2001/12/25 | 聖なる夜に |
2001/12/20 | わが青春に悔いなし! |
2001/12/18 | 児童ポルノはテロなのか? |
2001/12/7 | らんま1/2のアニメを考える |
2001/11/28 | 「Dr.スランプ」のつきはぎアニメ? |
2001/11/26 | ナジカ電撃作戦 |
2001/11/19 | プノンペンにて |
2001/11/15 | Annexデザイン変更…… |
2001/10/25 | 最近のハマリもの |
2001/10/16 | アメリカのニュースから |
2001/10/2 | そろそろと暗雲が |
2001/9/29 | 一年以上ぶりに…… |
今年のクリスマスイブは祭日でしかも三連休だったりしたので、いつも以上に盛りあがったようですが、同時にけっこうでっかい事件も起こったりしました。
そう、卓球少女・愛ちゃんがベスト8!
ではなくて。
マーシー・タシロがTIME誌の表紙に!
なりそこねたみたいですが。それでもなくて。
海上保安庁の巡視艇が国籍不明の不審船と銃撃戦、そして不審船の撃沈――
むこうはロケット砲まで撃ってきたそうですから、これはもう「戦闘」です。
クリスマス直前に、なんとまあ物騒なんでしょう。
不審船の正体はまだ不明ですが――まあ、あすこの国の工作船である可能性が高いんでしょうけど―― 一年で最も浮かれ気分のこの時期を狙ってきたのは、そんなに偶然でもなかったのでしょう。年末年始は国民の移動が激しくなる時期でもありますし、もぐりこんでしまえば、それからの行動は容易だったかもしれません。
実は日本って、自分たちが思っているほど平和じゃないのかもしれないですね?
すくなくとも、「話せばわかる」とか「みんな実はいい人」というのは幻想でしかなくて、「悪意は確実に存在する」ということは、あらためて肝にめいじたほうがよさそうです。
って、マジメなことを書こうとしたんですが、ちょっとめんどくなったので、あとはよもやまのことを書きます。
さっき挙げた卓球少女・愛ちゃんですが、そろそろ中学生らしいんですが、ちょっとヤバい感じがしてきました。小さい頃はかわいかったのですが、なんか今やすでに「おばさんっぽく」なっちゃっているのはどうしたことなんでしょうか?
いや、べつにいいんですが、過去、スポーツ界で天才少女とさわがれて、「〜ちゃん」とマスコット的に祭り上げられて、はしごをのぼったのはいいけれど、あとでよってたかってはしごを外されちゃった例があるもので、気になります。
愛ちゃん、もうちょっとハキハキしたしゃべり方しようね。あと、髪型は変えたほうがいいかも。思いきってショートにしたら似合うかも。
――大きなお世話ですね。
あと、この前コラムでとりあげたテキストサイトのひとつが閉鎖されてしまったようです。
やっぱり生生流転が激しいですね、あの世界は。
ネタがあまりに苛烈なプライバシーの切り売りになっちゃうと、周囲にバレたとたんに継続できなくなりますしね……。やっぱり生徒に手を出しちゃイケマセン。
あ、エロ小説創作もおんなじか。
突然うづきが消えてもおかしくないわけで。いやほんとの話。
これは書いていいのかどうか迷ったんですが……。いちおうプライバシーにかかわることだし。
でも、すっごく嬉しかったので、やっぱり書きます。
実は、うづきの創作ページの方にはアクセス解析というものをつけてあったりします。
こーゆーことを書くと「なんかIP抜かれてるみたいで嫌だな」と思われるかもしれません。うづきもちょっと悩んだんですけれどもね……。
以前、アクセスカウンターを某サイトから無料レンタルしていたことがあったんですが、そのカウンターにはかんたんなアクセス解析がついてまして、日別、時間別のアクセス数を眺めて楽しんでいたんです。やっぱり、アクセス数が伸びると嬉しいですから。
その無料サービスが終了して有料になったのを機会に、プロバイダが提供してくれるカウンターに切り替えたんですが、それにはアクセス解析はついていなかったんです。
むろん、カウントそのものはされているんですが、日々刻々の変化は見られないわけです。それはそれで、ちょっと淋しい。
で、無料のアクセス解析サービスをまた探しまして……。
まあ、なんやかやあって取りつけたわけです。
そのアクセス解析はけっこう高機能で、リモートホストの統計なんかも出るんですが、まあ、悪用する気もないし、べつに気にしてはいなかったんです。せいぜい、「へぇ、やっぱりヤフーBBってシェアのびてるんだなー」とか思ったりするくらいで。
ところがです。
ふと、ある文字列に気づいてしまったんですね……。なにしろ、うづきはその文字列にかなり入れ込んでいた時期があったもんですから……。
ここは伏せ字にしなければいけませんが、s***という文字列でした。なんかさらに、a*2なんて文字列も見えたりしました。
こっ、これはあぁぁぁぁっ!
