偉大なる助平FF(11)


「いっ! あっ! はあ、あっ!」

 面談室のなかには、華やいだ嬌声が、中古のソファがキシキシ鳴る音にかぶさって、響いている。

 ソファに座った極太の上に、静香がまたがっている。むろん、局部同士でつながっているのだ。

 静香のスーツの前ははだけ、ブラも外されている。重量感がありながら、いささかも重力に屈しないまるい乳房が、極太の顔を押しつつむようにして蠢いている。

 極太は、その静香の乳房に不精髭が生えた頬をすりつけている。

「あん、おヒゲが、チクチクするっ!」

「先生のオッパイ、最高ですよ」

 極太は言いつつ、唇をつぼめて乳首を狙い撃ちする。まずは左の側からだ。

「んっ、んっ、んんうっ!」

 乳首を吸われて、静香は眉根にしわを深くする。

 極太は乳首への責めを続けながら、大きな掌を静香のスカートの中に入れ、大きな尻を下から支えて、揺すりはじめる。

「あっ、あああっ、色事さん……すごいっ!」

 今までとはちがう角度で極太の男根が静香の粘膜をかきまわしはじめる。

「先生のアソコ、吸いついてきますよ。極上品だ」

 極太は乳首への責めを左から右にチェンジする合間に感想をのべる。

「そ……っ、うれ……し……いっ!」

 静香はたまらない声をあげつつ髪を振り乱す。長い髪がまとうフローラルの香りと静香の牝の匂いがブレンドされて撹拌される。

「ひっ、ひいいっ!」

 一段と深く接合して、静香はわななく。

 極太は、静香を抱きとめながら、その身体をソファに横たわらせる。片方の太股を抱え、やや斜めから身体を入れて、さらに責めを続ける。

「うあっ、そこっ! そこに当たると! いいっ! 色事さん、じょうず……すぎっ!」

「静香先生の感じるポイントがわかってきましたよ。ここ、でしょ?」

 こすこすこすと尻の筋肉を収縮させる。極太の剛直が、静香の膣内のひだの一点を集中的に圧迫・摩擦する。

「そっ! それ、いいっ! しんじられないっ……あああっ!」

 女教師は涙とよだれをたらして喜悦の声を放った。

「だてに、千人斬りを標榜しとりません」

 極太はそれでもほこらしげに言う。その言葉の途中でも腕を伸ばし、静香の乳房を刺激することを忘れない。

 静香の濃い桜色の乳首は、極太の指の中でこねくれまわされ、大人の小指サイズまで育っていた。

「あああん、だめよ、だめっ! また、イッちゃうっ!」

 あたりはばからぬ大声を放ちながら、静香はのぼりつめていく。もうこれで五回目だ。しかし、まだ極太は一度も放っていない。

「いくっ! いくわ! ね、色事さんも、イッて! お願いっ! わたしばっかり……狂っちゃうっ!」

「じゃあ、お言葉に甘えて……先生、口に出しても、いいですか?」

「いいわっ! 飲ませてっ! ははははやくぅ!」

 静香にはもう余裕がない。弱いところを集中的に責められて、駆けあがるようにして昇天していく。

「あああああっ! んあああああっ!」

 極太はすばやく男根を抜くと、静香の顔に移動する。

 静香の半開きの唇にむかって、白濁液を発射する。

 すごい量だ。

 飛び散った白い粘液が静香の口許を汚し、鼻までべとべとにしてしまう。

「はあ……すてき……」

 静香はうっとりとした目で極太を見上げる。

「こんなに出して……んふ」

 舌を出して唇のまわりの精液をなめとる。指で鼻についた分をぬぐい、それも口にはこぶ。

「おいしい……」

「静香先生も、美味でしたよ」

 極太は言いつつ、男根をしまおうとした。と、それを静香がとどめる。

「まだ……よ」

 静香の指は極太の男根にからみついている。

「先生……?」

「色事さん、もうできない?」

 挑戦的な目の色だ。静香は、楽しんでいる。

 極太も笑いかえす。

「受けて立ちましょう。ただ……先生のフェラテクも見てみたいな」

「じゃあ、こんどはこっちが責める番ね」

 静香は極太の下半身に抱きつくと、そのまま逆にソファに押し倒す。

 唇と舌をつかって、放出したばかりの極太の男根に活力を吹きこんでいく。

 みるみる回復していく。それどころか、さっき以上の硬度とサイズだ。

「すごい……こんなのみたことない」

「みんなそう言いますよ」

 まっすぐに屹立した男根の向こうで、極太が微笑を浮かべている。

「お口でイかせてあげる」

 静香は髪をかきあげながら、フェラチオ攻撃を再開する。ディープスロートで喉奥まで迎え入れたかと思うと、竿を唇ではむはむと挟み、さらには陰嚢までをしゃぶりまくる。そして、指で肛門をいじくりながら、蟻の門渡り舐めまで披露した。

