うたかたの天使たち・外伝

南国のパラダイムシフト

第5話


断章 ロリーナ王国素描(4)

 ロリーナにも「アイドル」は存在する。
 だが、それはいわゆる「芸能人」ではない。
 ロリーナのアイドルは、王子、王女たちだ。
 なにしろ、ロリーナ王は名にし負う絶倫で、五十人もの妻を持っている。子供の数は三桁に達する。
 その王子、王女たちも美男美女揃いで、彼らの人気は国民的なものだ。
 中でも人気が高いのは、オルガ、メリダ、コーラの三姉妹だ。十二歳、十歳、八歳のプレティーンたちである。
 ロリーナ随一の美少女三姉妹とうたわれ、その性格の良さからも、全国民から愛されている。
 ロリーナの王位継承は年齢には関係ない。
 噂では、この三人のうちの誰かが次の「女王」になるのでは、と言われている。
 年長の王子、王女たちから文句が出ないのか、といえば、十分に豊かで自由な生活ができるので、王位にはこだわらないらしい。むしろ、国に縛られずにすむという理由で、オリガ、メリダ、コーラたちのいずれかが女王になってくれればラッキーと思っているらしい。
 幾多の国々で王位をめぐって血で血を洗う抗争が繰り広げられてきたことを思えば、嘘のような話である。
 といっても、ロリーナでは、王様だからといって、さほど過酷な公務は課せられないらしいのだが……。
 ただ、何と言っても豊かな国だから、そのトップに立てば、財力も政治力もなかなかなものだ。
 ロリーナ王国が、この先、どういう指導者をあおぐことになるのか。
 実は世界各国が密かに注視しているらしい。