なんとおぉぉぉぉぉっ!
あのっ、なんとか〜、という有名なゲーム会社のおぉぉぉっ!?
しかもっ、名作を次々と開発した超有名チームからあぁぁぁっ!?
うちのページにアクセスがあぁぁぁっ!?
時間を見たら、19:23でした。
しゅ、就業中? たぶん、まだ、まわりに人いるよね?
ちなみに、そのページは「女の子のおしりに入れちゃってる挿絵があるページ」だったりしました。
( ゚Д゚)……
(゚o゚)……
(._.)……
なんか、すみませんっ! へんなもの見せてしまって、すみませんっ! まわりの人に目撃されてしまっていたとしたら、さらにすみませんっ!
でもっ、そのページに行くためには、おしりに入れる直前の挿絵の、「ある部分をクリックする必要」があったんです……
クリックしちゃった……ですね……?
(T_T)……
好きです。
あなたが大好きです。
どういう職種の方かはわかりませんが、もしもゲームの制作に関わっていらっしゃるとしたら――
その、おしり魂をゲームに是非活かしてくださいぃぃっ!
むりむりむりって入れちゃってくださいぃぃっ!
絶対、絶対、買いますからあぁぁぁぁっ!
うづきにとって、s***って、特別な存在でした。ある意味では、いま、うづきが創作じみたことをしているのも、s***と出会ったからかもしれません。
だから。
この会社の人にゲームの「ヒント」とかを提供できたとしたら――うにゃにゃ――クリエイターさんたちの一時のヌキに役立てただけでもいい――本望なのです。(「ヌキ」の前には「息」ないし「ガス」が入ります)
ありがとうございました、勇気あるお客様。
できましたら、これに懲りずにまた来てください。 あなたのために、おしりを増強しときますから! ぜひに!
※今後、リモホがらみのネタは書かないと約束いたします。学校・職場からでも、安心してアクセスしてください。ただし、周囲に人がいない時にね!
田中真紀子外務大臣もスピーチした「児童の商業的性的搾取に反対する世界会議」ですが、ユニセフの事務局長さんの「性的搾取は、子どもたちの未来を破壊してしまうテロリズムの一形態だ」というコメントはなんだかなあと思います。「性的搾取をやめさせなければならない」という主張は全面的に賛成できるのですが、なんで「テロリズム」に結びつけるかなあ?
テロリズムというのは「一定の政治目的を実現するために暗殺・暴行などの手段を行使することを認める主義」のことです。子供の性的搾取とは、その構造はまったく無関係ではないでしょうか? それとも、どこかの国では、「政治目的を実現するために、子供を性的に搾取している」のでしょうか? だいたいの場合は「貧しさのゆえに、やむなく子供の性を商品にしている」のだと思います。
もとより「子供の性的な搾取」は、「窃盗」や「殺人」と同様、悪いことであることは言うまでもないことです。えーと、「殺人に反対する世界会議」ってのがあるかどうか知りませんけど。「泥棒に反対する世界会議」とか「覗きに反対する世界会議」もあるんでしょうね、きっと。
で、「殺人」や「窃盗」が悪いことであることは異論がないと思いますが、「フィクションであっても、殺人や泥棒について描いてはいけない」なんて議論は、これは出てこないわけですよ。当たり前ですね。「作り事のなかで、誰が死のうが、なにを盗まれようが、だれも被害を受けない」からです。
なのに、「子供の性的搾取」の場合は、これが大真面目に議論されるわけですね。
子供を実際に撮影した実写ポルノは論外ですよ。それは撮影の時点で犯罪が構成されているわけですから。
ですが、絵で描かれたもの、言葉で語られたもの、については実在の子供は誰も傷つかないんです。規制される必然性は全くありません。
絵による擬似ポルノを規制することを主張しているユニセフは、殺人や窃盗を扱ったフィクションも規制すべきだと主張されるのでしょうか?
