「あぁっ……はぅん……くふっ」
一子ちゃんはとろけそうな表情で男たちの愛撫を受けていた。本人は念入りなマッサージだと信じているから始末が悪い。
ああくそ、前回「おれ以外の男に裸を見せたり、いっしょにお風呂に入っちゃイカン」ということは教えたのだが、「エステで裸になったらイカン」とも「エステシシャンが男だったら怪しめ」なんてことは教えてない。つーか、そんな高度な内容、一子ちゃんが理解してくれるとも思えないしな。あーくそ、頭は悪くないのに(それどころか中学時代は成績よかったらしい)、エッチ関係にはどうしてこうも鈍いのか?
「ほらー、お客さん、美容のためには、ハチミツをなめるのが一番ですよ」
田中が、自分のイチモツに媚薬入りと思われるハチミチをまぶし、一子ちゃんに舐めさせる。
テラテラ光る亀頭をちろっと舐め、味が気に入ったのか、かぷっとくわえる。媚薬はどうやら甘いらしいな。一子ちゃんは甘いモノには目がないのだ。
とはいえ、一子ちゃんもいつもの状態じゃない。目がとろ〜んってなってる。
口からも媚薬、そして全身を強力な媚薬入りのオイルでくまなくマッサージされ、さらには性感帯という性感帯を刺激され続けている。
感じないはずがない。ただでさえ、おれが日々のお風呂で仕込んでいるから感じやすい一子ちゃんだ。
「お客さん、どうですか、ココ」
山本が一子ちゃんのアナルに指を抜き差ししながら首筋をなめる。
「あひっ! や……おしりは……きたないです」
「でも、身体の内側からほぐさないとねえ」
オイルのおかげで、指二本がぬるりと――第二関節まで――ぬっ、ぬっ、と入っては出る。ピストンだ。
「ふあっ! あっ、あっ……おしりがぁ……」
「気持ちよくなってきたんでしょう?」
「あああ……は……はい……」
まさか、一子ちゃんのおしり調教、他人に先をこされるとは……っ!
とっといたのに! とっといたのに! 今まで周囲をさわさわってするだけで、とっといたのに!
「もっと、おしりで気持ちよくなりましょうね」
ぴしゃん、尻っぺたを叩き、一子ちゃんを鳴かせて、さらに指で拡張していく。山本、殺す。
ペニスの先で一子ちゃんのワレメをこすこすしているのは佐藤だ。
「入口ぬるぬるで、はいっちまいそうですよ」
亀頭で、ピンクの膣口を――そこはぴたっと口を閉ざしている――をほぐすようにする。
「う……くぅ……むずむずしま……す」
「入れてほしくなってきたでしょう?」
よだれをたらしそうな表情で、佐藤は亀頭を入口の上ですべらせる。
「ひゃうっ……な……なにをですか?」
首をかしげる一子ちゃんだが、アソコからは愛液が後から後からしみだしてきている。
「チンポですよ、ほらほら……」
佐藤が一子ちゃんの花びらをこじあけ、膣の入口を露出させる。その粘膜に亀頭を当てて、ぬるっと。
うわ、入れやがった! 一子ちゃんのおまんこに生チンポを――コロス! どんな方法を使ってでもコロス!
