ばか……
昨夜だって……気づかなかった。
隣に――隣にいたのに……
***
コツンって音が……壁から……やっぱり壁の向こうにだれかいる。声を出したら、聞こえちゃうかも――そして、起きちゃったら、苑子のいないことに気づいてしまうかも――
声をこらえようとしたけど、おじさんは許してくれない。
「すごいな……小学生のくせに、こんなおおきなおしりをして……」
「はぅあ……おじさん、そこはダメ……そこだけはぁ……」
感じすぎちゃうの。苑子のいちばん弱いトコなの。だからダメなのぉ……
「だって、こんなに広がるよ? アナルで感じる淫乱小学生め」
おじさんが、苑子のおしりの穴を指で広げる。そして、ぴしゃぴしゃたたく。
「はゃぁっ! やんっ! やめてぇ……おじさん」
叩かれたおしりが熱くて、ひりひりするけどそれがいやらしくて、前の穴にそれがひびく感じで、声を、声を、こらえられない。
「はあああんっ! いやああああっ! んぅぅぅぅぅっ、んっんっんぅっ!」
おじさんにおしりをペンペンされて、おしおきされてる。でも、キモチいいの。苑子のあそこからおつゆがぷちゅっ、ぷちゅっとこぼれだす。
「おや? おしりをぶたれたのに、どうしてそんなにおまんこが濡れてるのかな?」
「はぁ……う……そんなことないよぅ」
おじさんの意地悪な声に苑子は泣きそうになる。だって……だって……おしりにそんなことされたら……
前のトコロにも、ほしくなっちゃうよぉ……
「おまんこには、さっきたっぷり中出ししてあげだろう? まだ足りないのかな?」
お風呂場で。お兄ちゃんのオチンチンをおくちでしながら――お、思い出しちゃう。
「ふぇ……だって……だって……」
声がふるえる。アソコがもうめちゃくちゃになってるのがわかる。おにいちゃんのオチンチンの味を思い出しちゃったから――
「もう一度、おまんこに入れてほしいんだ?」
おじさんが訊いてくる。わかってるくせに。
でも、言えない。おにいちゃんが隣にいるかもしれないのに……っ
壁の……壁の向こうに……あ……衣ずれの音が……
いる。おにいちゃんが、聞き耳をたててる。もしかしたら……オチンチン大きくして……
「おじさん、入れて……ほしいの」
苑子はあえぎながら、おしりをフルフルさせた。
もうどうしようもない。オチンチンを入れてもらわないと――おかしくなっちゃう――
「苑子のおまんこ、パピィのおじさんのオチンチンでかきまぜて……っ」
自分でアソコを広げて……おねだりして……
「行くよ……お風呂場ではバックからだったから、仰向けになって」
言われるまま、ふとんにあおむけになる。シーツが火照った背中とおしりには冷たく感じる。
おじさんがのしかかってくる。苑子はおじさんの背中に腕をまわした。大きい。ぷよぷよしてる――おにいちゃんの固い感触とはぜんぜんちがくて――
キスされる。舌が入ってくる。頭がカーッとなる。
タバコくさいおじさんの舌が口の中をはいまわる。いいのかな、小学生なのに――受動喫煙にならないかな。
でも、すぐにそんなことどうでもよくなって、夢中でおじさんにしがみついていた。
ちゅぽん――って、おじさんの唇が離れた。あたりが白くなってる。なぜ?
「ふふ……メガネが曇るくらい、キスはよかったかい?」
「ん……あ……ボーッとなるよ」
キスってすごい……
「おっぱいも揉んであげる」
「は……あ……」
おじさんがおっぱいをモミモミする。キスしながら。それから、乳首を吸いながら。すごい。なんだか――恋人どうしみたい。
おじさんの顔が下に移動して、脚の間にくる。クリトリスをしゃぶられる。また頭のなかがカーッとなって……
「ん……くぅ……そ、そこっ」
自分から、あそこをおじさんの顔に押しつけてしまっていました。
もっとなめて。もっといやらしく、して。
「はは……さっき出したのが出てきたよ。自分のを舐めるのは変な気分だね」
おじさんが言う。さっきの――お風呂場での――洗ったんだけど、奥に残っていたみたい。
そうなんだ。もう、おじさんとはしちゃってるんだ。お風呂場で、そしてこの部屋でも――あれ?
この部屋に来たのはなんのため?
ぜんぶ、なかったことにしてほしかったから?
それとも、おじさんと、えっちしたかった?
「はぁ……おじさん……も……だめぇ……だめだよぉ」
苑子はおじさんにおねだりしてた。もうがまんできなかったから。自分の気持ちに、気づいてしまったから。
「じゃあ、入れるよ」
おじさんが苑子のおまたを抱えるようにして、位置を合わせる。入っていくところが苑子にも見えるように。
苑子の白いおまたが、おじさんの赤黒いオチンチンにこじあけられていく。
にゅぷっ……じゅぷっ……
湿った音が聞こえてくる。はまってる。信じられないけど、苑子のおまんこ、おじさんを受け入れてる。苑子、小学生なのに。えっちなおじさんが相手なのに。でも、気持ちいい。
おじさんはもちろんコンドームなんてつけてない。きっとまた中で精子出されちゃう……
「おお……おまんこの中……締めつけてくる」
「あぁ……そ……そんな……ひぃ……っ」
「奥に当たってるの、わかるかい?」
「ぅ……ん……わか……る」
「気持ちいい?」
「……ぃぃ……きもち……」
「おじさんも気持ちいいよ……苑子ちゃんのおまんこ……最高」
ささやきかけてくる。いやらしく。だめだめだめ……そんなふうに耳元に息をかけられたら……っ
でもでも、声を出したら、隣の部屋に聞こえちゃうかも……
おじさんは苑子のなかで浅く、浅く、そして深く……っ! 奥に届いて……っ!
