うたかたの天使たち 外伝
美耶子のお仕事シリーズ Part7
とうとう、おれも審査に加わらなくてはならなくなった。桃山園やスタッフだけでは足りないのだ。ペニスの数に対して、候補者の数が多すぎるの
だ。
審査は単純。自己PRで脱いで子役志望であることを明らかにした少女の膣にペニスを突っ込む。
入れてみて、具合がよければ残す。入らなかったり、具合がいまいちなら落とす。泣き出す子は論外だ。
桃山園の言ったとおり、女児の子役は男優とカラめてナンボだ。だいたい8歳くらいから、早い子は6歳くらいから、膣挿入ありの仕事が主になる。
だから、子役志望の少女たちも心得ていて、なんとかおれたちをイかそうと懸命に腰を振る。
審査員を射精まで導けば合格の可能性が増す、そう思っているのだろう。幼い性器の奥まで使って、おれを楽しませようとしてくる。
その様子はネット配信され、投票数がカウントされていく。
そういう意味ではオーディションに参加した少女のほとんどが、ただ性器を奥の奥まで見られ、セックスしているところを撮影され、その上で落選す るのだ。
割に合わないと思うのだが、子役になりたい少女が多すぎるのだ。
このオーディションでも、応募は三歳からあったという。さすがに、ホンバン撮影前提なので、六歳から十様での女児が集められている。
おれが審査した六歳の子は――さすがに挿入はためらわれたが、すでに子役として調教済みだった。ちび膣で男の射精をうながすテクニックを会得し ていた。おれも思わずイカされかけた。もう子役デビュー寸前らしいから、今回はだめでも、今に撮影現場で出会うことになるだろう。ひなちゃんと
いったか――
素人の少女たちの膣を次々と味わう。もちろんナマだ。子役の才能はナマでハメてみないとわからない。
だが、やはり、美耶子の妹たる逸材はなかなかいないものだ。
目鼻立ちで美耶子より整っている子ならいくらでもいる。だが、美耶子に匹敵する名器はいない。
いるはずがない。
――そう、おもっていた。
「エントリーナンバー九十九番、須々木香里奈、です」
最後の応募者がそういった。
ステージの上では、あまりに数が多すぎて気づけなかったが――香里奈がいた。
香里奈もオーディションに参加していたのだ。
ほかの参加者と同じく、マイクロビキニを着用している。
モニターを確認する。
コメントで画面が埋め尽くされている。
『ラスト、超美少女、キター!』
『一位! 一位! みゆりちゃん抜いた!』
『マジで? こんなかわいい子のおまんこ、見れちゃうの?』
『録画開始! REC●』
反応がすごい。
親としては誇らしい反面、これから起こることに危惧の念を抱かざるを得ない。
本気なのか、香里奈。子役にそうまでしてなりたいのか――
「美耶子ちゃんみたいな女優さんになりたいです。よろしくおねがいします!」
ぺこっと頭をさげる。
審査員席に戻っていた桃山園が大きくうなずく。
「きたわね、本命ちゃん」
舌なめずりしている。心なしか、おれを横目で見た気がする。
「じゃあ、香里奈ちゃん、美耶子のようになりたいなら、わかってるわね?」
「は……はい」
香里奈は顔を真っ赤にしながら、おずおずとマイクロビキニのブラをずらす。
ちっちゃなおっぱいを露出させる。薄い色の乳首は緊張のためかピンと立っている。
おお、と観客からも声が漏れる。
「なかなか吸いごたえのありそうな乳首ねえ、でも、みせてほしいのはそこじゃないわ」
「は……はい」
香里奈は観念したようにうなずくと、ボトムに手をかける。
もちろん、父親としてはとめるべきだ。血のつながりはないとしても、親子として過ごした年月に偽りはない。
だが――
おれは止めなかった。