第5話 三王女を味わった話

「ようこそ、ロリーナ王国へ、ですわ」
 オルガが気取った様子で言ってくる。
「これがロリーナ王宮のおもてなしですのよ」
 12歳の均整のとれた裸身をおれの右腕にこすりつけてくる。
 おっぱいはこぶりだがしっかり存在感がある。まだちょっと芯が残っている感じのかたさが新鮮だ。
「そうそう、これがロリーナのやりかただよ!」
 そう言って、左腕に抱きついてきたのはメリダだ。こちらは10歳でまだおっぱいは膨らんでいない。だが、すでにピンッと立った乳首が押しつけられるのは悪くない。
「ずるいお姉様ばっかり! あたしもするぅ」
 最後に抱きついてきたのが末のコーラだ。完全に子供の身体で、ぷにぷにしている。ワレメをおれのへそのあたりにこすりつけてくる。
 ええと。
 おれは王宮に表敬訪問に来て、王様に謁見したんだった。
 ナイスミドルな王様は、くだけた様子で、おれと、桃山園と、宇多方家を代表した一子ちゃんを迎えてくれた。
 そして、それぞれ、おもてなしの会場に案内されたのだ。
 パーティでもあるのかな?と思ったが、会場は別々に設定されていて、おれが案内された部屋――それこそ王族がくつろぎそうな豪勢な部屋で、中央には大きなジャグジーバスがあった。
 そこに裸の三姉妹が待っていたのだった。
 オルガは黒髪ロングの正統派美少女。瞳はブルーだ。
 メリダは栗色の髪をショートにした活発系美少女。瞳は赤みがかった茶色だ。
 コーラはふわふわの金髪を結い上げている。おでこが可愛い。緑がかった瞳はまるでアニメキャラみたいだ。
 それぞれ、日本でなら「絶世の」がつくような美少女たちだ。美少女がスタンダードなここロリーナであっても、トップクラスの美形たちだと言えよう。
 おれはそんな三姉妹に身体を洗ってもらうことになった。それがロリーナ式のおもてなし、というわけだった。
「ゆういちさまは身体を鍛えていらっしゃるのですね? すごい筋肉」
 オルガが上気した顔をおれの耳もとに近づけてくる。
 そうでもないんだけどな……。でも、筋トレはするようにしている。子役の相手をする際に、どうしても裸になるからな。顔は映らないとしても身体は見栄えがするように心がけている。
「胸の筋肉もすごいねぇ! ちゅーしちゃお」
 メリダが言いつつ、キスをしてくる。おれの乳首を10歳ロリが吸っている。
「ふっきん、ふっきん!」
 コーラがおれのシックスパックにワレメをこしこしこすりつけてくる。これは洗ってくれているのか? 気持ちはいいんだが。かえって、ぬるぬるしてきているぞ。
 というか、これはあれかな?
 洗ってもらっているだけでいいのかな?
「ふふ……もちろん、お好きなようにしてくださってかまいませんのよ?」
 オルガがおれの頬に舌を這わせてくる。
 でも、三人とも王女さまだぞ? この中の誰かが次の女王になるかもしれないそうじゃないか。 手を出したら、おれ、殺されちゃうのでは?
「ふふ、こんなにしちゃっているのに?」
 オルガが手を伸ばし、おれのペニスを握る。感触を楽しむように指をふにふにさせる。もちろん、フル勃起しておるわ。
「ロリーナ王国では、大切なお客さまには、いちばん価値のあるものをもっておもてなしするのです。だから、お父さまはわたしたち三人をここによこしたのですわ。これはわたしたち三姉妹にとっても名誉なことなのです」
 そんなに!?
 愛娘三人にえっちな接待をさせるほどのことをおれしたっけ?
「ゆういちさまはね、ロリーナの恩人なんだって」
 メリダがおれの指を一本一本舐めながら言ってくる。
「宇多方美耶子ちゃんのおかげで、ロリーナはとても助かったんだって。その美耶子ちゃんの大事な人だから、ゆういちさまはロリーナにとっても大事なお客さまなの」
 そうなの? 確かに美耶子はおれの恋人だが、おれ自身はたいしたことはしていないぞ。美耶子が子役として活躍することで、ロリTVが莫大な収益をあげていて、サーバを設置しているロリーナ王国にも利益をもたらしているのかもしれないが……。もともとロリーナは豊かな国だしなあ。
「ロリーナの文化が、世界の役に立ったことがお父さまは嬉しかったのでしょう。ゆういちさまが美耶子さまを愛したから、それが始まった、ということなのでしょう」
 つまりあれか、おれが女児相手に欲情する人間だったことが功を奏したと? 通常なら間違いなく悪口だが、確かにロリーナ王国なら、それが彼らにとっての道徳だからなあ。ロリーナの文化と世界をつなげた、それがおれの功績だっていうことか。
「ゆういちさま、わたしたちも愛してくださいまし」
 そう言うとオルガはおれにキスしてきたのだった。

 意外なことに、三姉妹は全員処女だった。いや、ふつうそうだろ、と言うなかれ。ここはロリーナ王国だ。
 しかも、旅人のおもてなしに供された女の子たちだ。初体験は済んでいると思うだろ、ふつう。六歳から結婚できる国だし。
「王宮では、さすがにそういう機会はないのですわ。もちろん、禁じられているわけではないのですが」
 オルガが恥ずかしそうに言った。
 手コキは慣れてたじゃん、と言うと、さらに顔を赤くした。
「だって、そういうことは習いますもの」
 義務教育だそうだ。
 ロリーナの女の子は、初潮前から男性の相手をする可能性があるので、小学校で手や口で男をあやす術を学んでいるのだ。
 オルガたちは王宮で、女官たちから教わったらしい。
 しかし――王女さまたちの処女をいただくとになるとはな。
「ゆういちさまは慣れていらっしゃるのでしょう?」
 そりゃあな……美耶子たち宇多方家の姉妹も一子ちゃん以外は全部おれが初貫通しているし、子役相手にスタンドの仕事で一桁ロリを相手にすることも多い。とはいえ、今回はロイヤルなおまんこだ。緊張する、
 ジャグジー脇のでかいベッドにオルガを寝かせて、まずはおまんまんをチェック。さすがは12歳。わずかに発毛が始まっている。でも、ワレメはぴったり閉じたままだ。指で拡げるときれいなヴァージンピンクだ。
 ジャグジーの中でいろいろいじくったりしたので濡れてはいるが、まだ足りない。だから、舐め舐めして、よおく唾をぬりこんでおかないと。
「あっ……あん! ゆうういちさまがわたしのおまんこを……」
 12歳の王女さまが「おまんこ」って言うと興奮するよな。あ、オルガたちとの会話は全部日本語だぞ。ロリーナの公用語のひとつだからな。
 おれはオルガの膣口に亀頭を押しあてて、じょじょに拡げていった。