すごくじょうずに動くんです。苑子が感じるところばかり……
もう……も……だめっ!
「やっあっ……おじさん……おじさん、イッ、イッちゃう……っ!」
大きな声が出た。だめーっ、もうがまんできないっ!
「はああんっ! お、おじさんっ……きも……ちいいっ!」
「いいよ……いきなさい」
パンパンパンって、たたきつけてくる。奥が奥が奥が……熱くてとけちゃう……おまんこ、とろける……っ!
「あっ……あっ……いくっ……いくぅっ! くぅぅん……っ!」
「おふぅっ……っ」
おじさんが苑子の中で――いちばん奥で――精液を出してる。わかるんです。子宮が――それを欲しているから――
「あ……あつ……い……よぉ……」
ジーンってしみるような――初めての感覚。子宮が、満たされた感じ。
苑子、泣いてました。嗚咽がこみあげてくる。でも悲しいんじゃなくて。初めて、ほんとうに満たされた気がした。
おじさんがキスしてくれる。苑子は自分から舌を入れて、おじさんの舌とからめて、抱きついていました。
「よかったよ」
おじさんが苑子の中からオチンチンを抜く。とろり、白い精液が先っぽから垂れて――苑子は言われる前から、それをしゃぶって――精液をきれいに舐めとった。
もう、終わり? おじさんを見上げる。
「まだだよ……約束通り、おしりの穴も楽しませてもらうよ」
「はぁ……あ……お、おじさん……も、あたし……」
がまんできない。待ってられない。おしりの穴がうずいてうずいて――おじさんに入れて欲しくて。
「おしりを上げて」
「はい」
おじさんに向けておしりをあげる。内股に、とろっ……て、あそこから精液が出てきたみたい。
おじさんは苑子のおしりの穴をくにくにと広げて、ふふふと笑った。
「おお……おしりの穴も柔らかくなっているよ? 期待したのかな?」
「そんなこと……」
恥ずかしい。耳まで熱い。でも、期待してる。すごく――
「こんな小学生の女の子がいるなんて……ほんとうに女神さまだ」
おじさんがオチンチンを苑子のおしりの穴にあてる。ぐいっ――て。
あ、広がる。広がって広がって、苑子そのものが広げられてゆく。
「あっ……くぅっ……」
「入るよ、おじさんのチンポ、おしりの穴に入っていくよ」
「は……ぅ……ああ……お、大きいよぉ」
裂けちゃう――っ!
「彼氏のとどっちが大きい?」
ああ、きかないで、おにいちゃんのこと、思い出させないで……
でも、おじさんのチンポ、すごくて――
「ああ……おじさんのチンポぉ……おじさんのが大きいよぉ」
「きみを調教してエッチな身体にした彼氏のチンポと、おじさんのチンポ、どっちが感じる?」
いじわる、いじわる――そんなの、こたえられない。だって、おにいちゃんのこと、愛してるんだもん――いまでも。
だけど。
ぐいぐい、ぐいいっ!
刺し貫かれて――
「あああ……あ……だめぇ……」
「聞かせてあげたまえよ、きっと隣の部屋で聞き耳をたてているよ? さあ、言ってごらん――苑子ちゃん」
まるで隣の部屋にいるおにいちゃんに聞かせるように、おじさんは声を大きくする。と同時に、激しく激しく突いてきて――
「はああっ! いやぁっ! き、気持ちいいのぉっ! おにいちゃんとするより……おじさんがいいのぉっ!」
おしりとけちゃうッ! すごくいいのッ! おしりにチンポ入れられて――クリをぎゅいぎゅい引っ張られて――
「いくぅーっ! いっちゃうよぉっ! ああああっ! はぅあっ!」
もう何回目かわからない、爆弾が頭のなかで炸裂して――
苑子は――
パピーのおじさんのモノになりました。
それから何回もおじさんとエッチしました。おまんこも、おしりも、おじさんのオチンチンの形が残るくらいに。いろんなコトを教わって、何回も何十回もイッちゃいました。
でも、もう部屋にもどらないと――おにいちゃんが目をさましているかも。
すると、おじさんはどこからともなくボイスレコーダーを取り出しました。
「ろ、録音してた?」
そうだよ、とおじさんは言いました。苑子の恥ずかしい声がレコーダーから聞こえてきます。へんな声。
「け、消して」
「だめだめ。これがないと苑子ちゃん、おうちに帰れないよ?」
「え?」
そしておじさんは苑子に耳打ちをしました。
***
部屋に戻ったら、おにいちゃんぐーぐー寝てた。隣で聞き耳をたててると思ったのは、苑子の思い過ごしでした。
苑子はふとんにもぐりこんで身体をちぢこませて……それからおじさんが再生をはじめて……
翌日。帰りの列車もパピーのおじさんは隣の座席でした。
おにいちゃんってば、こりずにまた苑子にフェラさせて――ぐーぐー寝てしまいました。
「眠ったね」
パピーのおじさんが英字新聞から目をはなさずに聞いてきます。
「さて……昨夜、あれから彼とどんなことをしたか、報告してもらおうかな?」
苑子は答えるかわりに、おじさんの手をとって、スカートのなかに導き入れていきました――