香里奈は確かに自分の意思で、女優になろうとしていた。
おれは役者として売れないまま、二十年近くを過ごした。それでも役者をやめられなかったのは、芝居の魅力にとりつかれていたからだ。
あのライトを浴びて、カメラが回り出す瞬間の緊張感を味わったら――
多くの人々と、瞬間を重ねて作品を生み出す感動を知ってしまったら、もう――
それ以外の仕事はできなくなる。
香里奈も同じ道に入ろうとしているのだとしたら――
おれには止めることはできない。
香里奈は観客とカメラの前で、ボトムを下ろしきった。
もうすぐ十歳になろうかという一桁ワレメがあらわになる。
二次性徴をまだ感じさせない幼さだ。だが――
観客は、視聴者は、気づいていた。
もちろん、桃山園も。
「香里奈ちゃん、あんた、もう濡らしてるじゃない。他の子たちの審査を見て、興奮しちゃった?」
香里奈は耳まであかくした。
ワレメから、愛液が垂れていた。太股がてかるくらいに。
考えてみれば当然だ。自分の番が来るまでのあいだ、目の前で同世代の少女が全裸をさらし、さらには審査員とセックスするところを目の当たりにし 続けたのだから。
「さ、見せなさい、香里奈ちゃん。子役志望なら、自分の武器をカメラに、観客に、見せつけるのよ」
「は……はい」
香里奈はステージ上のスツールに腰をおろし、そろそろと股を広げていく。カメラマンがローアングルからそれを狙う。取材をしているマスコミ各社 のカメラも追随する。
濡れそぼったJS4の性器を、全世界に配信するために――
「み、みてくださ……い、香里奈のおまんこ――香里奈の処女膜も――」
自分の娘の処女膜をカメラ越しとはいえ、どアップで見たことのある父親はどれくらいいるのだろうか。
しかも、それがリアルタイムに何百万人、あるいはそれ以上の数の男たちに向けて配信されているというシチュエーションなのだ。
それでも――香里奈の膜はきれいだった。血の色をした繊細な膜だ。少女の、純潔のあかし。
たとえ、それが愛液でヌルヌルになっていたとしても。
「いいじゃない、いいわよぉ……完璧に処女ねえ。でも、そんな子供まんこで、ちゃんとお芝居できるのかしら?」
下半身まるだしの桃山園がペニスを誇示して、挑発するように言う。
「大人チンポを満足させられないと、子役にはなれないのよぉ?」
香里奈は桃山園のペニスから目をそらした。やはり、恐怖感はあるのだろう。
「ふふん……美耶子ぉ!」
桃山園はステージ横で休憩していた美耶子を呼び寄せる。
「なあにぃ、ももちー。いま忙しいんだけど」
スマホ片手に美耶子がぶーたれながら、それでもやってくる。ゲームでもしていたのか。
「あんた推薦の香里奈ちゃんに、子役のお手本を見せてあげなさいよ」
「えー、今日はあたし、司会だけでしょ? うー、まあ、香里奈ちゃんのためなら、しかたないっか」
美耶子は言うなり、ミニスカートをまくった。
はいてない。
観客も、視聴者もどっとどよめく。
「子役の心得いち! いつでもノーパンの覚悟!」
美耶子はカメラに向かってVサインだ。
「子役の心得に! カントクさんのオチンチンは大切に――」
桃山園のチンポにむしゃぶりつく。
「たいせつに扱ってぇ、立たせちゃいます」
亀頭をなめしゃぶり、竿をしごいて、桃山園のペニスを勃起させる。 まったく無駄のない動きだ。
「おおお……さすがねえ……」
すでに何発も出しているはずなのに、美耶子のフェラと手コキで桃山園のペニスはギンギンだ。
そのペニスに美耶子はまたがるようにして――
「子役の心得さん! カメラ目線で、挿入しちゃう……のぉ」
ぬぷぅ……
桃山園のペニスを膣に受け入れる。
「お、おっきい……! ももちーの、オチンチン、やっぱり、気持ちーよぉ!」
おおおおお!