もしも殺人を扱った物語や絵が規制の対象になるとしたら、最初に規制されるのは「聖書」かもしれません。
人類最初の殺人事件は「カインとアベル」の物語なのでカットすべきですし、キリストの張り付けのモチーフは残虐すぎるのでこれも発禁です。(聖書の事例をフィクションと言い切るのもアレかもしれませんが。まあ、でもフィクションだよな)
もちろんこれは冗談ですけれども、ユニセフがやろうとしていることはどうやら冗談ではないみたいです。
ユニセフの事務局長があえて「テロリズム」という言葉を使ったのは、アメリカ同時多発テロが発生し、その報復としての攻撃が、ろくな議論もなし世界から容認されたことを踏まえてのことなのでしょう。
つまり、「これはテロだ。だから反論は許さない」という態度のあらわれです。
そして、ブッシュが「テロリストをかくまう国は同様にテロリストと見なす」と言ったのと同じように、「表現の自由などを持ちだすやつは、児童ポルノに賛同しているとみなす」という意図があるようにも感じられます。
そうでもなければ、言葉の定義においてまったく関連のない「テロリズム」という言葉を使用するはずがありません。
さて。
議論の余地なく自分たちの考えを押しつける。しかも、反抗しづらいこと(正論すぎる正論or暴力)をふりかざして。
それって、テロっぽくはないですか?
もちろん、そう感じてしまったのはうづきの気の迷いだとは思いますが。
もう一度、ゆっくり考えてみたほうがよさそうです。
十年くらいぶりに「らんま1/2」のアニメを頭から見直しているのですが、いろいろ新しい発見があって面白いです。原作コミックスも本棚の奥から引っ張り出しました。
原作って、意外に話数が少ないんですね。たしかに、コミックスまるまる一巻使っているシリーズもあって、それはアニメにするとせいぜい2回ぶんくらいだったりします。
アニメは161話もあって、しかも原作の22巻のあたり(乱馬・ミーツ・マザー)で終わっているので、放送されたエピソードにはかなりの割合でアニメオリジナルストーリーが含まれていたことになります。
オリジナルのシナリオを、原作のイメージを壊さずに量産するのは、たいへん困難なことです。当時の脚本チームの苦労がしのばれます。
アニメオリジナルストーリーの中には、「これは原作ものだろう」と思ったら違ってて「一本取られたわい」と思わされるものもありますが、やっぱり、「こんなあかねはおかしい!」とか「乱馬がこんなことを言うはずがない!」とか「佐助って誰だよ、おい!」などの不満を感じることが多いです。
当時のスタッフも「もっと原作のストックがあれば楽なのに」と思ったことと思います。
テレビシリーズ終了後も映画やOVAシリーズが何本も作られていますが、原作はさらに長く連載され、コミックスも38巻まで出ているので、まだアニメ化されていないエピソードがたくさん残っています。むろん、原作の最終回も映像化されていません。
「らんま」に続く高橋留美子作品である「犬夜叉」がアニメ化され、そこそこ人気もあるようなので、これをきっかけにして、「らんま」のアニメが復活すればいいのにな、と思います。できれば、原作エピソードに絞って、第一話から作り直さないかな……。でも、裸のシーンが多いし、テレビではもはや無理か……。
ほんとかなあ……? これ。
「Dr.スランプ」 を、既存の様々なアニメ作品とつぎはぎして、一本の話にするそうです。つぎはぎの対象は「パワーパフガールズ」、「ビックリマン」のほか、韓国産アニメとかですって。
視聴者のリアルタイム投票によって、ストーリーが枝分かれするらしー。
日本の感覚だと、著作権問題クリアできるのか?、という感じで、2ちゃんで話題になっているみたいです。(すれっどはここ。)
バードスタジオ(鳥山明の事務所)側はどーやら知らなかったっぽいので、今後の展開が気になります。
ただ、こういった複数作品のつぎはぎというのは、アメリカでは珍しくないはずです。「マクロス」や「サザンクロス」が放送された際には、これら別々の作品がひとつのシリーズとして時系列を無視して再編集されていたとか、どっかで読んだことがありますし。
もしかしたら、版権を韓国の会社に売ったところが、こうしたことを容認する契約を結んでいたのかもしれないですね。いくら韓国が著作権をないがしろにするお国柄としても、「Dr.スランプ」や「ビックリマン」はビッグネームすぎますからねえ……。
「らんま1/2」の再放送を最近観ていたりするんですが、やたら裸が出てくるので、いまの時代ではできないことよのう、と思いました。第一話から、あかねとらんまが風呂場でカチ会ってますからね。
