「なに……!?」
「おれのをくわえて、ザーメンを一滴のこさず飲むんなら、中で出すのはやめてもいい」
「貴様という男は……!」
キースの表情が歪む。だが、選択権はキースにはないのだ。
「迷ってるうちに、どぴゅっと出ちまうぜ〜? あっ、そろそろいきそうだ……っ!」
「ま、まて! 待て待て待て! 飲む! 飲むから中はやめろ!」
「へっ、へっ、へっ、じゃあ、くわえてもらいましょうかね」
おれは爆発寸前のジュニアをキースの肉壷から抜いた。にゅぽん、と鳴る。
愛液と先走りでにゅるにゅるになった赤黒い肉柱。しかも毒々しく笠までひろげている。
ぼうぜんとキースはそれを見ていた。ふむ。これまでも男の剣を見せつけたことはあったが、まさに「戦闘中」ってのを見せたことはなかったな。
「そ……そんなになるのか……男のものは」
打ちのめされたようにつぶやく。
「おいおい、だれでもってわけじゃねーぞ。おれさまのは特別製だ。おまえが今後ヤリマンになって、何百、何千って男のチンポを見るとしても、まず、おれさまクラスはいないだろーな」
おれは胸を張った。急角度でそそり立ったおれのペニスが、バチンと腹筋に当たる。いってぇ〜。
「おっと、こんなことしてる場合じゃねえ! おしゃぶりタ〜イム!」
まだほうけているキースの口元に亀頭をおしつける。ようやく我にかえったキースは恐る恐る唇をひらいた。
「歯を立てたら、中出し、しちゃうぞ〜」
などと陽気に言いつつ、キースの顔を手ではさんで固定して、なにげにイラマチオ開始。
フェラチオが口唇愛撫なら、イラマチオは口唇性交だ。つか、このばあいは、レイプだな。だって、キースにテクなどあるわけないし、それを教えてやれるほどの余裕はさすがのおれにもない。膣のかわりに口腔を使って射精する――だけだ。
「ううっ! うぐぅっ!」
涙目のキースの口をファックする。つばたっぷりのお口のなかは最高の気持ち良さだ。すぐにおれの睾丸がせりあがる。
「出すぜぇ――こぼすなよ――っ!」
「む、ぐ、ぅ……っ!!」
キースが目をぎゅっとつぶる。涙の滴がころころとこぼれ落ちる。ああ、きれいだな、と素直に思う。
と、同時に射精が始まった。心と身体は裏腹なもんだな。
それからたっぷり十秒、精液がほとばしった。
まあ、あえて擬音で表現するとしたら――
どぴゅ! どくどくどく、びゅぴっ! びゅびゅびゅびゅびゅ、びゅぷぷぷぷ。ぴうう。
みたいな感じかな。
おれはキースの口からペニスを引き抜いた。さー、キースのごっくんタイムだ。
あーあ、キースのやつ、目を白黒させてるぞ。ほっぺが「食いだめしてるリス」状態だ。なんとか飲もうとしているようだが……おれのは濃いからなあ。
「む……むん……うう……」
あーあー、また涙目に。鼻も真っ赤。鼻水でかけ。がんばれ。美人さんが台無しだぞ。
「んくっ」
喉仏が動いた。
だが。
「かはっ!」
キースが咳き込み、おれさまのザーメンを吐き出す。こりゃこりゃ、わかいもんはもったいないオバケをしらんのかのう。
「あーあ、失敗〜」
おれはキースの背中をさすってやりながら、姿勢をかえさせる。
「二発目は中出し決定だな、こりゃ」
「な!?」
ずぼ。
キースが気づいたときには、もうバックから入れている。
「ば、ばかな……! いま出したばかりなのに……」
「わはは、おれをだれだと思ってる」
すでにサイズも堅さも回復ずみだ。いや、さっきよりもでかくなってるかも。
キースのお尻の穴がぱくぱくするのを鑑賞しながら、ヴァギナを突きまくる。ううん、すこしこなれてきたのか、具合いいぞ。
「あっ! だめ! 深すぎる……っ!」
バックの方が奥まで届きやすいからな。キースごきげん、って、感じかな。
「いやだ……ああっ!」
おれは、キースのおしりの肉をつかんでもみたおしながら、上からたたきつけるようにピストン運動を続ける。
びたん、びたん、びたん、と、タマタマがぶつかって、こりゃマタ気持ちいい。
「ああああ……こんな……こんなぁ……!」
キースの息が荒く、せつなくなっていく。
「いや……こんな格好……いやぁ」
でも感じてるんだろ? 締めつけ具合でわかるぜ。
くく……そろそろだ。
「二発目、いくぞ」
「中は、だめ……」
息もたえだえなキースだが、そこだけはゆずらない。頑固者め。
「じゃあ、再挑戦だ。今度はちゃんと飲めよ」
おれはてぃむてぃむを抜くとキースの顔に近づける。
おびえたような表情がそそる。
「ハンデをやろう。半分飲めば許してやる」
え、と変化するキースの無防備な顔に、一気にぶっかける。
「うっ」
スペルマ・シャワーを浴びて、キースは思わず顔をそむける。だが。
高圧で弾き出される白濁液によって、端正な美女のかんばせが彩られてゆく。
おっと、このままだと、全部でちまうな。
「あーんしろ」
キースの唇をこじ開けてペニスをくわえさせる。それでも――
びゅくびゅくびゅく!
相当量の精液を流し込んだ。
「う……む……ふ」
なんとか飲もうとしている。キース、がんばれ!
応援団の気分だ。
こく。
飲んだ。キースのやつが、おれのザーメンを。えらいぞ!
だが、ひと飲みにはできなかったようだ。半分とはいっても、もともと量が多いからな。
「く……は!」
飲み切れず、吐き出してしまう。だめじゃん。
「あーあ、じゃあ、三回目開始、だな」
おれは、すでに回復したペニスで腹筋をたたきながら、キースに言い渡した。