観客も視聴者も、トップ子役・美耶子のまさかのナマ本番シーンに大興奮だ。
「さ、さすが美耶子ね……命令しなくても、ここまでしちゃうなんて」
美耶子の尻を掴んで広げながら、桃山園が感嘆の声をあげる。
「だって……香里奈ちゃんに……子役の仕事がとってもキモチいいって、教えたいんだもん」
舌をのばし、桃山園の赤紫のベロとふれあわせながら、美耶子が言う。
「こうやって、監督さんや男優さんと、みんなが見ている前でえっちするのが……子役のお仕事なんだよ、香里奈ちゃん!」
桃山園とセックスしながら、ステージ上の香里奈と視線を合わせる。「香里奈ちゃんなら、ぜったい、だいじょうぶだよ!」
その声が香里奈の背中を押したのに違いない。
香里奈はちいさくうなずく。
「か、監督さん! わ、わたしも――ホンバンのオーディション、やらせてください!」
5
美耶子にしゃぶらせながら、桃山園は香里奈の尻をもてあそぶ。
割れ目を広げ、膣内をあらわにする。
ああ、ピンク色の粘膜が――カメラに映されて、会場の大スクリーンのみならず、世界中にライブ配信されているのだ。
「香里奈ちゃんと処女膜あるじゃない。天然物の処女は、今時のオーディションじゃ貴重よ。たいてい、プロダクションの社長に食われちゃってるから ね」
子役志望者の処女率は限りなくゼロだ。子役に処女膜は邪魔だ。取れる仕事の幅が狭くなる。たいていの場合、ホンバンを含むからだ。
だから、育成レッスンの段階で処女膜を破られる場合がほとんどだ。
「ほらあ、撮ってるわよぉ、香里奈のヒトケタ処女膜! うっすくて、透き通ってる膜が、丸みえよぉ」
「うううう……」
たった九年のあいだ、香里奈が守ってきた処女膜が、全世界の子役ファンたちに視姦されている。
クリトリスも包皮を剥かれ、紅い小粒が顔を出している。
「そのまま! クリの裏側も見せるのよぉ」
「やああああ!」
尿道口も――肛門も――穴という穴をすべて広げられて――
撮られている。
配信されている。
何万、何十万――あるいは何百万、さらにはそれ以上の視聴者たちに、すべてをさらけ出している。
視聴者は歓喜していた。
少女の性器はもはやありふれているが、極上の美少女――それも処女となると話は別だ。
《美耶子のまんこに勝るとも劣らない美マン!》
《それも新品!》
《でも香里奈ちゃんもすぐ処女喪失かあ……たまりません!》
《こんな一桁美少女の処女喪失シーンをライブで見られるとか――日本、始まりすぎ!》
「ふふ、ギャラリーもお待ちかねみたいだし、いれっちゃうわよぉ……」
桃山園のペニスが香里奈の中に入っていく。
「あああああ……入ってくるぅ……お、おとうさん……」
香里奈が懸命に演技しながら耐えている。
だが、涙がこぼれてくるのをどうしようもない。
子役という道を選んだ以上、役の上で男優と濡れ場を演じることになるのは宿命だ。だが、初めては――初めてだけは――
「ひひひ、香里奈ちゃんの一桁おまんこ、いただいちゃうわよぉ……」
香里奈の膣口に桃山園のカリ太チンポがめり込んでいく。
「あぅっ! いたぁっ!」
膜に亀頭が食い込んでいく痛みに香里奈が声をあげる。
「だいじょおぶ、痛いのは一瞬よぉ、何百人もの子役の処女膜を破ってきた、あたしにまかせなさぁい」
桃山園が、香里奈の会陰部を指で広げて結合部をカメラで接写させながら言う。亀頭がせわしく香里奈の膣に出入りする。入口をほぐしながら、処女 膜を突いて侵入口を広げている。
さすがは、数限りなく初潮前の少女を女にしてきた男だ。ただやみくもに突けばいいとは思っていない。
広げられきった香里奈の会陰部から起ち上がるクリトリスを指であやして、香里奈から嬌声を引き出しつつ、じょじょに侵入する距離を深めていく。