なんでこんなことを書くかというと、いまやってる「ナジカ電撃作戦」というアニメが、いやらしいんだかなんだかよくわかんないもんで。
このアニメ、やたらめったらパンツがでてくるんですが、裸は出ないんですね。ノーブラのバストトップの表現らしいものもあったりするんですが、胸の露出はない、と。
昔のアニメは、なんか裸を無造作に出していて、「ガンダム」なんかでも、主要女性キャラクター(フラウ、ミライ、セイラ)はむろん、シャアにすらシャワーシーンが用意されていたくらいなんですが。でも、乳首の表現がおざなりで、テンだけなんですけどね。
いまはテレビアニメでは、いくつかの例外を除けば、裸はご法度みたいです。「ナジカ」とかはそれを逆手にとって、「パンツならいいんじゃろ、ごへごへごへ」とやっちゃっているのかもしれません。
いや、べつに批判するつもりはなくて、とりあえず毎週楽しみにしてます。
それにしても、「らんま1/2」って、お話ごとの質の差はかなりありますが、面白いですね。あらためて愛が深まりました。また小説を書きたいです。
NHK-BSを見ていたら、カンボジアはプノンペンで蔓延している少女売春についての番組をやっていました。
子供が売春にたずさわることになるきっかけには、幾つかパターンがあるようです。
(1)親に売られる:業者に「いい仕事がある」と言われて、子供を働きに出す契約を親が結ぶってのは、もう人身売買同然です。親は、「だまされたんだ」とか言うんだろうけど……
(2)出稼ぎ:農村地方やベトナムからの出稼ぎ……。教育のない貧しい女性が都会に出てきて、できる仕事といったら、他にはありません。子供だって働かなきゃいけないのが、実際のところです。
(3)難民:番組内で、17歳のベトナム人の女の子が行方不明の親を探して旅をしている途中、騙されて売春させられていた、というケースがありました。
たぶん、(1)と(2)が多いんでしょうね。でも、土地柄、(3)のようなことも稀ではないのかも。
で、番組でスポットが当てられていたのは、少女たちを救う組織の所長さんで、イム・ポさん(名前はギャグじゃないですよ……たしか、そんな名前だった)。
イムさんは、警察に協力を仰ぎつつ、少女を悪徳売春業者から救い出し、教育や職業訓練を行なっているのです。どういう組織なのかはよくわからんのですが、たぶん、日本でいえば児童福祉センターとかそーゆー位置づけの組織かもしれません。
職業訓練の例でいうと、ミシンの使い方を教えたり、美容師の訓練を受けさせたりしているようです。
これは、すごく重要なことです。
日本では、この手の問題は、「東南アジアで少女を買う日本人の異常さ」だとか「売春ツアーに参加している日本人の醜さ」といった視点で語られることが多いのです。むろん、「買う側」の行ないを批判し、罰することは必要ですが、より大切なことはイム・ポさんが行なっているような「少女が自立できるような環境を作ること」ではないでしょうか。
もしも、日本がこの問題で何か手伝えるとしたら、それは、日本人の「性犯罪者予備軍」(とレッテルを貼られた人々)を監視することではなく、彼女たちが子供らしく伸びやかに暮らしていける仕組みを作るためのサポートをすることでしょう。
もっとも、日本も、失業者だらけ、女子大生の就職先がなくて、ススキノあたりには大卒の風俗嬢があふれかえるような状況ですから、かんたんではないかもしれませんが。もっとも、彼女たちは「生きるため」に売春をしているわけではないでしょうけど。
関連情報
子供の値段は300USドル以下。
プノンペンでは現在、カラオケボックスの業態を真似た娼館が多いようです。
身体を売ってエイズに感染する少女は多いようです。
ここにある少女のコメントは重い。
基本的なコンセプトは今までどーりなんですが、Annexのコンテンツの整理をしつつ、デザインもちょっと変えて、カウンターとBBSを復活させました。もうちょっと更新頻度も多くしようと思います。
創作ページの方もついでに更新しました。朝、慌ただしいってのに……。
「うたかたの天使たち」の苑子編は、濡れ場が長くなってしまってなかなか終わりません。他のシリーズでもそうなんですが、第一話より第二話、第二話より第三話と、お話が進むたびにページ数が多くなる傾向にあります。
「うたかた」は、あと気恵くんが残っているのですが(五話)、オチをつけるのにもう一話使って、六話完結のつもりです。さて、姉妹のうち誰を遊一とくっつけるか、そろそろ考えないと……。
人としてどうかという自己批判もあるにはあるのですが、ここのところ、WINMXで遊んでいます。
