ふたつめのあとがき

 んげぐあうう。

 鬼畜編も終わりました。

 腰がいだい。

 ぶっつづけで小説書くのってつらいです。でも、これだけ集中できることもほかにはないんですよねえ。Hな小説を書いてて言うのもなんですが、やっぱり研ぎすまされていく感覚があります。そうでもなきゃ、七時間、ぶっつづけで何かをするなんてことは、うづきには想像できません。

 それはともかく、ふたつめの結末にたどりつきました。

 「鬼畜編」と銘打ったので、どうすれば鬼畜なふるまいになるか、といろいろ考えたのですが、SMには至りませんでした。スカトロはやってみましたけどね。構想ではいちおう、貞操帯からはじめて、しばって、たたいてどーのこーのってあったんですけど。むろん、雪江が女王様でね。でも、絵が先にできていたので、そっちのシチュエーションに合わせました。

 「MA−YU」という作品は、ほんと、絵が先にありき、でしたね。おかげさまでずいぶんイラストを描きました。絵なんてもう描けないと思っていたんですけどねえ。

 黒幕についてなんですが、わりと最初の段階で黒幕が「男」と書いてしまい、「しくじった」と思っています。

 あとから、天野雪江って、すっと書いてしまったんですよねえ。「ああー、ダンナよりこっちを黒幕にしたほうがおもしろいやんけ」と気がつきましたがあとのまつり。

 こっそり書きなおしちゃおうかとさえ思いました。

 それはともかく……

 鬼畜編のストーリーについては、できるだけまゆを虐めるようにがんばってみました。純愛編では、できるだけ愛したつもりです。でも、結末は同じになってしまいました。不思議ですね。

 ――どうでしょうか、

 もういちど、運命をかえてみますか?