「お、おとぉさぁん……!」
涙目の香里奈がおれを見る。
「さあ、いくわよぉ!」
桃山園が腰を入れて、一気に香里奈の膣奥まで貫こうとしたとき――
「桃山園さん……っ!」
おれは声をあげていた。
「このオーディション、香里奈の最終オーディションはおれにやらせてください!」
おれの語勢におされてか、香里奈の処女膜を破らんとしていた桃山園のチンポが硬度をうしなった。
「……ま、いいでしょ。どうせ、役が決まったら、演技指導でいくらでもやれるし――処女膜はあんたに譲ってあげるわ」
桃山園は香里奈から離れると、美耶子に身体を寄せていく。
「かわりに美耶子のまんこを使わせてもらいましょ」
「えー、ももちー、かわりってしっつれーいじゃない? まあ、子役の心得的にはさっきの続きしてあげていーけどぉ」
文句を言いつつも、桃山園のペニスを握ってこすりあげながら、キスをせがむようにあごをあげる。息ぴったりなのは、現場で数え切れないほどの回 数、身体を合わせてきたからか。
「香里奈ちゃん、いっしょにえっちしよ! 最初の共演だよ」
桃山園の顔を舐めまわしながら、ペニスを巧みにしごきつつ、美耶子が香里奈を誘う。
香里奈はおれを見上げ、おずおずと股を広げる。
桃山園に愛撫され、ほぐされた性器をあらわにする。膣口が広がって、穴になっている。処女膜が見える。
ああ――おしめを替えたこともある――娘と信じた少女の処女膜だ。
走馬燈が巡っていく。
赤ん坊だった香里奈、這い這いをしていた香里奈、初めてパパと呼んでくれた香里奈――
可愛い、この世で最も愛おしいもの。
この少女の処女膜を、ほんとうに破ってしまえるのか。
セックス、できるのか。
6
あの日――妻が香里奈を連れて家を出て行った日――
妻の言葉が胸をえぐった。
「わかってたんでしょ? あんたの子じゃないってことは」
妻が孕んだのは、おれと同期の役者のタネだった。
そいつとおれと妻は同じ小劇団に所属し、芝居仲間だった。
おれは妻とつきあっていた――つもりだった。半同棲していた。
だが、同期のあいつもそのつもりだったらしい。
二股、三股ではきかなかったかもしれない。そういう女だった。
おれは端役ながらテレビや映画に出るようになった。
それで妻はおれを選んだのだ。
言われてみればおかしなところはあった。
とくに香里奈に対してだ。少女らしく成長してきてから、おれへのスキンシップをもとめる香里奈に厳しくなった。
あいつは、おれと香里奈を、親子ではなく、男と女のように見ていたのだろう。おれのタネじゃないことを知っていたからだ。
だが、おれは、香里奈も――そんなことは知らなかった。知りたくなかった。
妻との――元妻との別れの時におれはそれを知った。香里奈も呪詛さながらに、そのことを吹き込まれたようだ。
おれがいかにあさましい人間か――香里奈に対して、獣欲を抱きながら父親面していたと、繰り返し繰り返し言いつのった、らしい。
「でも、そんなの信じなかった――だって、パパはパパだもん」
その言葉をくれた少女のヴァギナに、いま、亀頭をねじこんで――
子役志望の少女の処女喪失の瞬間を世界中の視聴者のズリネタにするべく――
挿入、する。
「あっ! パパ……ぁ! いぃ……あああああっ!」
血のつながりはないとはいえ、九年間、娘として愛おしんできた少女の処女膜をナマでぶち抜く。
畜生――
こんなに――気持ち好いものなのか。
美耶子をはじめ、幾人、いや幾十人もの子役とセックスしてきた。
だが、愛娘とのセックスは――その生膣の感触ときたら――
天国を超えている。快楽の地獄かもしれない。
ほんとうに血がつながっていたら、やはり違うだろう。背徳感が強い――ひたすらにインモラルな体験になる。
