サングラスの男の股間から、にょっきりペニスが生え出している。
「意外にあっさりチンチン出したわね。いやがるかと思ったのに」
桃山園は、サングラス男の屹立したものに羨望のまなざしを送った。
「まあ、いいわ。さ、美弥子さん、この助監のオチンチンをなめるのよ。できるでしょ?」
だが、サングラス男の下半身を間近で見せつけられた美弥子は泣き声を出した。
「裸見せたんだから、もう、いいでしょお? それ以上は、むりだよお」
「わかんない子ね。アイスキャンデーなめるようなもんじゃない。ぺろぺろって、やっちゃいなさいよ」
「あたし……知らない人のなんか、なめれない」
美弥子が首を横に振る。桃山園の目が光った。
「あら、今のは要チェックだわね。知ってる男のチンポならなめてるって、ことよね」
言葉尻をおさえて桃山園が決めつける。
「やっぱり、窪塚に仕込まれてたんじゃない! だいたい、あんたの歳でおまんこに恥垢がないってのは変よ――いつも男とヤッてるから、洗い方もおぼえたんでしょ?」
美弥子は絶句し、黙り込んだ。演技ではない羞恥で、顔が赤く染まる。
桃山園はしてやったりとばかりに手を叩いて喜ぶ。
「おーほっほっ! ついにつかんだわよ、窪塚センセイ! あとは、この子のAV出演作があれば完璧よ!」
びしっとメガホンをサングラス男につきつける。
「助監! 早く! おさえつけてでも、くわえさせなさい!」
サングラスの男はうなずいて、美耶子の顔にまたがった。
抵抗しようとした美耶子だが、男は強引に美弥子の頭を両側からつかんで固定すると、唇を割って侵入を果たした。
ずぶぅっ!
「んむぅ……うぅ……」
小さな口にサングラス男のペニスがねじ込まれている。
美弥子の口のなかで、唾の音が鳴っている。美弥子が必死で舌を使っているらしい。
くちゅくちゅ、じゅぷじゅぷ、といやらしい音が響く。
「やっぱり、なれてるじゃない。もっといろいろやってみせなさいよ」
桃山園がカメラを構えながら要求する。
サングラス男は布団の上に横になり、美弥子に上になるよう身振りでしめした。
美弥子は男の股間に顔を埋めつつ、同時に四つん這いの姿になる。
「そ、そうよ、それ。シックスナイン……い、いい絵よ」
美弥子のヒップ側からの絵を撮りながら、桃山園が喜ぶ。
サングラスの男が美弥子のおしりを大きく広げ、割れ目の内部を露出させる。
その部分は、さっきより以上に濡れて、内股までがてらてらと光っている。
「なあに、大洪水じゃない。この子、フェラチオして、感じちゃったの?」
サングラス男がそのぬめりを指に採って、糸が引くことを示した。
それからおもむろに舌を伸ばした。
肉色の隘路を外気にさらし、複雑に入り組んだ少女の部分を舌先でつつく。
「むふぅ……ふッ」
ペニスをくわえたままの美弥子が、ぎゅっ、と目を閉じる。
なめられて、反応しているのだ。
しゃぶ、しゃぶ。
男の唇が美弥子の小さな肉芽を包み、吸い上げたり、舌先で転がしたりする。
充血度の増した美弥子のそこが、カメラにもはっきりと捉えられる。
「すごいわ、美弥子ちゃん、クリトリスがあんなに勃起するなんて――ほんとに小学生?」
引きつれ気味の桃山園の声に、美弥子はすすり泣きで答えた。
サングラス男は自分のペニスを指で差し、裏筋に沿って上下させた。そこをなめろ、という指示だ。それは美弥子に伝わったらしく、くしゃくしゃの顔のまま、舌を動かしはじめる。
奉仕させながら、男の美弥子への責めも次の段階に進んだ。
美弥子の膣に指をもぐりこませる。
とろとろになった小学生の膣は、容易に大人の中指を受け入れた。
「うあっ! だめ……助監督さ……」
指を、ピストンのように出し入れする。おずおずとではない。根元まで突き入れている。
「あっ! ああっ! 指が……指が……」
水っぽい音が響く。指が奥をえぐるたびに、透明なしずくが飛び散る。
