リニューアル記念三人娘 お泊り会CG その2

記念SS 三人娘のお泊り会(後編)

夜もふけて、話題はそれぞれの性体験の話に。

「でもぉ、シータにとって、ご主人様のアレって、ゴハンみたいなモンなんでしょお」

真由美がかなりハイな感じで質問する。父親のサイドボードからパクってきたブランデーを試しに舐めたのが効いてきたのか。

「おなかがすくのとはちょっとちがいますが、でも、そうですね、ほしくなる時の感じは餓えとしか表現できないですね」

シータはいつも通りだ。彼女はアルコールをたちまち分解してしまう。

「うん、ほしくなるよね」

まゆが頬を赤くしてつぶやく。

「なによぉ、まゆちゃんまでケーケン済みって顔してえ」

真由美、ちょっとくやしい。

「なんでえ? こんな、身体もコドモコドモしてるのにい」

裸のまゆに抱きついて、じゃれつく。

「あんっ、やだあっ」

わずかにふくらんだ胸に触れられ、声をあげる。

「なまいき。さわられて、乳首たってる」

酔っぱらった真由美はけっこう無敵だ。

まゆの乳首を指でころがし、ついには口にふくむ。

「あんんっ、やめ、やめてえ」

ちゅぱ、ちゅぱ。

いやらしい音が鳴っている。

「ええと、この場合、わたしはどうすれば」

シータが虚空にむかって質問する。

「しょうがありません。マスターに確認します」

シータは携帯電話を取り出し(ちょっと待て)、短縮ダイヤル操作をする。

通話相手が出たようだ。

「あ、マスター、シータです」

おいおい。

「いま、真由美さんちで……えっ? エミィさんが膣痙攣を起こしたからすぐに戻れ? そう言われましても……」

だれと話してるんだよ。

「はい、こちらもいま取り込み中でして。ええ。真由美さんとまゆさんが……え? こっちへ来たい? やらせろ?」

なんだとぉ?

「でも、作品の壁というものもありますし、まゆさんには決まった相手もいるようですから……はい、わかりました。こちらはこちらで対応します」

ほっ。

「マスター、あした帰りますから、わたしの分、残しておいてくださいね」

ぷち、と携帯電話の通話スイッチを切る。

「さてと」

シータはおもむろに唇をしめらせる。

「わたしも参加しますか」

――お泊り会がこんなことにっ!?

「あああっ、いやああんっ」

まゆが甘い声をはなっている。

おさない乳房を真由美にいたぶられ、股間にはシータの唇と指の責めが加えられている。

「エッチなまゆちゃん。すごく気持ちよさそう」

舌先で乳首をつつきながら、真由美が言う。

「真由美ちゃんだってえ……」

まゆは汗のうかんだ真由美の肩から胸に指をすべらせる。

乳首を指で押すと、真由美は身体をくねらせる。

「ああ……」

たまらなくなったか、真由美は自分で秘部をいじりはじめる。その部分はすでに湿って、透明な粘液をあふれさせている。

ちゅくちゅく、音をたてながら、指がうごき、入り口にしずむ。

その上で、やや色の濃いアヌスがひくついている。

「あんん、だれかあ……ココ舐めてえ……」

「もうすこし待っててください、真由美さん。まず、まゆさんをイカせてしまいますから」

 指でまゆの敏感な芽をかわいがりながら、シータが言う。その舌先からのびた粘液の糸はまゆの股間の肉のあわせめとつながっている。

ピンク色の柔肉が濡れてきらきら光っている。

その内奥部をえぐるように、シータの長い指がもぐっていく。

「沢サンのよりも細いですけど、ゆるしてくださいね」

にっこり微笑み、シータは人指指と中指でまゆの膣を犯しはじめる。

「あっ、うあっ、あああっ」

異物の侵入を受けて、まゆが声をあげる。

「シータちゃんの指があ……はいって……くるう……」

「すごいですね、まゆさんの中。せまくて、複雑な襞。殿方が喜ぶ、いわゆる名器です」

「やだあ……そんなこと……わないでえ」

容赦なくシータの指はまゆを掘りかえし、粘膜をうらがえす。

「あはあっ、すごくっ……すごく……気持ちいいよお……」

「まゆちゃん、すごく……エッチな顔してる」

真由美がまゆの唇をうばう。舌をからめ、唾液を交換しあう。

そうしながら、激しく自分の性器をいじめている。

真由美がいつもしているオナニーのスタイル。

好きな男の子に後ろからいじめられているシーンを想像しながら、クリトリスをこする。

でも、今日は妄想に頼る必要はない。いやらしく発情した少女三人が肌をあわせているのだ。

まゆが鋭い声をあげて、かるくアクメに達する。

「お待たせしました」

シータが真由美のヒップに手をかける。

「あっ、やん」

「真由美さんはこっちのほうが好きですか?」

シータの舌は真由美の恥ずかしい排泄の穴をとらえる。

「いやっ、やだよお、そこは……」

「でも、こんなにヒクヒクしてますよ」

シータはその部分に舌をはわせる。

軟体動物のようないやらしい動きに、真由美の羞恥が屈伏する。

「あうっ、あはあっ」

 真由美は四つんばいの恥ずかしいポーズのまま、上体をのけぞらせる。

「そんなに気持ちよいのですか?」

ひそやかな笑みをもらしたシータに、まゆが抱きついてきた。

「まゆさん?」

「シータちゃんにも、してあげるね」

快楽の余韻にまぶたを桜色に染めたまゆが、シータの脚のあいだに顔をいれる。

「わたしは、べつに……あうっ」

余裕のあったシータの表情が一変する。

まゆがシータの股間に顔をおしつけ、小さな舌を動かしはじめたのだ。

仔猫がミルクをすするような一途な動き。

「あっ、ああっ」

あえぎながらもシータは、真由美への責めを続行する。指を真由美の身体に沈めていく。

「うあ、あひっ」

うめいた真由美は身体を動かし、まゆの投げ出された脚をとり、その付け根に顔をおしこむ。

「まゆちゃんの……なめたい」

年下の少女の無毛のその部分に熱烈にキスする。

「んううっ」

少女たちの声が荒くなり、まじわっていく。

「はあっ」

「くうっ……ん」

「あっ、あはっ、ああ……」

射精によって唐突に終わるセックスとは別種の時間。

そのうねりは高まり、時に落ち着き、しかし、けっして凪になることはないままに――

――

朝。小鳥が窓の外でさえずっている。

めざましのベルが鳴った。神速の突きで音をとめる。三回に一回はこれで時計がこわれる。

「んが、うがが〜」

およそ年ごろの女の子らしくない声をあげながら真由美は身体を起こし、周囲を手でさぐった。

「シータ、まゆちゃん、起きなよ〜、朝だよ〜」

だが、手は空振りをする。

三人分敷きのべたはずの布団は真由美の分しかない。

「あれ?」

真由美の視線は宙をさまよい、一点でとまる。

「そっか……」

真由美はなにかを納得したかのようにうなずく。

部屋の隅のデスクには電源が入りっぱなしのパソコンがあり、ブラウザが立ちあがっている。

素人くさいホームページのトップページが表示されている。

URLは<http://www.yomogi.sakura.ne.jp/~uhnovel/>だ。

それぞれ生きる場はちがえど、時にいっしょに遊ぶことができるなら――

それはそれでいい。

「それでも、あたしたち、友達だよね」

真由美は確認するようにつぶやいた。

おしまい