この世に父親は掃いて捨てるほどいるだろうが、彼らがこぞって、この快楽を求めるようになったら社会は崩壊する。
おれと香里奈はそれとは少し違う。
だが、香里奈とは血のつながりはないのに、心では親子のつながりが濃くある。おたがいに。
その心の絆があるからよけいに、気持ち好いのかもしれない。
おれのペニスが香里奈の処女膜を破り、誰もまだ穢したことのないちっちゃな子宮にまで届いている。
竿の半分も埋まらない、浅い九歳の性器――入れているだけでイッてしまいそうな、熱さ、狭さ、そしてうねり――
確信した。香里奈には子役の才能がある。宇多方美耶子にまさるともおとらぬ、おそるべき武器を持っている。
「入ったね、よかったね、香里奈ちゃん――大好きな人のオチンチンで、初めてのホンバンシーンだよ」
美耶子が香里奈の手を握る。その美耶子も、桃山園のチンポに犯されている。
「ああ、美耶子ってば、どんだけおまんこ鍛えてるの――毎日のようにいれてるのに、今日も、気持ちよすぎぃ!」
「も、ももちーのオチンポも……んひぃっ……ぎもぢいい……よぉっ!」
たくさんのカメラ――ライブ配信のカメラやギャラリーのスマホに囲まれながら、おれが香里奈を、桃山園が美耶子を、バックから突きまくる。
美耶子と香里奈が唇をあわせ、舌を絡め合う。
愛娘の膣ひだが、ペニスを締め付けてくる。
狭くてすぐに天井に当たるが、その手前、妻と同じあたりにざらつきがある。
妻はここを責めるとすぐに達した。
同じようにすると、香里奈は悲鳴じみた声をあげた。
「ひゃああああっ! パパ、そこぉっ! だめっ、そこぉ!」
やはり感じるのか――
おれは香里奈の肛門を広げて粘膜を露出させながら、膣奥を亀頭でこすりたてる。
香里奈の肛門粘膜を見るのは、おしめを替えたとき以来だろうか。
子役になった以上、香里奈はカメラの前で男優とセックスするところを毎日のように撮られることになる。性器も肛門も、広げられ、見られることが 仕事になる。
だからこそ、最初のマーキングはおれがすべきなのだ。
愛娘の排卵前子宮に、特濃の精液をたっぷりと撃ち込む――それが、父親役を全うできなかったおれが香里奈にしてやれる最後の儀式だ。
腰の動きを容赦なく速めていく。
「パパ! へんっ! へんなのお……おまんこ、熱いのぉ――いくっ! パパっ! パパぁ……! いくいくいくぅっ!」
九歳、初体験での初アクメを、父と信じている男相手に、全世界に生配信されている――
これは子役の新たな伝説になるだろう。おそらくは宇多方美耶子に匹敵する――歴史の一ページになるはずだ。
「香里奈! 出すぞ! おまえの子宮に直接ザーメンぶっかけるぞ!」
「出して、パパ! ザーメンほしいっ! ママの代わりに――パパの赤ちゃん、孕ませてぇええええっ!」
「香里奈……!」
精液が衝きあげる。娘の膣奥に亀頭を押し込み、さらに、奥へ――
「ひぐううううっ!」
香里奈が衝撃で目を剥き、激烈なアクメに到達する。へその下に、異物をのみこんだふくらみさえ見せて――
ぶしゃああああ……
失禁しながら、絶頂する。
「おおおおっ!」
びゅばびゅばびゅば――
かつてないほどの量の精液が香里奈の子宮に注ぎ込まれる。
気が遠くなるほどの快感だ。
自分が出した精液の圧に押し戻されて、ペニスが抜ける。
どぼどぼと精液がこぼれ出る――大股開きをした九歳の性器から――それも、すべて中継される。それが子役だ。
「頑張ったな、香里奈」
おれは娘の頭をなでてやる。幼い頃から、テストで良い点をとったり、習い事を頑張ったりしたときに、そうしていたように。
「……パパ……だいすき……」
香里奈は目を細める。