「ん……あっ」
 オルガの吐息も甘くなる。さすがロリーナ王国の王女だけあって感度もいい。
 あ……っと、オルガちゃん生理あるよな。ナマでいいのかな。
「い、いいです……そのまま、してください」
 そうだった。ロリーナではセックスはナマが基本だ。それがマナーであるとさえ言える。
 だから、処女まんこにも容赦なく生挿入する。こういうのは思い切りよくいかないとな。
「ああっ! い、いたぁ!」
 オルガがしがみついてくる。
 おれはそのまま奥までぶち込む。
 狭いけど、十分楽しめる深さはある。さすがは12歳だ。
「ゆ……ゆういちさま……うれしいです……」
 女になったオルガが目尻に涙をためている。おれはその唇を吸って、舌を差し入れながらピストン運動を始める。
「んっ! んうっ! はうっ! ああっ!」
 途中で苦しくなったのか、オルガは顔を背け、吐息をはずませる。
「おねえさま、気持ちよさそう……」
 メリダがうらやましそうに見ている。コーラも、興味津々に姉の初体験を見つめている。
 見れば、二人とも、自分で性器をいじくっている。準備をしているのか。
 まあ、待っとけ。ちゃんと全員女にしてやる。
「ああっ! あっ! あっ! ゆ、ゆういちさま……なんだか……!」
 ロリーナの王女は初めてでもちゃんと気持ち良くなれるらしい。まあ、おれがうまいからなんだが。
 おれは激しく腰をたたきつけて、オルガを天国に送ってやる。
「あっ! あんっ! ああっ! はじめてなのに……あっあっあっイッ!」
 出すぞ。一発目だから濃くて一発で当たってしまうかも――その場合はどうなるんだ? おれは、王様になっちゃうのか?
 ロリーナは良い国だが、日本に帰れないのは困るな。
 なんて、ことはあまり考えてもいない。ロリへの射精は無責任にするのがいちばん気持ちいい。
「――ッ! いくぅッ!」
 初体験で初アクメのオルガ。ファーストオルガスムスだ。
 おれも合わせて、きちんと膣内射精を決めてやる。
 ビュッ! ビュッ! ビュッ!
「あああっ! きてるぅ! ゆういちさまのザーメンが……!」
 たまんねーな。
 ぬぽっとチンポを抜くと、オルガに後始末フェラをさせる。そういうのも教えてやらないと、良い子役にはなれない……って、今日は子役志望の子供にセックスを教えているんじゃなかった。
 オルガの股間からこぼれでる白濁した精液と破瓜の血を、妹たちはじぃっと見つめていた。