だが、今は生き霊だ。むしろおれのほうが死人に近い。
「はうあっ、あっ、あっ」
入口に亀頭をこじいれられて、一子ちゃんがあえぐ。
まだ膜は破られていない――だが、そこに当たっているのは確かだ。
佐藤は一子ちゃんを大股びらきさせたまま、下から亀頭を出し入れする。
「おまんこの奥ににコレ、欲しくなってきただろ?」
赤黒い亀頭がにゅるっと膣口に消え、またあらわれる。一子ちゃんの愛液がぬるみを増して滑りをよくしている。
「ほらほら? 奥まで入っちゃうぞ。入れていい?」
反射的に一子ちゃんがうなずく。にたり、笑う佐藤。まさか。
「じゃあ、くれてやるっ!」
一気に奥まで貫く。
のけぞる一子ちゃん。佐藤のペニスが茎の半ばまで一子ちゃんの中に打ち込まれている。
「いっ……いっ……いぁ……あっ!」
痛みに歯を食いしばるかのような一子ちゃん――だが、その口に田中が容赦なくペニスをねじこんでいく。
「たのむぜ、噛みちぎってくれるなよ?」
涙目の一子ちゃんは小さくうなずき、破瓜の痛みに耐えながら、舌を動かし続ける。
「おお……お嬢ちゃんのおまんこ、絶品だぜ。ヌルヌルでキツキツでザラザラしてる……はは、当たりだ、こりゃ」
下から突き上げながら佐藤が笑う。竿を伝う愛液と赤いしるし。一子ちゃんの……一子ちゃんの……
「処女いただきだ! おら、子宮も突き上げてんぞ、わかるか? ああ?」
痛みか快感か、一子ちゃんの顔がゆがむ。田中のペニスをほおばったまま――
「んんーっ! んふっ、んふっ! んぅ……うう……っ!」
イッてる。一子ちゃん、処女喪失と同時に――イカされてるよ……
考えてみれば、この三人は性感マッサージのプロだ。媚薬もたっぷり使われている。おかしくならないはずがない。
もともと一子ちゃんには性知識がなくて――心理的な障壁もないし。
自分でもわからないうちに、口を犯され、アソコを犯されて――感じまくっている。
「うしろの穴だけ空いてるのはかわいそうだよな」
山本がペニスを一子ちゃんのアヌスに押し当てながら試すように言う。
そこはさっきからたっぷりローションをぬりたくられ、山岡の指で拡張されている。
「いくぜ、三本目っ!」
「――っ!」
一子ちゃんのおしりがはねあがる。
山本はそれをおさえつけ、むりやりペニスを挿入していく。
むちゃくちゃだ。だが、それは現実の光景としておれの目の前で展開していた。
「アナルバージンももらっちまったぜ……! 最高だな! 火傷しそうだぜ!」
山本のペニスが一子ちゃんのおしりの穴に突き刺さっている。先端はどこまで届いているのか――
「お嬢ちゃんは欲張りだなあ、いっぺんに三本もチンポをくわえてよぉっ!」
佐藤と山本は交互にピストン運動を開始する。田中も一子ちゃんの喉奥までペニスを突き入れ、腰を振っている。
「んん……んっ! んぅっ、う……」
前後の穴を生ペニスでこすりたてられるたびに一子ちゃんの鼻が鳴る。もはや痛みはなく快感しかないようだ。
その証拠に肌がバラ色に上気し、馥郁たる性臭をはなっている。フェロモン全開だ。
夢中で田中のペニスを吸い込み、亀頭を唇で、ほっぺたの裏で、愛撫している。
「た、たまんねぇっ! 出そうだ、出ちまう……っ! うあっ!」
まず田中がうめき、一子ちゃんの口の中に発射。
田中のペニスから解放された一子ちゃんの口は、大量の白濁汁をこぼしながら、封じられていた声をはりあげる。
「はあっ! あうっ! ああああんっ! はああああっ!」
一子ちゃんは、すでに自分から腰を振っている。その証拠に佐藤は下から一子ちゃんを支えているだけだ。
「先っぽ、子宮に吸い付かれてるみたいだぜ! おうっ、気持ちいい……っ!」
手練れのはずの佐藤の声がうわずっている。
「からみついて、吸い付いて――なんてマンコだよ、こんなの……っ!」
「……あ……あたるの……奥に当たってる……のっ! もっ……とぉ」
