桃山園の大人ペニスをぎっちりとくわえこんだ美耶子の部分。
じゅっぷ、じゅっぷ、小学生の無毛の性器から白濁した愛液が漏れだしてくるさまがカメラで撮られている。
「あああっ! いくぅ! いくーっ!」
美耶子は夢中で叫んでいた。桃山園の上で腰を振りたくり、子宮にとどくペニスの硬い感触に我を忘れている。
「すごいのぉっ! 監督さんのが、ゴリゴリって……! ああーっ!」
「なっ……なんて締めつけなの!? うひっ、ひぃぃぃっ!」
桃山園が、カエルをつぶしたような声をあげて、二重あごをぷるぷるさせる。睾丸がせりあがって、もう射精寸前だ。
「いいぞ、美耶子くん、もっと感じるんだ」
窪塚が美耶子と桃山園の結合部に顔を寄せていく。
美耶子としては、窪塚の視線を感じざるをえない。
「あうっ! おじさまの息が、かかるのぉ……っ! ああああーっ! 見られてるぅ!」
太い肉棒が自分の体内に出入りするところを見られ、撮影され、さらに評価されているという状況。それが美耶子の意識を灼ききってしまう。
もう、イッている。
「ひっ……ぃぃぃ……く……ぃぃぃぃぃっ!」
引きつれたような呼気を何度も上下させつつ、美耶子は気をやる。窪塚の視線にさらされながら。
「もっとだ、美耶子くん! もっともっとイケるはずだ!」
「あひっ! ひぅっ! ぃくっ! また、いっちゃ……ぃぃぃぃぃぃぃっ!」
窪塚に声をかけられるたびに――挿入しているのは桃山園なのだが――美耶子は達してしまう。
「さらなる高みへ! きみならできる!」
窪塚が美耶子のヒップをつかむ。上下に強くゆさぶる。
子宮がつらぬかれる。
「ひあっ! ああああっ! いくっ! いくっ! おじさまぁっ!」
大きな波がさらに襲ってくる。美耶子の五感は性感に収斂する。まだその先があることが美耶子にはわかる。アクメのさらに先。天国が見える。
「あたし……っ、もうムリ!」
桃山園がこらえきれず、射精してしまう。結合部から漏れ出す精液――どうやら、抜き際に発射してしまったらしい。
「あ……はあ……」
美耶子の前から階梯がかき消える。充分な快感だったが、しかし、そのさらに先まではいけなかった。
「だらしないな、桃山園くん」
興をそがれたような口調で窪塚が言った。
「そんなことで美耶子くんの魅力を引き出せるとでも思ったのかね? 美耶子くんの才能を見いだした功績は評価するが、わたしの作品を任せるには力不足だな」
「はひっ! プロデューサー、次は、次こそは……!」
しかし射精したばかりの桃山園の股間は萎れてしまっている。すぐには回復しそうもない。
「すこし休んでいたまえ。わたしがやる」
窪塚は携帯電話でスタッフを呼び出した。
夜中であっても、窪塚コールには二回以内に出る、というのがファミリーの掟だ。
「北山くんか? わたしだ。スタッフを連れてB会議室に。緊急撮影だ。野田くんの班も集めろ。スチルも要る」
言いつつ、自らは服を脱いでいく。
あらわれる窪塚プロデューサーの鍛え抜かれた裸体。
と、同時に、部屋の中にどんどん運び込まれる機材と、増えていくスタッフ。
部屋は、いつしか本格的な撮影現場に変貌していた。
「お……おじさま……?」
煌々とライトで照らされ、複数のカメラに撮られていることに気づき、美耶子が不安げな声をあげる。
「美耶子くん。ドラマ撮影とは別に、大事な撮影をこれから始めるよ」
優しい表情で窪塚が美耶子の髪をなでる。
「えっ、それって……」
「美耶子くんには、わたしのプロジェクトの中核を担ってもらいたいんだ」
「ぷろじぇくと?」
あっけにとられて聞き返す美耶子の唇を窪塚は奪った。