 続いては、やっぱり歳の順ということで、メリダを抱いた。
 10歳ということは美耶子と同い年だ。
 実際、メリダは美耶子の大ファンらしい。作品を通じて、おれのことも知っていたようだ。
 同じ10歳でも、メリダの方が少し発育はいいかもしれない。
 いずれにしても、セックスしていい年齢ではない。生理もまだだし。
 だが、この世界では――ロリーナでは処女喪失するのに一番いい年頃だとされているらしい。この頃から男を知っていると、性感もゆたかな、素晴らしい女性に育つ、とロリーナでは考えられている。
 だから、メリダも恐怖よりも興味を持っているようだ。つい今し方、姉の処女喪失を見学したばかりだ。
「ゆういちさま! して、してぇ! おねえさまにしてたみたいに、メリダのおまんこ、ぐちゅぐちゅにしてえ!」
 抱きついてくる。
 順序としてはやっぱりキスからだろうな。というわけでメリダの可愛い唇を奪う。舌をからめる。子供心にも、これってエッチだと思うのだろうか、メリダは目を閉じて、うっとりとした表情になった。
 抱っこしながら、メリダのおまんこをいじくり、膣に指を入れる。せっま。そして体温が高い。締めつけが強くて、指が気持ちいいな。
 これは壊さないようにしなくては。こう考えると、美耶子や珠子の時は幸運だっただけかもしれない。けっこうそのまま突っ込んだからなあ。
 メリダはかなり濡れていた。これは好材料だ。ほぐしながら入れれば何とかなるだろう。
 かわいいメリダの顔をベロベロなめながら、おれはメリダの中にペニスを埋めていった。ちょっとずつ、ちょっとずつ。

「あ……にゃ……ぁ……」
 メリダが子猫のような声を出す。
 異物が入ってくる感じをどう表現して良いのかわからなのだろう。
 メリダの体重を支えながら、ゆっくりゆっくり埋めていく。オルガの時は思い切ってガッといったが、メリダでそれをやるとケガさせかねない。
 ロリーナ王国は、セックスに甘い、ゆるいお国柄だと思われがつだが、実際はそうではない。少女を性的に傷つける男には極刑に近い刑罰が用意されている。どんな刑罰かは言いたくない。それくらいキツい刑が待っている。
 おれは自らの持つありとあらゆるテクニックを駆使してメリダを気持ち良くさせていく。
 乳首とクリトリス、敏感な部分を優しく撫でて、快楽を与えながら、ペニスと膣粘膜の接触面積を拡げていく。
「あ……はい……った?」
 もう半分くらい入っているのだが、メリダにはよく分からないらしい。
「入ってるよ」
 言いつつ、つながっているところが見えるようにしてやる。メリダからはちゃんとは見えないだろうが、おれの肉棒が股間に刺さっている実感はわいたようだ。
「えへ……これでおねえさまといっしょだ。うれしい」
 ちょっと涙ぐんでいる。
「ちょっとずつ、動かすよ。痛いかもしれないけど、いい?」
「うん……いいよ、おねえさまのときみたいに、メリダにも、中にちょうだいね」
 いいともさ。まだ子供はできないだろうが、ちゃんと子種汁を味わわせてやる。
 そして、メリダを膝の上で動かしながら、実物大女児オナホとして、たっぷりと射精してやったのだった。


「コーラもせっくすしたい! したい! したい!」
 八歳児がだだをこねる。
 もちろん、ここまできたら、三姉妹の処女をしっかり奪ってやりたいところだが、八歳児はちょっとギリギリすぎる。
 なので、まずは全身を愛撫して、気持ち良くさせることにした。
 完全に平原のお胸をぺろぺろすると、やっぱり気持ちはいいのか乳首がぷっくりしてきた。
 さらには全身リップだ。おでこから足指の先まで、ぺろぺろする。これにはオルガとメリダにも手伝わせた。
 コーラも大好きなおねえちゃんたちに全身をぺろぺろされて嬉しそうだ。 おれはコーラの性器を指と舌で刺激し続ける。
 ワレメを開くと、鮮やかな血の色をした粘膜があらわになる。赤ちゃんに近い感じだな。まだ性の匂いはしない。
 クリなんてあるかないかわからないサイズだが、それでも、そこをくすぐると声が変わった。
「はぅ! そこ、うじゅうじゅするぅ」
 よしよし、クリは気持ちいいんだね。
 そこをいじったり吸ったりしていると、じっとりと濡れてきた。そういえば、さっきおれの腹筋でオナっていたりしたけど、濡れっぷりはかなりいいようだ。
 コーラも尿道口と膣穴、アナル、三つの穴をかわりばんこに舐めてやる。
 んーミルキィ。
 子供の匂いに、ちょっと、メスの匂いがまざってくるからおもしろい。
 頃合いをみて膣に指を入れてみる。
 ぬるっ、と呑み込まれる。かきまぜてみる。
「うにゃあ」
 コーラが脱力したような声をあげる。
 ヌルヌルにはなっているが、いかんせん、コーラのそこは指一本が限界だった。これは無理かな……
「コーラもセックスするぅ……!」
 諦めてくれないな。
 仕方ない。穴を替えることにした。
「コーラ、おねえちゃんたちよりも、すごいこと、やってみないか?」
 コーラとしては、「おねえちゃんたちに負けたくない」という思いがあったのだろう。「おねえちゃんたちよりすごいこと」という提案にはあっさり乗って来た。
「お尻の穴でセックスするんだよ」
 とおれは説明した。
 子供でもアナルなら余裕があるものだ。子供でもふというんちするからな。
 さいわい、さっきコーラのアヌスをいじくって、そこがきれいであることは確認済みだ。
 ローションたっぷりまぶしたペニスをコーラのアナルにセット。



