ゼロの使い魔

ルイズとあそぼう! 魅惑の妖精亭へようこそ

 

 9.妖精ともっとあそぼう!!!の巻

 サイトは屋根裏部屋への階段を足音も高くのぼった。

 この急傾斜の階段、どういうわけかきれいに掃き清められ、絨毯さえ敷いてあり、まるでVIP用の階段のようだ。

 そんなことは気にせずにサイトは階段をのぼりきると、かつてルイズと過ごした一室のドアに手をかける。

「ルイズ!」

 名前を呼びながら部屋に入る。

 その、目前には――

「なによ、サイト、血相かえちゃって」

 魅惑のビスチェを着込んだ桃髪の美少女がベッドに腰掛けて、サイトを見つめていた。

「いや……その……なんていうか……ただいま」

 毒気を抜かれて――というより、ルイズのあまりの可愛さに一瞬にして怒りもいらだちも消え去ってしまっていた。

「お帰りなさい……ところで、あのメイドたちをちゃんと連れてきたんでしょうね?」

「も、もちろんだろ。シエスタもテファもキュルケも――タバサまで、イルククゥつきだけど――手伝いにきてくれたんだぞ!」

「そうなの。みんなヒマなのね」

「そんな言い方ないだろ?」

 ムッとしてサイトは顔をしかめる。ちょっと怒りがよみがえりかける。だが、

「冗談よ――ありがと、サイト。みんなにもお礼言わなきゃね」

 あっさり礼を言うルイズにサイトはあっけにとられる。

 ほんとにルイズなのか? なんか素直だし、その、すごく可愛くて色っぽいし。

 ビスチェの胸元から覗く白い肌。ふくらみはそんなにはないが、すべすべのツヤツヤで、顔を埋めてスーハースーハークンカクンカしたら、それだけで昇天してしまいそうだ。

 太腿も絶対領域がたまらない。ああ、そんな風に座り直したら、見えてしまう――パンティが。

「ね、サイト、隣に座ったら?」

 ベッドのあいたスペースを示すルイズ。

「え? あ、ああ……」

 サイトは胸の高まりと、股間の変化を自覚していた。

(やべえ、ルイズ、すっげー可愛い。魅惑のビスチェの魔力のせいかもしれないけど……)

 もう、今すぐ押し倒して全身にキスしまくりたい。それから、それから――

 サイトはカチカチになりながら、ルイズの隣に座る。

 するとルイズがしなだれかかって甘えてくる。ふだんとは香水が違う。甘い、オトナっぽい匂いだ。

 いかん。理性が――まだ明るいのに、階下では友人たちが働いてくれているのに。

「ね、サイト。あたしのためにみんなを連れてきてくれたのよね?」

「そ……それは……まあ、そうだな。ジェシカやスカロンさんのためでもあるけど」

 でも、ルイズに頼まれなければ、そこまではしなかったろう。

 また、シエスタはともかく、ほかのメンバーが駆けつけてくれたのは、ルイズが一人残って頑張っていると思ったからだ。

「いつもありがと、サイト」

 ちゅっと音がして、サイトはほっぺに温かくて湿ったやわらかいものが押し当てられるのを感じた。ルイズの体温と柔らかさ。

「ル、ルイズ!」

 もうたまらない。サイトはルイズをベッドに押し倒した。かわいい唇に自分の唇を重ね合わせる。

 至福の一瞬だ。ルイズは小刻みに震えている。なんという可愛さ、けなげさだ。

「ルイズ……すごく……すごく可愛い」

 ルイズの唇を吸いながら、サイトは荒い息の合間にささやいた。

「ああ……サイトぉ……」

 ルイズは抵抗しない。むしろ自分からサイトのしがみついてくる。

 ちゅっちゅぺろぺろ。

 サイトはキスしながら、ルイズの胸をさわる。ああ、大きさは残念だけど、でも十分に女の子している。

「やだ……サイト……胸は……」

「ルイズ、オッパイ、見たい……:

「でもぉ……」

 魅惑のビスチェから覗く乳房。

 サイトの理性の最後のひとかけらが蒸発する。胸元の布をずらすと、それだけで、ちっちゃいけど、綺麗なバストがあらわになる。

「やっぱりきれいだ、ルイズ」

 ボリュームはなくとも、ルイズの乳首の色と形は、たぶんハルケギニアでも一番だろう。ほかの乳房はあまり見たことのないサイトだが、それだけは言える。ルイズが一番だ、と。

 サイトはルイズの乳房をさすりつつ、片方の乳首に吸いついた。ふだんだったら、蹴られ、殴られ、攻撃魔法のひとつもかまされそうな暴挙だが、今日のルイズは怒るそぶりもなく、むしろ嬉しそうにサイトの愛撫を受け入れてくれている。

(これは……いける)

 これまで何度かルイズとはきわどいところまでいったが、最後の一線を越えることはできなかった。

(千載一遇のチャンス……かも!)

 短いスカートの下に手をもぐりこませる。

「あん……」

「ルイズ……この、下着……」

 黒のレースのおとなっぽい下着。極悪なくらいに極小。

 横なんてヒモだ、ヒモ。

 三角形の布がかろうじてアソコを隠しているだけ。

 いや、隠せてない。というか隠そうとしてない。むしろそこに視線を誘導している。

 サイトの脳が爆発する。ルイズの大切な場所を指で――

「あ、あんっ! サイト、やさしく……して」

「あ、ああ……」

 だが、そんな余裕はない。布越しにルイズの柔らかい谷間の感触が――しかも――

「ぬ、濡れてる……」

「だ、だって、サイトがそんな風に触るから……ばかぁ」

 恥ずかしそうに顔をそむけるルイズ。

(か、かわいい! かわいすぎる!)

 こんな美少女が自分のことを想ってくれているなんて――サイトは幸福感で満たされる。

 も、もっと触りたい。それも直に――

 サイトはちっちゃな下着の中に手を入れる。

「ひゃん!」

 子犬のようなルイズの甘い悲鳴を聞きながら、サイトはルイズの濡れたワレメの奥に指を侵入させる。

(すげえ! 柔らかくて――ヌルヌルしてて――中がすごく熱い!)

 これがルイズの膣――サイトだけに許された秘密の隘路――

「サイト……サイト……そんなトコ、グリグリしちゃ、やだあ」

 ルイズが甘い息を吐きながら訴えかける。

 夢中で指を動かすサイト。ルイズのそこはまるで独立した生き物のようにうねり、サイトの指にからみついてくる。

(す、すげえ、ルイズのマンコ……ここにチンチン突っ込んだら……どんな感じだろう!?)

 想像しただけでイッてしまいそうだ。

「ルイズ、い、いいだろ?」

 サイトはルイズのパンティのヒモをあわただしくほどく――はらり、布がめくれてあらわになるルイズの真っ白なワレメ――そして充血して濡れた花弁がちょっと顔を覗かせて――

「ぁん、サイト、み、見ちゃダメ……!」

 ルイズが顔を真っ赤にするが、眼はとろんとして、いやがってはいない。

 サイトはルイズの性器を感動の想いで鑑賞した。

(こんなにきれいなんだ……ルイズの……アソコ)

 よく鼻血を吹き出して失神しなかったものだ。ある程度サイトも鍛えられているのかもしれない。

「ルイズ……おれ、もう、がまんできない……!」

 堅く張り詰めたペニスを露出させた。半剥けの包皮から亀頭が覗いている。

「きゃっ」

 愛らしくルイズは手で顔を覆う。でも、指の間から、しっかりと見ているようだ。

「い、入れちゃうよ、ルイズ……」

 うわずった声でサイトが言う。

 ルイズがちいさくこっくりする。

(よし! お、おれもついに……!)

 ルイズのそこに亀頭を触れさせる。それだけで出そうになる。

(入る――ルイズの中に)

 でも、まだ明るいうちから――友達を働かせておいて――最後までしちゃっていいのか?

