うたかたの天使たち 第二話 美耶子編


◇「脱がします」を選択

「浣腸の薬でパンツが汚れたらまずいから、脱いじまおうな」

 われながら一部の隙もない言い訳だなあと思いながら、美耶子のパンツを下ろしていく。

 美耶子は唸るばかりで、抵抗のそぶりもない。

 ずる、ずる。

 おお、見えてきた見えてきた。

 さすが、この年齢だと、縦割れは完璧にふさがっているなあ。

 ぴったりとお肉がくっついていて、この奥に穴があるなんてとても思えない。だいたい、おれはロリコンじゃないから、こんなの見てもどうということはないのだ。

 だが、である。世の中には、こんな単なる縦線に興奮する変わり者もいるらしい。さらにいえば、お上さえ、縦線に性的アピールがあると正式に認めて、縦割れを規制する法律を作ろうとしているらしいから、困ったものだ。

 世も末だなあ、と思いつつ、その部分をしげしげと観察する。

 近くから見ると、合わせ目からちょっとだけ桜色のお肉が見えている。

 これを左右に開いたら、どーなんだろ?

 早く浣腸してあげよう

 開いちゃおう