巧すぎる中年男の舌テクニック。
煙草の匂いさえ窪塚の場合はフェロモンに感じる。
くちゅくちゅと舌をからめているうちに、美耶子は陶然となった。
「さっきもいったとおり、今はジュニアアイドルブームだ。しかも過激の一途をたどっている」
薄い胸に指をはわせ、乳首を転がす。
桃山園の直接的で下品な愛撫とはちがい、緩急をわきまえたエレガントな指づかいだ。
「あんっ……はっ……あっ」
美耶子の息がはずむ。さっきまであんなに獣じみたセックスをしていたのが信じられないほど、性感自体がリセットされて、乳首への刺激が恥ずかしく、心地よい。
「ジュニアアイドルの露出度が視聴率のカギと言われている。だから、今回のドラマでも、美耶子くんの過激な演技が話題になるだろう」
桃山園脚本では、実際のオンエアでも、美耶子は裸を映されることになっている。乳首やワレメ、アナルさえ、生放送の事故として確信犯的に放送するつもりなのだ。
窪塚は舌を美耶子の首筋から胸にかけて幾度も上下させ、小学四年生の乳首を舐めたてる。
「んくっ……おじさまぁ……おっぱい気持ちいい……」
「こんな薄いピンクの乳首を視聴者は見たいんだ。ドドメ色の乳首なんかじゃなく」
「んはっ!」
美耶子がひくんっ、と反応。
「だが、それでもまだ足りない」
窪塚は続ける。行為も、言葉も。
「視聴者は貪欲だ。そして、競争者もいる。もっと過激なことを狙ってくるライバルが現れるだろう」
近い将来、テレビは美少女のきわどい姿で埋め尽くされるようになる。
「いつものパターンだ。それにより、規制がはじまり、テレビは冬の時代に入ってしまう」
窪塚の指は、しかし、冬とは無縁な美耶子のホットなクレバスに入っていく。
指を曲げて、膣から桃山園の残滓をかきだす。
「あ……んん……」
窪塚は指を奥に奥に進めながら語った。その構想を。
「だから、われわれはテレビ以外のメディアを開拓する」
地上波テレビは規制が多すぎるのだ、と窪塚は言う。
美耶子の性器を指で広げながら――
「こんな美しいものを放送することさえできない。人体で最も美しい部位、そして人生のなかでも限られた、最も美しい瞬間だというのに」
だから、それを放送できるメディアを作るのだ。
「わたしはテレビ局を作るつもりだ。われわれが作りたい最高の作品を自由に発表できる放送局を。そこでは、美耶子くん主演のドラマの完全版を放送する。地上波では流せないあらゆるシーンをノーカットでね」
「ええっ、そんなことできるんですか?」
法律とか、いろいろ。美耶子にはよくわからないが。
「もちろん、ネットワーク上でのクローズドな放送局だが、可能だ。サーバを置いている国の法律次第なんだよ」
窪塚は言い切る。彼が言い切るということはそれも可能なのだろう。どんなにありえなさそうなことであったとしても。
「美耶子くんの最高の演技を世界中の人たちに見てもらうんだ。ここも」
少女の膣を広げる。桜色の粘膜をカメラがとらえる。
「クリトリスが勃起しているところも」
くにっ、包皮を剥かれて、ピンクパールの突起を露出させられる。
「肛門まで、美しい」
くわぱ、と広げられた排泄口も完全記録だ。
「ああ……っ」
何台ものカメラで同時に撮られている。
まただ。撮られるだけでイキそうになってしまう。美耶子の頭のなかが真っ白になっていく。
「ああっ! あ……ゃ」
脚がカクカク震え、アソコがきゅんきゅん収縮する。
「このまま入れるよ」
「ぅっああああああああっ!」
特大サイズの進入に、桃山園のペニスで下準備ができていたはずの美耶子の膣が限界まで広げられる。