 挿入開始だ。
 膣には指をいれてあげる。
 初体験から二穴攻めだ。これが「おねえちゃんたちよりすごいこと」だ。
「う……ああッ! コーラ、すごい?」
 直腸へのペニス挿入と、膣への指挿入に耐えながらコーラが訊いてくる。
 ああ、すごいとも。
 ひとけたアナルの感触はたまらない。
 指にからみついてくるちびっ子処女膜をやぶる感覚も格別だ。
「んくっ! んひぃ!」
 コーラが呻く。天使みたいに可愛い八歳児が、快楽と痛みの端境にたゆたっている。こんな表情を浮かべさせ、声を上げさせるなんて、男の本懐というやつだろう。この子は今に絶世の美女に育つだろうが、この子にこの感覚を味わわせたのはおれが一番最初なのだから。
 その愛らしい妹のおでこに、唇に、姉たちがキスの雨を降らせる。彼女たちも興奮しきっていて、はやく順番を代わってほしそうにおれに視線を送ってくる。
 まあ、待て。いまはコーラに最高の初体験をプレゼントしてやらないとな。
 おれはコーラのアナルに深々とペニスを差し入れ、指は子宮口に触れるギリギリまで押し込んで、美幼女に最後の責めをおこなう。
「あーッ! あーッ! くるッくるッ、きちゃうーッ!」
 八歳で憶える初アクメ。それもアナルセックスでだ。この子は育つ、間違いない。
 おれは小さな身体に訪れた歓喜の震えを感じながら、コーラの直腸内にたっぷりと射精したのだった。


 その後、三姉妹とお風呂に入り直し、洗いっこしたり、なめっこしたりして、またベッドでいちゃいちゃして楽しんだ。
 コーラからは、「もうすこし大きくなったら、おまんこにしてね、ぜったいだよ」と指切りさせられたし、オルガとメリダからはアナル処女を奪うことを約束させられた。
 わけてもオルガからはかなり思い詰めた様子で、結婚して欲しいとまで言われてしまった。ロリーナでは12歳は結婚適齢期だしね、仕方ないね。でも、日本では16歳にならないと女の子は結婚できないと説明すると、ひどくショックを受けたようだった。すまんな。いずれにせよ、オルガと結婚はできないんだ。
 ただでさえ、美耶子とも珠子とも苑子とも気恵君とも一子ちゃんとも結婚する約束をしているからな。一人くらい増えてもたいして状況は変わらない気もするが……。

 いずれにせよ、最高のおもてなしを受けて、おれはすっかり幸せな気分で会場を出た。ちょうど、それぞれの会場から桃山園と一子ちゃんが出てきた、二人とも満ち足りた表情をしていたから、きっと、それぞれすばらしい接待をうけたんだろうな。

つづく

おまけ「ロリーナ三王女のプロフィール」

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