WINMXというのは、音楽データ(MP3)のコピー問題で話題になったナップスターのクローン(互換ソフト)です。
日本語で検索できるので、現在ものすごくはやっているようです。
また、MP3以外に、動画や画像のデータ形式でも共有ができます。(共有というのは、各ユーザーのハードディスクにあるデータを、ユーザー同士でやりとりできるようにすることです)
WINMXを使って、検索をかけると、いろいろなデータが見つかります。楽曲はむろん、ムービーや画像でも一般には出まわっていないようなレアなものや、はっきりいってしまえば違法なものまで。いわゆる「割れ物」などもあるようです。
これら著作物の無断複製は明らかに犯罪なので、やってはいけません。
やってはいけないのですが、しかし、これがめちゃくちゃ魅力的で楽しいのも事実なのです。
だって、子供のころに好きだったレアな番組の主題歌をふと思いたって検索してみたら、あるよ、ある、速攻ダウンロードじゃあああ、となってしまいませんか?
それ以外にも、見たくてもなかなか見られないアレでナニな映像だとか、ギャハハなマッドビデオなど、好奇心が刺激されまくるブツがザクザクあるのです。なにせ、世界中(はちょっと大げさですが)のハードディスクの「宝箱」「おもちゃ箱」「びっくり箱」が公開されているのですから。
とりあえず、いまのうづきはマッドビデオにハマってます。マッドビデオというのは、既存のアニメやドラマの映像や音声をパッチワークして再構成したブツですが、爆笑できるものがあったかと思うと「よくぞここまで」と唸らされたり感動できるものもあり、幅広いです。あれもアートだと言えばアートですね。ジャンク・アートだけれども、だからといってバカにはできません。
つい、自分でも作ってしまったりもしました。1分たらずのものですが、まる一日かかってしまったです。何人かがダウンロードしていったので、もしかしたらちょっとずつでも広まるかも……。
あと、自分の共有ファイルを揃えるのも面白いんです。これってカードゲームに似ている。自分がほしいデータを持っている誰かさんの嗜好を予測して、交換に応じてもらえそうなデータの構成を考えるのがおもしろい。その予想が外れると、自分がほしいデータはちっとも手に入らなくて、こっちのデータが流出してばっかりになる(こっちのほしいものを持っていない人がダウンロードを希望してくるので……)。
なので、ジャンルごとに構成を変えるんですが、それがカードゲームのデッキみたいなんですね……。
とりあえず、うづきは犯罪に手を染めないように――マッドビデオ制作はすでにアウトっぽいが――気をつけています! ホントですよ〜。「あずまんがなんとか」を落としたりしていませんよ……はぐぅっ!
WINMXについては ここ とか ここ とか このへん を見ると詳しくなれるかもしれません。
まあ、いろいろ解決しなければならない問題はあるし、今はほんとうに過渡期だと思うのですが、ファイルの「共有」はたいへんホットな「遊び」です。
アメリカのABCニュースでこんな話題がありました。
アフガニスタンへの報復攻撃が経済などに深刻な打撃を与えている一方で、婚約の増加の傾向が見られるそうです。宝石店のインターネット上での婚約指輪の注文が増えているとのこと。特に基地周辺の地域でその傾向が多いらしい。
また、ソースはないが、性活動が活発になっているとの話もあるとのこと。(どーやって調べたんだ? コンドームの売り上げUPとかか? 産院への受診者増などがわかるのはまだ数ヶ月月だろうし)
まあ、どこまで本当かはわかりませんが、いざ戦争に行くとなると、恋人と結婚しようという気持ちが盛りあがってくるのは想像できます。
夫婦の絆も強まるでしょうし、家族の大切さを改めて意識もするでしょう。
それは、原因そのものは悲しむべきことですが、もたらされた結果は悪いことではありません。
ひょっとしたら、10カ月後、アメリカではちょっとしたベビーブームになるかもしれません。
同じことは、アフガニスタン側にも起こっているでしょう。ただし、死傷率はアフガン側の方が桁違いに多いでしょうが……。
この問題は難しいですね。
ただひとつ言えるのは、生命の危機にさらされたときに、人間というのは最も美しくも、醜くもなれるということです。
そして、死がたくさんあるところにこそ、新しい生命がもたらされるのだとも。
その証拠に、ずっと戦争がなくて、平均寿命の長いある国では、子供が生まれなくなってきているそうです。
平和な証拠でもあるけれども、複雑ですね。
最近、不眠症ぎみで頭がうまく働きません。ただでさえ頭がよくないのに。