おっぱいをゆらしながら一子ちゃんが甘く哭く。雌のよがり声で雄の射精をうながす。
「おあ……あ……出……出すぞっ!」
「あふっ! ぅくっ! くださ……ぃ」
小刻みに一子ちゃんは腰を動かす。最後の律動を亀頭に与えるかのように。
「子宮に……ぶちまけるっ!」
「は……はいっ!」
「お……うっ、うっ!」
佐藤はその瞬間一子ちゃんの一番奥までペニスをねじこんで、二度三度、大きく突き上げた。
「あ……は……あ……ぁつぅ」
胎内に精液を感じたのか、一子ちゃんの顔に笑みがひろがり、満足そうにとろけた。ありえないことだが、一子ちゃんは幸福そうに見えた。初めてを見知らぬ男のレイプで経験し、あまつさえ中出しされて――それでも満たされているように見えた。
佐藤は荒い息をたてつつ、ペニスを抜いた。どろっ、と粘度の高い白濁液が膣口から垂れ落ちる。破瓜の血がまざっているのが痛々しい。
「仕上げはおれだな」
山本が休めていた腰を動かしはじめる。アナルにはずっとペニスが入ったままだったのだ。
「あっ……ぅぅっ! おしりが……おしりがぁ……」
再開された肛門への責めに、一子ちゃんの性感が強制再起動させられる。
山本のペニスが奥をえぐるたびに、子宮や膣も圧迫されているのだろう、佐藤の精液があとからあとからたれてくる。いったいどんだけ出しやがったんだ、あのオヤジ。
だが、一子ちゃんは新たな部位での快感に没入しているらしい。
「おしりが……おしりが……きもち……いいですぅ……」
「そりゃあ、よかったなあ」
「ほんにほんに」
射精してすっきりした田中と佐藤が一子ちゃんの身体にペニスをこすりつけ。残った精液をなすりつけている。いでに、乳首やクリトリスへの悪戯も忘れない。
「あああ……きも……ちいいです……おしりも……あそこも……おっぱいも……あああああっ!」
「アナルエステ最高でしょう? ええ?」
山本があせみずくになりつつ、一子ちゃんのアナルをファックする。両手でおっぱいをもみたおし、その先端は二人の仲間がてろてろと舐めている。コンビネーション技すげえ。
「さ……さいこう……ですぅ……」
一子ちゃんが肯定する。その顔に佐藤と山本がペニスビンタ。反射的に亀頭を舌で迎えにいく一子ちゃん。
調教完了ってトコか……
「ケツに出すぜ! おおっ!」
「はあああっ! いくっ! いっちゃますっ! はああああああぅっ!」
一子ちゃんは絶叫とともに限界を突破する。同時に山本も一子ちゃんの身体の中に――排泄のために使われるべき器官に――大量の子種を打ち込んでいた。
そのせまい部屋のなかには男と女の性の匂いが充満していた。
汗みずく、精液まみれの少女はいまだエクスタシーの余韻に身体ひくつかせている。
男たちも肩で息をしている状態だ。
そして――ドアがひらいた。
「準備はおわったようだな」
日柳だ。和服姿のまま、泰然としている。
「約束通り――仕込んでやったぜ。たぶん、妊娠するぜ。おれたちがかわるがわる三発ずつは子宮にかけてやったからな」
そうなのだ。
狂宴はあの後も続いたのだ。田中が、山本が、再び佐藤が、一子ちゃんの膣に挿入し、中出ししまくった。一子ちゃんの股間は赤く腫れ上がり、胎内におさまりきらない精液が今も糸を引きつつこぼれ落ちている。三人の絶倫男の精液カクテルだ。
「よい。妊娠という事実さえあればな。そうすれば未成年の一子はわしを頼らざるをえん」
日柳は言い放つ。
その傲然たる表所はそのままに、分厚い唇を割って赤黒い舌が姿をあらわす。
「まあ、これからわしのタネで孕めば産ませてやってもよいが――証明は難しいな?」
言いつつ、息もたえだえな一子ちゃんに近づき、その唇を――
「口づけがどうとか――もはや言うまい。なぁ、一子や?」
奪う。
吸う。
舌を入れる。
からませる。
そして、唾液をたらす。
それに対して一子ちゃんは惚けた表情のまま――
支配を受け入れ――日柳の唾液を飲み下したのだった。