日焼けどめが完全でなかったのか、数時間の陽射しで、もう水着でおおわれていた部分とそうでない部分の色の差異があらわれている。
「へえ、中学生のおっぱいって、こんなのかあ」
「こんなのかって、おまえ、まさかラムさんの胸と比較しているのではないだろうな」
「そりゃあ、比べるさ。あいつのデカパイにはたまらんもんがあるが、たまにはこんなちび胸もわるくない」
「きっさまああ、ラムさんと……!」
面堂が日本刀の鯉口を切る。
「大声あげると目をさましちまうぞ」
「うっ」
あたるの指摘に面堂はだまりこむ。目の前にこんなおいしい光景を見せられては、さすがにそれをフイにする気にはなれなかったようだ。
「さあてと、そろそろはじめるか」
あたるは真由美の乳房におもむろに手をのばした。
掌にすっぽりおさまるサイズの胸だ。モミモミする。
「おーっ、なんかすげー弾力。感触いいなー」
肌の色がすこし濃くなっただけの乳首を指でつまんで、ひっぱった。
「う……」
意識はもどらないが、かすかな感覚は無意識にもあるのか、真由美は眉をしかめた。
「気持ちいいのかな?」
あたるは真由美の乳房をもみながら、もう一方の乳首を口にふくんだ。
「おいっ、そっちはぼくのだろうが」
面堂が抗議する。
かまわずあたるは真由美の乳首を吸いあげる。ちゅうちゅう、音をたてている。
「うっ……う……」
真由美の唇からくぐもった声がもれる。
「ええいっ、ぼくにも吸わせろっ」
面堂はあたるをおしのけるようにして、乳房のひとつをうばった。
乳首の周辺にキスをし、それから突起をしゃぶりあげる。
「あっ……はっ……うっ」
「ふふん、諸星が舐めたときよりもいい声だな」
舌先で先端を弾く。
「うっ」
かたくなった真由美の乳首が震え、その動きがプッチンとした真由美のふくらみを伝播していく。
「ふふん、すっかり乳首が勃起しているぞ。感じやすい女の子なんだな」
面堂がえらそうに言った。
「さてと、そろそろ下に行くかな?」
あたるは言い、真由美の水着のボトムに手をかけた。
ボトムをずらしていくごとに、へそ下の部分があらわになっていく。