「うむ、いい具合だよ、美耶子くん」
窪塚の責めは容赦がなかった。息子のガールフレンドにむかって、その評価をあたえ、さらに動き始める。
「あひっ、ひふっ、おじさまの、おっき……」
突かれるたびに内臓そのものが圧迫される。舌を出しながら美耶子が泣きそうな声を出す。
「これが……ほんもののおとなのオチンチン……なのぉ?」
太さも長さも固さも、桃山園のそれとは違う。
美耶子は身体ごと前後に揺すられながら、その存在感に圧倒される。
突かれるたびに、全身に電撃が加えられるように、美耶子はわなないた。
「あひっ! ひいっ! すごっ! あひぃぃっ!」
「美耶子くんのココは、とてもよくできあがっているね。すばらしい」
少女の性器をぞんぶんにかきまぜながら窪塚は、オーディションで新人タレントを寸評するときの口調で熱っぽく言う。
「小学生とはおもえぬ愛液の多さ、ヒダもこなれている。それでいて、あどけないまでにピンクの粘膜。肛門まで無垢だ。中学生以上ではこの透明感は期待できない。早摘みの果実の甘酢っぱさ、初々しい魅力に満ちている」
初潮前の子宮をペニスで突き上げながら言うせりふでもあるまいに、窪塚の演説は続く。
「時代が求めるものはなにか。それは犯されざる無垢、清純なる少女像だ。それゆえに人はアイドルに夢をたくす。俗世と隔絶した偶像をいただき、そこにおのれの果たせぬ願いをかけるのだ」
「おじさま、おじさま、おなか、苦しいよ、そんなに、入んないよぉ」
奥の奥まで窪塚の巨根にこすり立てられて、美耶子が懸命な声をあげる。
窪塚は無造作に手をまわし、美耶子のクリトリスを指とはさみつける。
その絶妙の力加減に美耶子は悶絶。
「ひああっ! そ、それっ! それええええっ!」
膣の痛みを忘れる、それどころか、圧迫感がさらなる快感に変わる。
「さすが窪塚P、女優殺しのテクは健在ね」
桃山園は完全にお株を奪われた格好だ。
「つまり、時代はロリだ」
窪塚は美耶子を絶頂に追いやりつつ、持論を結論に導いていく。
「現実の女に絶望した男たちが希求するもの、それは犯されざる清純。同時にそれが汚され、蹂躙される不条理。しかし、それはたちまちその純潔を取り戻し、さらなる劣情を引き出してゆく。犯されるがゆえに聖性を勝ち得、聖性のゆえにおとしめられる、その矛盾を超える存在――それが女神(ディーヴァ)なのだよ、美耶子くん」
「あッ、あッ、あンッ! きもちいッ! きもちぃいッ おまんこ、きもちいいいいッ!」
美耶子はしかし窪塚の演説など聞いてはいない。ただ快感のなかに生きていた。
「たくまざる体得者――天性の女優か」
窪塚はつぶやき、腰の動きを早めていく。少女の穴という穴を愛おしむように、指でクリトリスと尿道口をこすり、さらに尻を固定するのに使っていた左手の親指で肛門をえぐる。
「あーッ! あーッ! おじさま、すごいのッ! クリちゃんもおまんこもおしりの穴も、ぜんぶッ! ぜんぶ気持ちいいいいのぉおおおッ!」
愛らしい眉間に深いしわをきざみつけ、美耶子は快感に身をゆだねている。
窪塚のペニスで子宮まで支配され、完全屈服だ。
「あッ、あッ、ああッ! おじさま、おじさまのおチンチン、すごッ! すごすぎだよお……ッ!」
「美耶子くんの性器は――これこそ、奇跡だ」
窪塚はうめいた。
「仕事柄、少女とセックスする機会は少なくないが……これほど絶妙な締まりはかつて体験したことがない」
どんな仕事よ、まあ、あたしも人のことは言えないけど――とは桃山園のつぶやきだ。
