脱衣所まで、恥ずかしかったけど、一気に走って戻りました。
さいわい、あまり人はいなくて、裸は見られずにすんだみたい。それでも、心臓はどきどきです。
苑子は脱衣カゴのところまで戻りました。
と、そこにおじさんがいました。
パピーのおじさんです。
苑子が脱いだ服の入っているかごをあさっていました。
あ、いやだ、パンツ。
おじさんは苑子が脱いだパンツを手にとって、いろいろ調べはじめました。
電車のなかで、いろいろされたから、パンツ、汚れてる。黄ばんだしみがお股の布のところについてる。それを――くんくん、くんくん、嗅いでるんです。
「苑子ちゃんのエッチな匂いがするぞ」
言いつつ、こんどはその部分をぺろぺろしはじめます。
や、やだよぉ……そんなこと、されたら。
苑子はタオル一枚で、立ち尽くしていました。おじさんがゆっくりと振り返ります。浴衣一枚で、前の部分をかきわけると、おちんちんが大きくなっていました。
「苑子ちゃん、おにいちゃんのためにタオルを取りにきたんだろ?」
おじさんは、おにいちゃんのかごからバスタオルを取り出しました。
「ほら、取りにおいで?」
こ、こわいよ……近づいたら、へんなことされちゃいそうで……でも、タオルを持って行かないとおにいちゃんが困るし。
苑子は少しずつ、おじさんに近づいていきました。
「ふふ……苑子ちゃん、ちらちら見えてるよ」
おじさんがえっちな目で苑子を見ています。タオルがちいさいから、しょうがないのです。それでも、手をのばすとバスタオルに届きそうな距離まで近づきました。
でも、おじさんは意地悪してタオルをひっこめてしまいました。
「苑子ちゃん、体を隠しているタオルを取ってくれないかな? そうしたら、バスタオルを返してあげるよ」
ひどい。それ、おにいちゃんのなのに。
それでも、この場はいうことをきくしかありません。
ものすごく恥ずかしかったけど、苑子は体を隠していたタオルを取りました。
おじさんの前で素っ裸でたちんぼです。
「おお……なんてかわいいんだろう。おっぱいも、ワレメも、まるみえだ」
や、やだよお――苑子の裸、またパピーのおじさんに見られてしまって……
「うしろを向いて、おしりも見せてもらおうかな」
くすん。苑子はおじさんに背中を向けました。
「体をまげて、床に手をつけてごらん」
苑子は体はやわらかいほうなので、前屈すると楽に掌が床につきます。
しかたなく、いわれたとおりにしました。
「いいぞ……苑子ちゃん……おしりの穴がよく見えるぞ」
おじさんの声が昂奮してきたみたいです。
「もっとおしりを突き出して――そう。おしりを手で広げてごらん」
ああ、もお、恥ずかしいよぉ……
でも、おじさんが持っているタオルをおにいちゃんに届けないと……
言われた通りにしました。
おじさんが覗き込んできます。あん、息が……
「苑子ちゃん、エッチなおつゆがたれてるよ」
うそです、そんな……おにいちゃん以外のひとにおしり見られて、濡らしちゃうなんてこと……
でも、おじさんには、電車のなかでもさわられてるんです。精液もごっくんしちゃったし……
「なめちゃおうっと」
おじさんの、舌が……あ、腿の内側からはい上がって……
あそこに……っ
「おいしいよ、苑子ちゃんのおまんこ。汁気たっぷり」
「や……だぁ」
ぶぢゅる、ぢゅちゅっ……
音をたてて、おじさんが吸い立てます。
れろれろれろ……
「ひゃあん……」
お豆をなめられて、腰が、ぬけ……
「すごい、大洪水だ」
言いつつおじさんが、指をおまんこに……
そして、舌で、おしりの穴を……
「やだ、やだ、やめてぇ……」
苑子はおしりをふりふりしました。だって、脱衣所なのに……いつ人がくるのかわからないのに……
「じゃあ、夜、会おうか」
「え?」
「ここじゃだめなんだったら、夜、別の場所なら、いいだろ?」
「え……でも……」
「これでも、だめかな?」
お、おじさんのお指が、おまんこのなか……で。
「あ、あうよぉ……だ、からぁ……」
約束、させられてしまったんです。
夜10時、家族風呂の鶴の湯で――って。