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凶悪な指が、イサミの幼い性器を可愛がり、イサミのその部分もそれに応えるかのように、熱いしたたりを湧き出させている。
「ああ……もう、だめ……」
イサミが力なく首を振る。もう、開かれた股間をなんとかしようという気力もないようだ。股間で蠢いている黒天狗の指の与える刺激に屈伏してしまったのだ。
「しっかりしろぉっ! イサミっ!」
「そうですよ、イサミちゃん!」
しばられて身動きもできないトシと総司が口々にわめく。
トシの顔はゆがみきっていた。目の前でイサミが裸にされて、黒天狗におもちゃにされているのだ。
「トシ……総司くん……あたし、もう……」
イサミは仲間の声から逃れたいかのように顔をそむけた。
「そこのガキども、うるさいのう。これからゆっくりイサミちゃんをかわいがるところだというに。おとなしく見物していられぬのなら、だまらせてやる」
黒天狗は指を鳴らした。
ドアが開き、二人の少女が折檻部屋に現われた。
「お呼びですか、黒天狗さま……」
「また、いじめていただけるんですかぁ、きゃは」
現われたのはタピオカとライチである。香港シスターズの下の二人だ。
身に着けているのは、タピオカは淡いグリーン、ライチはピンクのチャイナドレスだ。
顔が赤く上気し、胸がせつなげに上下している。チャイナドレスを押しあげる胸のボリュームは二人ともまだまだだが、乳首がピンっと立っているのは外からでもよくわかる。
「おまえたち、ちゃんとアレをつけておるかや?」
黒天狗が生徒に向かうかのような口調で訊く。
「はい」
タピオカが恥ずかしげにチャイナドレスの裾をたくしあげる。
トシと総司の視線がそこに引きつけられる。
なんと。ノーパンだ。
そればかりではない。白い下腹部がうねるように動き、股間を見せ付けるようにする。
「なんか、ささってる……」
「うわうわうわ」
総司が唾をのみこみ、トシは目をあわてて閉じる。
太いバイブが股間に埋めこまれているのだ。それは今も低いモーター音とともに動きつづけているらしい。
「言いつけどおりに、ずっと外してません……もう、何度もいっちゃいました……」
活発そうな太い眉を恥ずかしげにひそめて、タピオカが告白する。
「よしよし」
「あたしも見てくださいぃ」
ライチが弾けるように叫び、ぱっと後ろを向くと、ぺらっとおしりをめくった。
こちらもパンティをはいていない。
かわいいおしりがむき出しになる。
突き出すようにしたので、おしりの穴もその下の肉花もよく見えた。それぞれの穴からは短いコードが生えだしている。肉花のあたりは濡れているようだ。
「おおお……」
総司は鼻の穴をひろげきって凝視していた。
トシは薄目をあけて、それからまた急いで目を硬く閉じる。
「あたし、おしりとあそこにローターを入れているんです。タピオカねえさんほど凄いやつじゃないから、ライチ、ちょっと欲求不満ですぅ」
黒天狗は満足そうにうなずいた。黒天狗が調教した結果、香港シスターズは無敵の淫乱暗殺部隊になっていたのだ。