「ふふ、だいぶん感じてきたようだね」

　まゆの愛液がべっとりとついた指を動かしながら、弁護士は笑った。

「はあ、はあ、はあ……」

　薄い胸を上下させながら、少女はあえいでいた。

「まゆチャンって、いやらしい女の子だなあ。もう来ないと言ってても、エッチな気分になったらすぐに来るんだものね」

「そんなこと……なあい……」

「そんなこと言ってもだめだよ。こんなにクリちゃんをおっきくしてるくせに」

　弁護士は、ワレメから顔を出している快楽の突起をつまんだ。

「いひっ！」

　まゆが首をちぢめる。弁護士の指が動きだすと、ガクガクと身体がふるえる。

「ほうら。ふつうの＊学生は、こんなに敏感じゃないよ。自分でいつもさわっているからこんなに気持ちいいんだ」

「そんなこと……してないもん」

「うそだな。自分でしてて、がまんできなくなったから、ここへ来たんだろ？」

「ちがうもん……ちが、ううっ」

　弁護士は指をまゆの中に侵入させる。少女の腹筋が収縮し、くちゅくちゅと湿った音が股間から聞こえてくる。

「ほうら、指がこんなにすんなり入っちゃったよ。どうれ、奥はどんな感じかな？」

「ああ、いたっ、いたいよ、おじさま」

「そんなこといって、しめつけてくるよ、指を」

　弁護士が指を動かすたび、まゆの身体がピクピクふるえる。大きく脚をひろげて、おとなの男の指を受け入れている。

「あっ、あっ、ああっ、なんか……へん」

「ほら、よくなってきた」

　弁護士はさらに指をはげしき突きたてる。

「んあっ、あっ、あっ、あ……」

　鼻にかかった鳴き声だ。目をとじて、ひたりきっている。

「さ、いつもみたいに、イかせてあげるよ」

「あはっ、やあっ、いやあっ！」

　まゆは首をはげしくふる。腰がべつの生き物のようにはねあがる。

　きゅうっ、と膣が収縮し、弁護士の指を胎内ふかくにのみこもうとする。

「ああああああああ……」

　少女の肢体から力が失せた。ぐったりと弁護士の胸のなかに崩折れる。

「さ、まゆチャン、こんどはおじさんを満足させておくれ」

　まゆは、朦朧とした目をひらいた。

　のろのろと身体を起こしはじめる。

「手でいい？」

「今日は素股がいいな」

「あれ、やだなあ」

「どうして？」

　弁護士はまゆを背後から抱きしめて横たわりながら訊く。

「だって、ほんとうに入っちゃいそうになるんだもん」

　そう言いつつも、抵抗はしない。

「はは、だいじょうぶさ。＜練習＞だもの。入れたりしないよ」

　弁護士は怒張した自分の部分をまゆの股間にあてがいながらささやいた。