「奥にぃ! 奥に届いてる……っ! 奥がっ! ひぐっ! あつっ! こす……っ! あああああああっ! いくぅっ!」
美耶子の子宮は窪塚の亀頭を受け入れ、その摩擦に歓喜していた。
絶頂に押し上げられる。白熱して、意識が一瞬途切れる。ショートレンジのアクメ。だが、さらなる刺激に引き戻され、すぐに次の絶頂に達する。それをくりかえす。
「ああああっ! いくっ! またイッちゃ……! んっくうううううっ!」
「まだまだ、続けるんだ、美耶子くん」
「まっ、またっ! いくっ! おなかのなかっ! ひくひくっ! ひくひくってしてっ! おじさまぁっ、あたし、狂っちゃ……ぅぅっ!」
「もっとだ。もっといくんだ!」
「あああっ! はいっ! いくっ! いくぅぅぅぅっ! おまんこイクッ! ずっと、ずっと、イキ続けてるのぉっ!」
「美耶子くん、なにがほしい?」
窪塚の問いに美耶子はこたえる。
「ああっ! セーシっ! おじさまのセーシほしいっ! おまんこにセーシっ、ちょおだいっ!」
十歳の少女が胎内での射精を望む。そこまで行き着かないと終われない、そう美耶子自身、身体で理解しているのだろう。
「わかったよ、美耶子くん。子宮の中で射精するよ」
「だっ、出して! おじさまっ! ビュッてしてっ! しきゅうをっ、セーシでいっぱいにしてぇっ!」
「よしっ」
窪塚は、小さな美耶子の身体を抱きかかえ、完全に持ち上げると、短いストロークで腰をたたきつける。
膣奥のくびれで亀頭のカリ首をしごいているのだ。先端は子宮の中に入り込んでいる。
「かはっ! あんあんあんあ! ひっ、ひっひっ……! いく、イクイクイクイイクっ! イイイイイイっ!」
美耶子はほとんど白目になって、イキつづけだ。そのアクメ顔ももちろん接写されている。
「出るっ!」
窪塚の声が切迫、激しい律動を何度か繰り返す。そして、放出。
ビュッ、ビュッ、ビュビュッ!
少女の子宮の内部で射精する。
まだ受精の準備もできていない幼い子宮の壁を精液が叩く。
「あっ……ああ……すご……おなか、あったか……いいいいいいいっ!」
嗚咽しながら、美耶子はイキつづけている。
太股を美耶子が漏らしたものがつたう。窪塚がペニスを抜くと、白濁した粘液がそれに続いた。
「すごいわ……」
ソファに腰掛けたまま、桃山園はつぶやく。美耶子と窪塚のセックスを間近で見て、股間がよみがえっていた。
「さすがは、伝説のプロデューサー、窪塚ユウイチ……」
美耶子はあまりの快感にヒクヒク痙攣をいまだに続けている。もちろんその姿もおいしい被写体として撮られている。
窪塚はスタッフからタオルを受け取り、涼しい顔だ。
「さて、桃山園くん、充分休憩できたろう? すぐに撮影の続きだ」
「えっ!? あ、あたしも!?」
さしもの桃山園も圧倒されっぱなしだ。
「明日のクライマックスシーンは二本差しだろう? 美耶子くんがそれに耐えられるか、試しておく必要がある」
窪塚の口調には職業的な冷徹さが漂っている。肉体の欲求は完全に精神の統御下にある、そんな感じだ。実際、窪塚の頭のなかには、映像の完成度のことしかないのだろう。美耶子のことも、桃山園のことも、自分自身さえ、そのための道具だと割り切っているようだ。
「さあ、美耶子くんも、始めるよ」
「は……はい、おじさま」
強烈すぎる快感からまだ抜けきっていないかのような表情で美耶子が立ち上がる。
股間からたれているのは桃山園の精液の残りが少しで、ほとんどが窪塚の精液だ。窪塚の方が、ねっとりとして量も多い。精虫の量も常人の数倍ありそうである。
「美耶子くん、監督のペニスを膣に入れなさい」
