イサミのスパッツ大作戦

 
エピローグ

 

「ああ……イサミちゃんのおしり最高だよ」

「ソウシくんのオチンチンもすてき」

 放課後の教室で、小学生二人が、アナルセックスをしている。

 ひとりは細面の美少年で、もうひとりはショートカットで溌剌としたイメージの美少女だ。

 下半身だけ裸になり、机を寄せ集めて作った簡易のベッドで愛しあっている。

「トシ、だれも来ないように見張っててくれよ」

 戸口のところから覗きこんでいるトシに、ソウシは注意した。

 顔を赤くしてトシは外に向き直った。

「わ、わかってらあ!」

「あとでちゃんとイサミちゃんとやらせてあげるから」

「う、うるせえ!」

 トシはわめく。耳たぶまで赤い。

「このまえ、初めて最後まで出来たから、ほんとうはウズウズしてるんだぜ」

 ソウシがイサミの耳元でささやく。

「うん。トシのオチンチン、ちっちゃくて可愛かった。あたしの中で大きくなって、突然シャセイしちゃったんだよね」

 イサミが喘ぎながら、その時の快感さえ重ね合わせるようにうなずく。

「それにしても、イサミちゃん、毎日ノーパンで、授業中もオナニーしっぱなしだし……すごい淫乱になっちゃったね」

「うん……うん……もう、スパッツだって脱いで登校したいくらい。ソウシくんやトシのせいだよぉ……」

「スケベなイサミちゃんにおしおきだ!」

 ソウシはイサミのヒップをつかんで、強くゆさぶった。アナルにささったペニスが激しく出入りする。

「あっ! あんあんっ! すごいっ! 気持ちいいっ!」

 膣に差し入れた龍の剣の柄を同時に自分で動かしている。

「あーあ、ご先祖の形見でそんなことしちゃって……バチが当たるよ?」

「だってぇ……固くて、グリグリして、気持ちいいんだもん」

 イサミがあえぐ。気持ちよすぎて泣き顔になっている。

「そろそろトシが限界みたいだから、そろそろ、ぼく、出すよ」

 ソウシの顔がゆがむ。射精のための慌ただしい動きに変化する。

「あはっ! あんっ! 気持ちいいっ! ソウシくんっ! おしりが気持ちいいよぉっ!」

「うあっ! 締まるっ! うっ!」

 ソウシがのけぞる。射精している。

「まっ、まだかよぉっ!」

 トシが真っ赤な顔で地団駄を踏んでいる。もう、自分でペニスをしごきたてはじめている。

「うん……トシ……来て、いいよ」

 ぐったりとしたソウシからそっと身体を離しながら、イサミは微笑んだ。

 しんせん組の活動は、まだまだ終わらないようだ……

 

おしまい