 サイトは一瞬迷う。そのときだ。

「サイトぉ! 上にいるの!? 厨房がたいへんなの! 手伝ってぇ!」

 ジェシカの声だ。階段を上がってくる。

「わ、わかったっ!」

 あわててズボンを引き上げるサイト。いいところだったのに、またお預けか――

 でも、ベッドで眼をうるませているルイズを見て、サイトは思う。時間はたっぷりある。慌てることはない。

 残念半分、少しほっとしたサイトであった。


 サイトが去った屋根裏部屋に、数名の男達の姿が現れた。

 男達の一人が杖を持っていた。客のなかにはメイジも混ざっていたのだ。

「こんな初歩の姿隠しの魔法にも気づかないとは――」

「だが、おかげでいいものが見られましたぞ」

「ルイズちゃんと彼氏の濃厚なラブシーンが」

 客の一人がベッドの上のルイズに手を伸ばす。

 抱きかかえ、キス。

 それからむき出しの性器に指を挿入する。

「どうだ? 恋人の愛撫と比べて?」

 乳首をつまみながら、クリと膣内を同時にもてあそぶ。

「……はぁ……お客様のほうがずっと上手……サイトって、下手だったのね……しらなかった」

 ルイズは自分の性感帯を刺激する毛むくじゃらの腕をうっとりとみつめていた。

「あ……あん、そうよ……すっごく気持ちいい。そこクリクリされるの、好きぃいぃ!」

 包皮から飛び出したクリトリスの付け根を圧迫されて、ルイズは可愛いアクメ顔をさらす。

「次は、私の番だな。サイトくんが戻ってくるまでに、ルイズのまんこを使わせてもらおう」

「はぁい……」

 ルイズはベッドの上で犬のような服従姿勢をとる。

 もう濡れそぼっている性器に男はペニスを埋めていく。

「あっ……あっ! き、気持ちいい! オチンチン、気持ちいい!」

「ルイズの中もすごいぞ。狭いのにヌルヌルで、亀頭をしゃぶってくるようだ!」

 男は腰を使いながら感嘆の声を漏らす。

「お、奥に、あた……ってるぅ! お客さんのオチンチン、すっごぉい!」

「そうだ! ルイズの子宮! ここにまた、精液直がけしてやるからな!」

 ルイズの尻を揉みながら、激しく奥を突く。

 突かれているルイズはもう全身汗みずくで甘いフェロモンを出しまくりだ。

 子宮が泣きむせんで、ペニスの侵入さえ許してしまう。

 亀頭が入ってくる――ルイズの神聖な生殖器の一番奥にまで――

「だ、出して! 中で出して! あかちゃん、できてもいいからぁ!」

「よぉし! 孕め! ルイズ、おれの子を孕め!」

「あああ、はらむぅ! あ、あかちゃん、できるぅううう!」

 熱い粘塊がルイズの子宮に注ぎ込まれる。ルイズの意識が白濁して吹っ飛ぶ。

「サ……サイト……ご、めん……ね」


 

 王都トリスタニアのチクトンネ街にある大衆酒場兼宿場『魅惑の妖精』亭。

 そこは可愛い女の子――妖精がきわどい衣装でお酌をしてくれる、明るくて楽しいお店だ。

 一時、閑古鳥が鳴いていたが、オーナーが変わってからは以前をしのぐ人気店になった。

 その秘密は、妖精とゲームが楽しめる新サービス。ゲームのなかにはちょっとエッチなのもあるが、それを楽しむにはチップをはずまなくてはならない。

 店に通ってチップを気前よく払い続け、上客と認められると、屋根裏部屋のスペシャルゲームに参加できる――らしい。そこは完全にVIPのための場所で、店のなかでも選りすぐりの妖精と「最後まで」遊べるんだとか。

 子供っぽい容姿にクールな物腰の美少女、タバサ

 巨乳で黒髪、テクニック抜群の癒し系、シエスタ

 革命的なおっぱいを持つハーフエルフの美少女、ティファニア

 そして、ダントツの人気ナンバーワン、桃髪ブロンドの絶世の美少女、最初はツンツンしているけれど、通い詰めればいつかはデレる、可愛さ満点の妖精・ルイズ

 さて、あなたはどの妖精と遊びますか?

 

これにておしまい!