さて。
「児童ポルノに関する法律(以降、児ポ法)」ですが、その改正(改悪)についての議論がそろそろとなされてきているようです。
この件については、以前から何度かコラムに書きましたが、どうやら怖れていた雰囲気になりつつあります。
施行から3年で改正(改悪)される見込みですから、およそ、あと一年後です。
改正(改悪)の主要な案件は、児童ポルノの単純所持の禁止と、漫画やアニメなどの「絵」に対する規制です。
もしも改正(改悪)が実現した場合、ロリコン漫画やアニメの類が世の中から姿を消すことになるかもしれません。
小説もおそらく大打撃を受けることでしょう。現に、99年に児ポ法が施行された際、ロリータ小説専門誌がロリータ小説を載せなくなったという実例があります。
かなりの確率で、表のメディアからロリータ系の作品が姿を消します。
同時に、インターネットプロバイダも、そういった題材の作品を公開しているホームページを削除していくことでしょう。
これも、児ポ法の施行時に、DTIなどの大手プロバイダが会員に対して、絵も含めたロリータ系のコンテンツの削除を求めたという実例があります。DTI以外にもそういう対応をしたプロバイダがあったかもしれません。
この時は、まだ「絵」は規制の対象ではなかったため、大部分の「正常な」プロバイダはさほどヒステリックな対応はしなかったようですが、もしも法改正(改悪)によって「絵」が規制対象になれば、「すべてのプロバイダ」が同様の対応をすることは確実です。
うづきの創作ページ「超世紀莫迦」も、その時までの命ということになります。
恐ろしいことです。
マイノリティ狩りです。
一般常識にまつろわぬ性的嗜好を持つ者は、否応なく「犯罪者予備軍」のレッテルを貼られてしまうのです。
以前も書きましたが、少女を性的対象として見ることは、歴史的にも文化的にも異常なことではありません。
かつて、日本の農村では、男も女も、十二、三歳くらいになり性器に発毛が見られるようになれば、セックスすることはごく普通のことでした。
より正確には、「都市化」する前は、日本中、どこでもそうだった、と言ってもよいでしょう。
そのセックスの入り口で少年や少女を導いたのは、当然、性的に成熟したおとなたちでした。
村の寡婦など年上の女が少年に性の手ほどきをし、また、村の青年たちが少女を女にしたのです。
児ポ法は、十八歳未満の児童を性的対象にすることは犯罪であると言っているわけですから、かつて日本は犯罪者だらけだったということになります。
したがって、少女を性的対象と考える人間は異常者である、というのはまったくの暴論です。
むしろ、健康な男性であれば、初々しい少女に心惹かれるのは当然です。文学をはじめ、そういった思いをテーマにした芸術作品は枚挙にいとまがありません。
ただし、です。
現代日本において、少女に性的関係を強いるのは間違っています。
なぜなら、相手には充分な知識がなかったり、経済的に自立していなかったり、条件として不利だからです。(かつての日本とは社会システムが違ってしまっていますし)
特に、肉体的に成熟していない年齢の少女の場合は、性行為はすなわち暴力行為と同義になります。
おとなの力には抵抗できないのです。
現実問題、少女に対する性的暴行は、表沙汰になっていないだけで、実際はもっとたくさん行われているかもしれません。
うづきの知人にも、小学生のころに性的なイタズラをされたという女性がいます。
そのイタズラをした人というのは、重度のロリコンだったのでしょうか。ロリコンマンガに耽溺し、少女とセックスすることを妄想しつづけているような変態だったのでしょうか。
実際は、ごくふつうの人だったそうです。人づての話しですが、とっくに結婚もして子供もいるということです。
それをもって、すべての結論とすることはできませんが、たぶん、こういうことです。
ごく一般的な男は少女に欲情することがある。そして、それを現実の行為とした場合、それは「性的暴行」にならざるを得ない。なぜなら、少女とは両性の合意をもった性行為は果たしえないからです。少女が応じたとしても、それは子供の判断であり、おとなに誘導されたものかもしれない。いずれにせよ、自分の体に加えられる行為を正しく認識しての判断とは言えない。
そして、そういう行為をおとなの側からするかどうかは、「少女に欲情するか否か」ではなく、「少女の未来を尊重するか否か」であると。
誰もが少女に欲情する可能性はある。が、その欲求を果たすために現実の行動を起こすかどうかは、その人間の理性に依っているのだと。
くどいですか?