少女の愛液の飛沫がサングラスにもたれ落ちる。
男はさらに指を増やして、美弥子の膣を拡張してゆく。二本の指でかきまわす。
「だ、だめ……そんなにしたら……やめてよぉ……」
美弥子は男のペニスにしがみつくようにしながら声を絞り出す。
だが、やめるどころか、男は左手の人差し指で、美弥子の肛門をほじくり始めた。
「ひ……」
美弥子の声が恐怖の震えを帯びる。
容赦なし。
男の指がアヌスに突き入れられた。
膣とアヌスへの同時攻撃だ。
「ひゃあああっ! ら、めぇ……らめらって、ひゅ、助監督さぁん……!」
もう、おしゃぶりどころではない。美弥子は引き裂かれたかのような大声をあげた。
「ひっ! ふぁっ……らめらめらめ……いひぃっ!」
美弥子はお尻の穴にも性感帯があるのだ。それも、排便の感覚に近い刺激をあたえられると、わけがわからなくなってしまう。
ちょうど、男の指が抜けそうになった瞬間、大きな波がやってくる。
「あは……ああ! 助監督さんの指がぁ……出ちゃう……出るよぅっ! 気持ちいいいいいっっ!」
「なんて子なの……この子、おしりでいっちゃったわ」
桃山園の声が震えていた。
浴衣の股間が心なしかふくらんできたようだ。
「あ……あとすこしよ……あとすこし。助監! やっちゃいなさい! 美弥子をめちゃくちゃにイカしてしまうのよっ!」
男はうなずくと、美弥子を仰向けにした。赤ん坊のおしめを替える時の体勢だ。
足首をつかんで、大きく股を広げさせると、ぐっと頭の方に押しやる。
性器と肛門が天井に向かって口をひらく。両方の穴とも、くぱあ、と音が聞こえそうなほどに押し広げられ、体内につづく粘膜の道を惜し気もなくさらしつつ、そこから少女の香気を立ちのぼらせている。
そのふたつの貴重な穴に、男は指を挿しこんで、二気筒エンジンのように動かしはじめた。
ちゅくっ! つぷっ! いやらしいエンジン音を鳴らしながら、前後の穴を犯しまくる。
「あああああっ! あくっ! いひぃっ!」
脚をじたばたさせつつ、美弥子は叫ぶ。肌がピンク色に染まってゆく。
10年足らず前まで実際におしめをしていた幼い肉体に、いま、あらんかぎりの凌辱行為が加えられている。
右の人差し指と中指で膣をえぐりながら親指はクリトリスを弾く。薬指はアヌスだ。左手は、美弥子のその部分が閉じないように――その部分がカメラに収まるようにサポートしている。
美弥子は汗みずくになって、あえいでいた。未成熟な身体には巨大すぎる快感に、オーバーヒート状態だ。
「やあっ! あっ! あん! あっ、あっ、ああはぁ……っ」
自ら乳首をつまんで、引っ張っている。それでなんとか気をそらそうとしているのか。息はせわしく、小鼻は開き切っている。
「いいわ……いい顔よ、美弥子」
桃山園の声も興奮しきっている。カメラをかまえつつ、浴衣の前をはらう。ブリーフをずらし、ペニスを引っ張り出す。
黒い芋虫のような性器だ。三分、いや、四分立ちというところか。左手でこすりはじめる。
「あたしも、あとすこしよ……でも、もっとすごい絵を見せてもらわないとね――助監、そろそろ入れちゃいなさい」
サングラスの男は指を美耶子の膣と肛門から引き抜いた。
びくびくっと美耶子の身体がふるえ、それからぐったりとする。
全身の力が抜けてしまっている。
男はペニスをひとしごきすると、美耶子の前の入口にあてがった。小学生の隘路だが、もう十分にほぐれて、しかも濡れそぼっている。これならおとなの大きなペニスだって、受け入れ可能だ。
「い……いや」
力なく美耶子は首を横に振る。
「な……なんでもするから……それだけはやめて……」
男の動きが一瞬止まる。ためらいが生じたかのようだ。
桃山園は自分のペニスをしごきながら、苛立った声をあげる。
「はやくっ、入れなさい! あたしのが勃ちそうなのよ! これは命令よっ!」
条件反射なのだろうか。命令という単語に男がビクリと身体を震わせる。
