意識のない真由美の脚を大きくひろげて、局部をあらわにする。ずらした水着は真由美の足首にひっかかっている。
男ふたりの目は否応なく一点に集中する。ほとんど同時にふたつの喉が上下する。
「これが中学生のアソコか……」
面堂がかすれた声をだす。
「おなじ中学生でも了子ちゃんのとは色も形もちがうなあ」
あたるの言葉に面堂の形相が鬼にかわる。
「きさまあっ! うちの了子になにをしたっ!」
「お医者さんごっこ」
「ころすっ!」
日本刀をあたるの喉元に押しつける。刃をそのまま引けば、血がしぶく。
「まあまあ、いつものことじゃん。こんどラムの穿きふるしたトラジマパンツをやるからさあ」
「約束だぞっ!」
面堂は刀を鞘におさめた。
目の前にかわいい女の子のあられもない姿が横たわっているというのに修羅場をくりひろげるのもばからしい、そう思ったのか。
なかよく真由美のあそこにイタズラしはじめる。
「中学生っていっても、道具はちゃんとそろってるんだよなあ」
指で谷間をひらきながらあたるが感心したように言う。
「ここがクリ。いじっちゃえ」
あたるは指で真由美の股間の芽をこする。
「う……んん……」
真由美の唇が半開きになっている。
「へへっ、かわいい声だ」
うれしくなったらしいあたるは、さかんにクリトリスを指でもてあそぶ。
「ん……くぅ……」
「おっ、なんかヌルヌルしてきたぜ」
あたるは真由美の下の唇の部位を左右にひらく。
「このへんが尿道口。そして、ここがアナ。膣口だ。ビラビラちっちぇーな」
わずかに顔をのぞかせている小陰唇をつまむ。
「あっ……う……ふう」
真由美は実験に供されたカエルのようなぶざまな姿勢をとらされて、自分の身体の底を精査されている。
「で、ここがアナル。うんちがでるアナだな。あっ、面堂、きたねえぞ」
あたるが調査するより先に、面堂が真由美のアナルをいじりはじめていた。周囲をさぐり、入り口をひらき、それから、中指を第一関節まで内部にうめる。
「おしりのなか、すごく熱いな。ヒダヒダもきれいな色だ」
「ちぇっ、しょうがないから、おれはクリちゃんいじろっと」
指先につばをつけて、あたるは真由美のクリトリスを刺激しはじめた。もっとも快感がつよい箇所だ。無意識とはいえ、真由美の肉体は反応した。
「うっ……はっ……あん……」
「おっ、ピクピクしてるぜ。感じてるんだな〜」
「おっ、こっちもだ」
アナルをいじっている面堂が言う。
「奥でうねってる感じだ」
「括約筋が動いているんだな。きっとエッチな夢でも見ているんじゃないか」
「かもしれん」
男ふたり、目をあわせた。それぞれの興奮が目をあやしく輝かせている。
「――そろそろ、やっちまうか」
どちらともなく言った。