったようだ。
もともと子供は肛門が好きなのだ。
美耶子の排泄のための穴に少年たちは食指をのばす。
もともと無防備な姿勢の美耶子は、少年たちのなすがなままにそこを開かされた。
「やああああああ! おしりの穴、ひろげるなああ!」
実はそこが性感帯でもある美耶子は危機感を感じて叫ぶ。
「すげーひろがんぜ、宇多方のケツの穴」
「やわらけーな、どんな太いうんこしてんだ?」
「お嬢のイメージ崩壊だな」
そこが柔らかいのは、おれが美耶子に対して性的なトレーニングを施しているせいなのだが、ア○ネス的な理由で詳細は伏せる。
「でも女子のケツって妙に丸くてやらけーな」
「ああ、なんか、顔をうずめたくなるよな」
「あ、おれもそれ思った」
「やってみるか?」
少年たちの好奇心の強さは地球の自転のパワーに等しい、なぜならば、それこそが「明日」を生み出す力だからだ――とは誰の言葉だったろう。あ、おれだ(今考えました)。
美耶子のおしりに少年たちはかわるがわる顔を埋め、弾力と匂いを楽しんだ。
「うう……もうやめて……おねがい」
「って言われてもなあ」
調子に乗った少年は少女の懇願くらいではひるまない。
「宇多方の尻の穴であそんでみてーし」
言いつつ、左右に広げた肛門に指を――
「ん、あああああああああ……」
美耶子があえぐ。
「お? すげえ反応――おい、指がすんなり入ったぞ? ぬ、ぬるぬるしてる……」
「ら、らめえええ! お、おしりはらめなのおおおおお!」
切迫した美耶子の声。ただでさえ全身を責められて、さらに弱点のアヌスに指を入れられたら――
完全にスイッチが入ってしまう。
「お、おおお、まんこ、きゅーってなる!」
「ポッチも、ぐにって皮から出たきた!」
「おもしれー、ケツが好きなンじゃね? こいつ」
「よし、もっとやろうぜ」
少年たちは代わる代わる美耶子の穴をえぐる。
指で。最初は一人ずつ一本の指だったが、じきに二人がかり、二本の指で肛門と膣をこすりたてはじめる。
柔軟な美耶子の穴はその責めも受け入れてしまう。
「お、おっ、あっ あ! あ! あ! あひゅうっ!」
美耶子は蜘蛛の巣に捕らわれた蝶のようにがんじがらめになり、おしりを突き出し、穴を責められ続けた。
ぽとぽと愛液と腸液を垂らしながら、嬌声を上げ続ける。
勢いづいた少年たちはついに同級生の少女の性器に口をつけた。クリトリスを舐め、吸い、美耶子を絶頂に押し上げ、膣の内部を舐め回し、嗚咽を引き出した。
「すげー、女ってすげーな」
「宇多方にこんなエロいイタズラできるなんてな」
その間も美耶子のクリトリスをつまんでこすりたて、膣に三人がかりで指をねじ込み、アナルの内部の粘膜を舌でえぐっている。
「も、いくぅうう! いっちゃううう! ああああああああっ!」
何度目かの絶頂を強制的に味あわされる美耶子。だが、少年たちの愛撫は拙いばかりでなく、本当の奥までは届かない。どんなにイッても完全には満たされない。もう子宮がたまらない。そこを熱いほとばしりで満たしてもらわない限り、美耶子はイききることができない。
「……ねがい」
「あ?」
「……ねがいだから……ンチンして……」
「宇多方おまえ何いってんの? まだやりてえの?」
「オチンチン……ほしいの……おねがい、だからぁ……」
少年たちは顔を見合わせる。
「チンチンって」
「あれか? セ、セックスか?」
「やってほしいのか、宇多方」
「……もうがまんできないよぅ……だれでもいいから、入れて……」