美耶子の膣に亀頭を沈めてゆく。
「う……あ……」
美耶子がずりあがる。それを男は押さえつけ、強引に挿入を続ける。
「は……入って来ちゃう……助監督さんのオチンチンが……入って……うううう」
「撮ってるわよ――あんたのおまんこに助監督のチンチンが入っていくとこ。宇多方美耶子、デビュー前の本番A発見! これは話題になるわよぉ!」
結合部分をアップで狙いながら桃山園が笑う。
「こ……こんなことに……なるなんて……予想外だよぉ……」
美耶子が泣きべそをかく。
「ゆ……ゆういちとの約束が……」
「ゆういち? おーほっほっ! ついに白状したわね。窪塚の下の名前、たしか、優一といったはずよ。やっぱり、あんたたち、デキてたのね。あんたをそんなスケベな身体にしたのも、優一なのね?」
桃山園が勝ち誇ったように声をあげた。
サングラスの男がピストン運動をはじめる。美耶子の小さなからだが揺れる。
「あっ、あっ、あっ……オチンチンが、中で……うごいて……るっ!」
男は深く、ゆっくり突いている。
「当たっちゃう……助監督さんのオチンチンが奥に当たっちゃう……っ!」
美耶子の薄い胸がせわしく上下して、懸命に呼吸を続けようとする。だが、それが乱れる。髪を振り乱す。こらえられない、なにかかが押し寄せてきているのだ。
「ぅ……うう……あ……っ」
白い歯が見える。チャームポイントの鋭い犬歯だ。
「あっ、あっ、あっ! オチンチンが、おまんこの深いとこで……んああああっ!」
小学生とは思えない艶やかな声で美耶子は鳴いた。
「す、すごいわ。なんてやらしい表情するの……」
カメラを構えながら、桃山園は高ぶった声をもらす。左手の動きが早まる。
「助監、体位をかえてみなさいよ」
「ああ……っ、やだあっ!」
男は美耶子の小さな身体を自在にもてあそんだ。
両の足首をつかんで大きく開脚させて、中央を突きまくったかと思うと、寝返りをうたせて、松葉くずしの形に移行する。
結合部からは、美耶子の愛液がじゅんじゅんと漏れ、さらにペニスの動きがスムーズに、激しくなっていく。
「も、もうだめぇ……あたし……あたしぃ……」
美耶子は嗚咽する。
「ゆういちぃ――ごめんだよぉ! オチンチン、気持ちいいのぉっ!」
男は美耶子を転がして今度はバックから突っ込む。
ぢゅっつぅ
ぶずっちゅう
いやらしい音とともに、太いペニスが膣を出たり入ったりする。
「う……あっ! だめぇっ……! 奥までぇ……きてるよぉっ!」
結合部から溢れた愛液が飛沫になって飛び散る。それを後ろからのぞき込むように桃山園が撮る。カメラのレンズに水滴が当たる近さだ。
「す、すごいわ……! 美耶子のおまんこ、トロトロに溶けてる……!」
「うあああっ! あっ、あっ、当たる、当たってる、助監督さんのオチンチン、奥に、奥にぃ……っ!」
子宮をつつかれるたびにぱくぱくする肛門をいじくりながら、男は最後のとどめとばかりに、激しく腰を打ちつける。
美耶子はシーツをつかんで泣きむせぶ。
「いくっ、いくいくいく、いっちゃうっ! あたし、いっちゃうよぉっ!」
「い、いっちゃいなさい……撮ってあげるわよ」
桃山園のカメラが美耶子の顔に寄る。
美耶子はカメラを見た。
「あっ、あっ、見られてる、撮られてる……っ! あたしが、いっちゃうとこ、監督さんに……っ、見られながら……いくぅっ!」
妖艶な表情が浮かんでいる。絶頂寸前でありながら、羞恥にまみれながら、それでいて、童女の可憐さをも失っていない。これ以上ないほどに凌辱され、穢されているというのに、おかしがたいなにかが守られているような――
「いくうっ! 監督さん……っ! みてっ! 美耶子がいっちゃうとこ……みてえ!」
「あんたって……なんて顔すんのよ……まるで……」
桃山園は唇をわななかせ、それから自分の股間を見た。
「勃ったわ! あたしのが……勃ってる……」