「静香先生もやりますね」

 極太が感心したように言う。

「そうでしょ? 経験は乏しくても知識だけはあるのよ」

「いやあ、経験も充分でしょ」

「じゃあ、これでイきなさい」

 静香は指を極太の直腸に差しいれてかきまぜながら、亀頭を舌で包みこんだ。そのまま、顔を上下させる。

「ああ……すごいな、これは。先生はすぐプロになれますよ。しかもそのルックスとスタイルなら、超売れっ子だ。教師の何十、何百倍も稼げますよ」

「むふっ、むう、わはひは、ひょうひは、ふひはほっ!」

 舌をつかいながら、静香はなにか言った。わたしは教師が好きなの――そう言ったようだ。

「それに――これは食べるために、仕事としてやることじゃないわ――生きるために、楽しむためにすることよ」

 唇を外して、静香は付け加える。

 そして、また、極太の男根にむしゃぶりつく。速度をたかめていく。

「う、おおお、あっ」

 さすがの極太も、静香の責めに余裕がなくなってきている。

「あなたの、息子、さんだって、楽しんでるわ」

 手でしごきたてながら、静香が言う。舌が長くて紅い。

『そして、娘もな』

 テレビモニターがまた光輝を放った。スピーカーが生きかえる。

「なにっ!?」

 極太は弾かれたようにテレビの方を見た。

 モニター画像を視界に入れた瞬間、極太は言葉をうしなった。

***

 どこの部屋だろう。雑然としている。ロッカーが壁に並んでいて、着替えが散乱しているように見えるのは更衣室だからか。

 そのロッカーのひとつに手をついて、極太の愛娘が、おしりを突き出している。下着はつけていない。

 むきだしのヒップは大人の萌芽を感じさせつつも量感にはまだまだとぼしく、性の匂いを感じさせない。

 だが。

 そのヒップが左右に割れた中心線に、赤い亀頭が露出した男根が押しあてられている。

 沙世のその部分が幼いから、おそろしい巨根に見える。そのペニスの持ち主はどうやら学生服を着ている――中学生らしい。

『さて、小出選手のチンポ型計測器が沙世ちゃんのおまんこに今にもズボズボ入ろうとしております! 資料によりますと小出選手のチンポの直径は3.8センチ、ほぼ平均的な太さであります!』

 少年のかん高い声が聞えてくる。実況中継をしているのだ。

『いやあっ! そんなの……入れちゃいや!』

『沙世ちゃんはどうやら待ちきれないようです! もうやる気マンマン、マンコをべとべとにして誘っております!』

『やだやだっ! こわいよぉっ!』

 沙世の泣き声が大きくなる。画面は、沙世の局部のアップだ。充血して変色した大陰唇が左右に開かれて、その内部のピンク色の襞はぬめぬめと濡れて光っている。その花びらのような形状の粘膜をかきわけるように亀頭があてがわれて、入口を探るように細かく動いている。

『うっ……! あ……なに?』

 沙世のとまどう声。

 ずるっ。

 次の瞬間、亀頭が沙世の内部に消えていた。

『あ……』

 惚けたような声を沙世は出した。なにが自分の身に起きているのか――正しく把握できていないような――

 しかし。

 男根がゆっくりと沈んでいく。

 ある一点でその動きが止まり――

 一気に沙世の小さな性器にねじこまれた!

『いっ、いったあああああっ!』

 悲痛な声が画面を揺らす。苦痛と、おびえと、未知への驚きがないまぜになった、少女の叫びだ。

『さあっ! 小出選手がついに挿入しました! 測っております! 測っております! 沙世ちゃんのおまんこの直径は、何センチなのか……! ちなみにハメ撮りでございます!』

 映像がガクガクとぶれるのは、カメラマンが沙世を犯しながら撮影しているかららしい。男根はすでに半ば以上沙世の中に消えていた。

『いたいよおっ! ぬいてっ! それ、ぬいてよおっ!』

 真っ赤に充血した沙世の性器は本来のサイズを超えて拡張させられていた。

 ふたつの性器が組合わさった場所からは、沙世の破瓜の血がまざって、朱色の液体が泡立ちながらあふれている。

 少年が容赦なく腰を打ちつけている。そのさまがまるで資料映像のように冷酷に記録されている。

『あうっ! あっ……あそこが……さけ、ちゃうっ! お父さん、たすけてぇっ……!』

つづく……