「はい、おじさま」
ソファに腰掛けた桃山園の上に美耶子は乗り、自分から腰を沈めていく。
「うひょっ、ヌルヌルがすごいわっ!」
桃山園が思わず声をあげるほど、美耶子のそこは潤っていた。キツいはずの肉穴なのに、その湿潤さのおかげで、あっさりと桃山園を迎え入れてしまう。
「まさか、窪塚にヤラれてゆるくなった?」
と思ったのもつかの間、次の瞬間、きゅんきゅんしめつけられ、桃山園は喜悦まじりの嘆息をもらす。
「くふっ、これは……っ! さっきよりも全然、気持ちいいっ! まさか……この短時間に進化したっていうの?」
「監督さんの、動いてるぅ……おじさまのより小さいけど、気持ちいいよぉ」
美耶子本人には自覚はなく、おしりを上下させているだけだが、一回目のときより動きはさらにスムースに、かつ、いやらしくなっている。肉筒も、ただ狭いだけではなく、男の官能を高める部位で絶妙に締めつけてくる。二回目なのに、桃山園は早々と射精しそうになってしまう。
「窪塚おそるべし……! 一度寝るだけで女優に演技開眼させてしまうって、本当だったのね」
「桃山園くん、すぐに出したらダメだ。きちんと、クライマックスシーンを作るんだ。いいね」
窪塚はさわやかに笑いつつ、美耶子の小さなおしりを手でつかんで、左右に広げる。アヌスを広げ、その粘膜にペニスをおしあてる。
「美耶子くん、十歳のきみにこれは酷な試練だが、超えてみせてくれ――いくよ」
ぬっ、ぬっ、ぬーっ。
「うきゃッ! はいっ……くるぅ……おしりの穴ぁ……っ!」
美耶子は肛門も開発済みだが、もちろん、前と後ろに同時に入れられるのは、これが初めてだ。むろん、表のプロフィールでは、明日のテレビドラマ収録が「最初」となるのかもしれないが。
「うほぉっ! ゴリッて感覚がぁ……すぐ隣に窪塚プロデューサーのデカいのがあるってわかるわ」
桃山園は、下から美耶子の膣を突き上げる。後ろから美耶子の肛門を窪塚が貫通している。
上と下から中年男にはさまれた美耶子は、身体を浮かせながら、ふたつの穴でペニスをしごきたてる。いや、口にも。
若々しいペニスがつきつけられる。カメラを手にしているADのペニスだ。窪塚が指示をして、参加させたのだ。このADも美耶子とは縁がなくはない。美耶子は唇にそれを受け入れさせられた。
「ふぉっ、ふぁっ! くふぁっ……っ! おしりも、おまんこも……ふひゅっ! 気持ぢいいよぉっ!」
ペニスをしゃぶりたてるあいまに、嬌声をあげる。長い舌をはみださせて亀頭を舐め上げる美耶子の表情は、夢見る少女のそれだ。
「こんなのっ、ガマンできないわよっ!」
桃山園が悲鳴じみた声をあげつつ、射精する。
窪塚も、ADも、精を放っていく。
膣内で、おしりの中で、そして、口の中で。
美耶子は三人の男たちの精液を身体に打ち込まれ、絶頂のさらにその先の快感に泣きむせぶ。
「いいいいいっ! いいよぉっ! おまんこもおしりもお口も、オチンチンでいっぱい、幸せだよぉっ!」
カクンカクンと震えながら、尿を漏らす。身体の穴という穴から男の体液を零しながら――
「女優って……さ、い、こ、ぉ……」
美耶子はあまい吐息をもらした。
それが撮影初日の夜におこなわれた「リハーサル」だった。
考えてみれば、いきなり本番で二穴責めをされて美耶子が耐え抜けたはずがない。本番で、桃山園がその場のノリで美耶子のアヌス責めを思いついたように言っていたが、それも脚本通りだったのだろう。本番でのきわどいショットも、このリハーサルでの撮影を踏まえて、充分に準備してあったにちがいない。
今更ながら……芸能界は怖いなあ。