「いいじゃない、感動的よぉ」
美耶子をバックから突きながら桃山園が言う。
「こっちも負けずに生中出しでキメちゃうわよぉ!」
「あっあああああ! ももちー! ふか、深いよぉ!」
美耶子が背中をくねらせて逃げようとするのを桃山園は許さない。
「ほらあっ! 子宮をっ! 串刺しぃっ!」
「いっやあああああっ!」
桃山園が美耶子の子宮内に直射しする。
たるんだ桃山園の尻肉がたぷんたぷんと揺れている。
「ああああ……でてりゅう……ももちーの精子ぃ……」
びくん、びくんと美耶子が痙攣し、イッているのがわかる。
美少女ふたりがライブで中出しアクメを決めて、ネット中継が盛り上がっている。またアクセス数の記録を破ったかもしれない。
香里奈の子役デビューにおいては最高の告知だろう。
「おっと、まだよぉ、今度こそ、香里奈ちゃんとやらせてもらうわ。いっちゃんは美耶子とやんなさい」
7
これもスワッピングと呼べるのだろうか。
おれと美耶子、香里奈と桃山園で、セックスする。
もちろん、撮影しながら、ギャラリーに見られながら、生配信されながらだ。
美耶子のテンションは高かった。
「おじさんのチンポぉ……すきぃ……香里奈ちゃんの処女を奪ったばかりのチンポ……ナマでハメハメぇ……!」
演技ではない乱れっぷりでおれの勃起ペニスを迎え入れる。
「あっ……あ……やっぱ……いいよぉ……これ、すきぃ……!」
ついさっきまで、桃山園にハメられてよがっていたのが嘘のようだ。これが女優の性か。脚本にそう書いてあれば、見ず知らずの男とも子作りセック スできる――それが宇多方美耶子だ。
対して、わが娘はどうか――
「おっ、おっ! 香里奈の九歳まんこ。いいじゃない! 処女喪失直後の得がたい感触ね――破れたての膜がたまんない!」
「やぁっ! あああっ! パパのとちがぅうう!」
おれの娘の膣を桃山園のペニスが蹂躙している。
それは、もうしかたない。香里奈は女優になってしまった。役者がセックスの演技を監督に求められたら応じるのは当然だ。
じきに香里奈の膣は男優たちのペニスでさらに開発されていくだろう。
そうすることで、女優として磨かれていくのだ。
「おおおっ、すごいわ、香里奈まんこ――この締め付けって……まじ? 美耶子よりいいかもお?」
「なにそれ、むかつく。さんざんエッチしてきてそれ? 香里奈ちゃんのパパはどう? あたしのおまんこ、どう?」
美耶子が締めつけてくる。もちろん気持ちいい。だが愛娘の膣と比べてどうかと言われると――
桃山園が、香里奈の舌を吸いながら、子宮を突き上げている。
九年間、娘と呼んだ少女が、すぐそばで中年の肥満漢と種付けセックスしている。
嫌悪か快感か、それらがないまぜになってか――香利奈は泣きじゃくっていた。
「ああああああっ! もぉ……や、やだぁ……ああっ、んんんっ! ひぐっ!」
おれは美耶子の膣奥を激しき突きながら、香利奈の手を握る。おれはここにいるぞ。
「お……おとぉさん……ああああっ、んんひいいっ! が、がんばる、わたし、頑張る、子役になる……よ……っ!」
「おあっ、なに、この子、奥がぎゅっとよじれて……イクッ! いくわああああ!」
桃山園がわめき、香里奈の子宮に直接精液を噴射する。桃山園の精液が香利奈の子宮に注ぎ込まれる。
「あっ、あっ……あっ……すご……ぃいいいいい……」
九歳の少女が連続アクメで痙攣を続ける。
おれも美耶子の中に射精する――
桃山園とおれがペニスを抜いたとたん、ふたりの少女の膣口から、胎内に収まりきれない白濁汁があふれ出す。
W中出しだ。
そのさまがネットTVで全世界に中継されていく。
ものすごい数のコメントが各国語で押し寄せてくる。
少女の体当たり演技に圧倒された賞賛の言葉で画面が塗りつぶされる。
