がくえん おうじゃ
学園王者2
〜真奈の異常な漂流〜

裏十回 禁忌 (承前)

エピローグ

 その世界での昼と夜が幾度か繰り返された。

 太助による救出は来なかった。時間の流れが現世とちがうためか、それとも、太助もあきらめてしまったのか。

 あるいは、この世界の住人たち、見つかりたくない、と念じれば、捜索しても見つけられなくなるのかもしれない。

 ここでは、強い願いは実現するのだ。

 シンダラーは、だれにもじゃまされずナチュラリストとして生きたいと思った。だから、シンダラーのリストがうまれ、生きていくために必要なものが豊富に揃った。

 だが、そこに真奈とハルキがやってきた。シンダラーが、自分と生活してくれるファミリーを欲したのだ。だが、その家族を構築するためには、シンダラーは父親にはなれなかった。なぜならば、彼は女性が極端に苦手だったからだ。

 だが、ハルキは真奈の肉体に欲望を感じていた。真奈も、シンダラーよりはハルキを選んだ。その願いが一致したからだろうか。ハルキの男根だけが成長した。

 シンダラーもそれを認めた。彼は真奈を性的に満足させることができない。彼女をこの世界につなぎとめるにはハルキが必要だった。

 ――いびつなファミリーが生まれていた。

「あっ、あんっ、あっ、あっ、あっ……ああ〜っ!」

「まだでしよ、まなねーしゃん、まだイッたらだめでし」

「でもっ、でもっ、ハルキくん、そんな……ふああっ!」

 全裸の美少女の股を大きく割って、その上に幼児がのしかかっている。だが、その幼児の股間には黒々とした立派な逸物が生えだしている。その部分は、日々成長していて、今では大人顔負けのサイズにまで育っている。

 その大きなもので、少女の股間をえぐっている。奥まで突き刺しているようだ。

「あんっ、ああんっ、ハルキくんの、すごいっ、すごいよおっ」

「今日もたっぷりと中に出してあげるでし。おしりにも後で入れてあげるでしよ」

 ハルキが笑う。

「うれしい……ね、もっと動いて、真奈のこと、もっとかきまわしてえっ!」

 真奈は夢中で腰を揺すっている。張り詰めた胸がぷるぷると動く。

 ハルキは腰を使いながら、傍らにいる大男にあごをしゃくる。

「シンダラーしゃん、早くゴハンの支度をするでし。ぼくとまなねーしゃんはたっぷりエッチをして、おなかペコペコなんでしよ」

 厳重に目隠しをしたシンダラーは股間に巨大なテントを作りながら、カリーパウダーを手探りで開けている。

「はいでーす。でーも、きょおーは、いちだんと、はげしいのでーす。マーナの声とエッチな音が、たまらんのでーす」

 思わず手を股間に伸ばす。ハルキが一喝する。

「だめでし! 食べ物を作るまで、オナニーは禁止でし! ちゃんと作ったら、あとで、まなねーしゃんのアソコの匂いをかぎながらオナニーをすることを許可するでし」

「ホントでーすか? うれしーのでーす。はりきってつくるのでーす!」

 シンダラーは奇声をあげて、嬉々としてカリーの調理を再開した。

「やれやれでし。さわったり、匂ったりはできるのでし。でも、見るのはダメでよかったでしよ」

 ハルキはつぶやくと、真奈にとどめをさすべく激しく律動を開始した。

 真奈は嬉しげな鳴き声をたてる。

「はんっ、ああん、イキそう……っ、ね、イッていい? イッてもいい?」

「イクでしよ、まなねーしゃん。ぼくも、まなねーしゃんの中に出すでし」

 ハルキは男根を激しく出し入れした。真奈はのけぞり、虚空を見つめた。高い声がひきつれる。

「いっ、いくっ、いくうううっ!」

 どぷうっ、どぷっ。

 幼稚園児の男根から放たれた大量の精液を注がれながら、真奈は至上の幸福に酔いしれていた。

「学園王者2 真奈の異常な漂流」
ハルキ編