でも、依然として、「子供に欲情するような変態だから性犯罪を起こすのだ」という論理的に誤った考えを持っている人が多いのです。
もしも、「**に欲情する人間は性犯罪を起こす」という論理が正しいとしたら、**を「成人女性」とした時にはどうなるでしょう?
「成人女性に欲情する人間は性犯罪を起こす」という理屈が正しいとしたら、世の中のすべての「正常な」男性が性犯罪者予備軍ということになってしまいます。
「欲情する」ことと「性犯罪者になる」ことはイコールではありません。
それは、「少女に欲情する」場合でも論理的に同じです。
「子供に対する性的暴行」というイメージがあまりに陰惨なため、そのイメージを悦ぶ者を「異常者」にしてしまいたいだけなのです。
より重要な、注視すべき要因は、べつのところにあります。それは、「自分より弱い存在に対して暴力を振るう性向」です。「他人の痛みを想像できない利己的な心」です。そして、「現実と空想を区別できず、欲望をコントロールできない精神的な未成熟さ」です。
現実の子供がモデルになるわけではない「絵による児童ポルノ」も禁止したからといって、この、より重要な、犯罪に至る要因を制御することにはならないのです。
むしろ、少女に対する(ごく正常な)欲望を抱えながらも現実社会にきちんと適応している大多数の人々を抑圧し、苦しめるだけです。
そして、少女に対する犯罪は減るどころか、むしろ凶悪さと狡猾さを増して、地下にもぐっていくことでしょう。
おおっぴらにできないことには高い値段がつきます。
そして、アンダーグラウンドで高い値段がつくものには、かならず犯罪のプロがからむのですから。
「児ポ法」の改悪に賛成している方々に言いたい。
あなたの考えを改めろとはいいません。
ですが、論理的に誤った偏見を持っていはいないか、もう一度考えてみてほしい。
その上で、子供たちを守るためにほんとうになすべきことは何か、を考えてください。
お願いします。
ロリ者だって――妄想のなかで子供を犯していようが――現実世界の子供たちの幸福を心から祈っているのです。
Annexのコンテンツを更新しました。
なにしろ、本店の創作ページの方の更新もロクにしていなかったので、なんかいまさらーな感じですが。
肝心の小説の方は、なかなか時間が取れなかったりで、あまり進んでません。
にもかかわらず、書きたいものは増える一方なので、書きかけのまま停滞してしまうケースが多いです。
現状、執筆中のものは……
「偉大なる助平 最終話」 第一章の70%まで。美琴エロシーンの途中。全貌はまだ見えず。たぶん長編になります。
「ジャリン戦記」 最終章の半分。エロシーンが書けない……。挿絵はずいぶん前にできているのですが。
「タイトル未定・小学生もの」 とりあえず書きだしてみた。最初のエロシーンの手前まで。
「うたかたの天使たち 苑子編」 書きだしてはいるが、趣向が二系統あって、どっちにするか未定。
「千景さんのゆううつ(仮題)」 ずいぶん前に書きだして、最初のエロのところまで出来ているが、たぶんボツ。
構想レベルで……
「鬼畜屋本舗」 アダルトビデオ業界&妹ネタ。シノプシスまで。
「あずまんが大王」 とりあえず、さっきシノプシスができました。
「肛北恭介の冒険」 本格?エロ推理もの。シノプシスはずいぶん前に作ったのですが、元ネタの知名度の問題で……
「ふたりエッチ」 とりあえず、優良さん汚しの方向で考えてるのですが、考えるだけで満足してしまうという難点が……
「裏パパ倶楽部」 いけないお父さんたちの地下倶楽部。シノプシスはできていますが、構想が大きすぎて、実現は……
という感じです。
書きかけのものを仕上げるのはもちろんですが、旬の題材のものは痛まないうちになんとかしたいものです。
なんとか……ああ……。