「これはもうキマリでしょ、香里奈ちゃんが合格よ!」
桃山園が宣言する。
香里奈が子役デビューを果たした瞬間だった。
そして、すべてが終わって、おれは真相を知らされた。
このオーディションと平行して、もう一本、企画が走っていたらしい。
「宇多方美耶子がセックスフレンドになったら?」
というドッキリ企画だった。
「ごめんなさい……香里奈ちゃんのおとうさん」
美耶子がしおらしく謝ってきたが――うすうすは気づいていた。
美耶子といるとき、常に視線や気配を感じた。
すべて、隠し撮りされていた、ということらしい。
美耶子との性行為もすべてだ。
遊園地では、なんと、貸し切りで、ほかの客はサクラだったらしい。どうりで、騒ぎにならなかったはずだ。
その後、美耶子と行ったホテルや、カーセックスにつかった車内にも、ことごとくカメラが仕込まれていたとのことだ。
スーパー銭湯での美耶子、香里奈とのプレイもそうだ。美耶子のスマホで全部撮影していた。
「ドキュメント感を出すためよぉ……怒らないでよ」
桃山園はそう弁解した。
べつに怒ってはいない。
まあ、そうだろうなとは思っていた。
美耶子が本命以外の男とプライベートな関係になるというのは不自然すぎた。その相手がおれだということを含めてだ。
「プライベートで子役とつきあうという背徳感が、その後の展開において、川長瀬ちゃんの背中を押すんじゃないかってね」
美耶子とつきあっている、と思っていた時期、おれは男として充実していたし、仕事にも力が入った。力が入りすぎて、娘とのホンバン共演を果たし てしまったほどだ。
あれはもう演技だったのか、本気だったのか、自分でも判断できない。
だが、プロの仕事を果たせたことだけは間違いない。
香里奈の方は、どうやら最初から知らされていたようだ。おれを相手に子役デビューする、それが子役として成功する最も良い方法だと、子供ながら に判断したのだ。おかげで、デビュー以来、美耶子の妹分として絶好調だ。
自分の娘がおれ以外の男優と濡れ場を演じているのを見るのには複雑な想いもあるが、それが役者という仕事だ。その仕事を選んだのは香里奈の決断 だ。
やはり、親子なのだろうと思う。
生物学的には違っていても――香里奈はおれの娘なのだから。
そして……美耶子とはどうなったかというと――
実は、まだ、「セフレ関係」は継続している。
呼び出すのはおれからのときも、美耶子からLINEがくることもある。美耶子はおれとの連絡はLINEと決めているらしい。
『だって、LINEで始まる恋、だもん』
今日も美耶子のメッセージが飛び込んでくる。
美耶子はますます忙しくなって、ストレスもすごいらしい。
仕事を離れたセックスをしたくなると、おれに連絡をくれるようだ。
おれもだ。
さまざまな女優、子役と仕事でセックスしても、美耶子の身体が恋しくなる。
おたがいを利用している――大人の関係だ。もっとも、美耶子は小学生だが。
この逢瀬には、たまに香里奈も参加する。
『香里奈ちゃんも、お仕事以外で、おとうさんとしたいって』
『(*´ェ`*)』
香利奈のメッセージはだいたい顔文字だけだ。
どうやら、今日は三人で遊びにいくことになりそうだ。
もちろん、デート終わりは、隠れ家にしているホテルで初潮前の少女ふたりを相手にセックスすることになるだろう。
二人の人気子役とセックスするのは、おれにとっては、特別なことだ。
父親でも恋人でも何でもなく、あらゆる役を離れ、男として振る舞えるからだ。
いつか――美耶子も香利奈も大人になればおれから離れていくだろうが、今はそれでも構わない。
それでも、今は――
「LINEで始まる恋だから・アナザー」 おしまい