「まゆ、お風呂の時間だよ」
わたしは、鈴を鳴らし、まゆを呼んだ。
「……はい、おじさま」
まゆがやって来る。着ているものはシースルーのベビードールだ。部屋着として与えたのだ。穴あきの服や裸エプロンは今後の楽しみに取ってある。
ゆうべ、添い寝をしながら、ホームレスの悲惨さをたっぷり刻みつけた効果か、まゆの態度には仕える者の雰囲気が出はじめていた。
いい傾向だ。
まあ、何を与えるときでも、必ずほんとうの所有者がわたしであり、好意でまゆに与えているのだ、ということを確認させているので、そういう傾向も出やすいのかもしれない。
極端な話、トイレを使う時でも、わたしの許可を得るように命じてある。
その時は、「トイレに行かせてください」ではなく「おしっこをさせてください」「うんこをさせてください」と言わせるようにしている。そして、「おしっこ」と言っておいて「うんこ」をしたら、ぶつ、とも言ってある。
今朝のまゆの表情といったら、見物だった。がまんしているのがありありとわかった。
ついにこらえられなくなったらしく、わたしのところへ来て、消え入りそうな声で「うんこをさせてください」と言ったのだ。むろん、許してあげた。そして、わたしは書斎のモニターで、まゆが便器にまたがり、大きく息を吐くさまを見物したのだ。隠しカメラは、このマンションの至るところにセッティングしてあるのだ。たとえば、ウォッシュレットのアームに見せかけたカメラとか……
「お風呂はほんとうはだれのものだい?」
「おじさまのです」
「お風呂に入りたいかい?」
「……はい」
「じゃあ、お願いしなきゃね。なんて言うんだい?」
「おじさま、どうか、お風呂を使わせてください」
まゆは床に膝をつき、頭を垂れた。このポーズも教えてやったのだ。
「いいとも。まゆちゃんのために用意してあげたんだ。でも、おじさんも一緒に入りたいんだけど、いいよね」
「……はい」
まゆが顔を伏せたまま、うなずいた。
わたしはまゆを連れて、浴室へ向かった。
ふつうの浴槽も数人が楽々入れる大きさがある。テレビや電話もむろん装備されている。当然カメラもあるが、それは、まあ、ナイショだ。
まゆを裸に剥き、わたしも服を脱ぐ。パンツはまゆに命じておろさせた。まゆは目をそむけるかと思ったが、父親のものを見なれているのか、表情もかえなかった。
まあ、わたしのモノもこの程度の刺激でどうとかなることもない。
浴槽のなかで、わたしはゆっくりとまゆの身体を観察した。
胸はほんとうにつぼみだけだ。ただ、色が白いせいか、乳首のピンクがやけにめだつ。そればかりではなく、ぷっくりとふくらんでいる感じだ。
身体にはぜい肉というものがまるでないが、わずかに腰のあたりにまるみが出はじめている。
おまんこは、ほんとうに縦線だけ、という感じだ。
わたしは浴槽にソープを入れ、泡をたてた。
「このお風呂ではね、湯船につかったままで身体を洗うんだよ」
わたしは、そう言いながら、まゆの身体をさすりはじめた。
「やっ、くすぐったい」
まゆが笑い声をこらえている。逃げたそうにしているが、怒られると思ってがまんしているらしい。
わたしは、後ろからまゆの胸をつかんだ。といってもふくらみがあるわけではない。だが、ぬるぬるの指で、まゆの乳首の位置を確かめるのは楽しかった。
ポッチをみつけると、かるくつまんで引っ張った。
「ひゃっ」
まゆがびっくりしたような声をたてる。
「洗ってあげているんだよ。おとなしくしていなさい」
かるく叱るとまゆは黙って、唇を噛んだ。耐えようとしているのだ。
わたしは調子にのって、まゆの乳首をつまんでは放す、という行為を続けた。
「ん……くう……」
まゆがくぐもった声をあげている。気がつけば、わたしの指が感じるまゆの乳首はずいぶん大きくなっているようだ。
「はは、見てごらん、まゆちゃん。まゆちゃんのおっぱいが、大きくなったよ」
「えっ」
まゆは自分の胸を見て、おどろいたらしい。
「どうして?」
「それは、おじさんがまゆちゃんのためを思っていろいろしてあげているからだよ。おじさんはまゆちゃんの保護者だからねえ」
まゆは自分の指で乳首に触れた。すぐにひっこめ、それから恐る恐る触りなおす。
「んっ」
なにかを感じたのか、まゆは目を閉じた。
「まゆちゃん、ここも洗わないとね」
わたしは、まゆの股間に指をはわせた。
湯のなかで、まゆの股はゆるやかに開いていた。
谷間を指でなぞる。
とくにまゆに反応はない。
谷間を左右に開いてみた。
「いたっ」
まゆが首をすくめる。なるほど、ぴっちり閉じたここを開いてやるには、それ相応の覚悟がいるわけだ。
だが、まだその時ではない。わたしはもっと気軽に楽しめる部分に標的を変えた。
「まゆちゃん、ちょっと立ってごらん」
まゆを浴槽に立たせ、そして、前の壁に手をつかせた。
「そう、もっとおしりを突きだして」
「なに……するの……?」
さすがに不安になったのか、命じられたとおりの姿勢をとりながら、まゆはか細い声をだした。
「まゆちゃんのおしりを検査するのさ。これも保護者のつとめなんだ」
「そんな、やっ……」
姿勢を元に戻そうとしたので、わたしはまゆのおしりを平手でぶった。
「いあっ」
「言うことをきくことを誓っただろ? 言うことをきけない子はホームレスだよ」
わたしは低い声をしぼりだした。弁護士というのは脅しもかけられなければ勤まらない仕事だ。まゆは恐怖にすくんで動けなくなった。
「さあ、おしりをもっとこっちへ突きだすんだ」
まゆのヒップをわたしは両手でまさぐった。
楽しい検査だった。
ぷりぷりしている肉の感触を味わいながら、じょじょに的をしぼりこんでいく。
泡をたっぷりとつけた右の人差し指で、まずは入り口を探検する。
色素の沈着なんてまるでないきれいなアヌスだ。指を沈ませていく。
「うっ……うう」
まゆのくぐもった声を聞きながら、第一関節まで埋めこむ。括約筋の反応を楽しみながら、さらに奥へ。
「あくっ」
第二関節まで埋まった。
こじこじと指を動かしてみる。熱い。まゆのなかはとっても熱くて、そして湿っている。
「うご……おなかのなかで、動いてる……」
「そうだよ。まゆちゃんのおしりの穴に指を入れて、調べているんだ。んー、どうやら病気はないみたいだなあ。でも、毎日調べないとね」
「毎日?」
「そうだよ。おじさんが調べてあげられない時は、自分でするんだよ。こうやって、指を入れて、ほうら、こんなふうに」
「ああっ、うあっ、そんなに、……かさないでぇ」
まゆの脚がガクガクしている。
「気持ちいいのかい? ん? ここをこんなふうにされたら?」
指を中指にかえて、奥深く突き差す。そして、前後にゆっくりと動かしてやる。ほとんど根元まで差し、それから、すっと抜く。それを繰り返す。
「あっ、あっ、あひっ」
まゆの声が痙攣的にわななく。かたく閉ざされていたおまんこから、透明なしずくが盛りあがり、そして、あふれ出す。
それを舐め吸い取りたい誘惑をぐっとこらえ、わたしはまゆのアヌスを指で犯し続ける。おまんこは先へのお楽しみにとっておくのだ。
もうすぐだ。もうすぐ……。