うたかたの天使たち 第二話 美耶子編


◇「自分自身をめりこませる」の続き

「ひゃ ううううっ! いだあああああああっ!」

  美耶子がわめいている。

  おれのものがメリメリと食い込んでいく。

  いくら潤っていても、美耶子のその部分は未成熟で狭い。しかも、排便をこらえているので、凄まじい締めつけだ。肛門を締める括約筋は、もちろん膣も締めつける からだ。

「い いいっ、だだだ」

  おれも気持ちいいばっかりじゃない。ちぎれそうだ。しかも、熱い。美耶子の中はまるで燃えているようだ。子供の体温は高いからなあ――そういう問題か?――と にかく、狭くて熱くて半分沈めたところで、動けなくなってしまった。

「美 耶子、美耶子、もちっと力をぬけ」

「う うう……だめえ……したら……出ちゃうもん」

  美耶子としては、おれに入れられたことよりもむしろ、おしりのほうが気になるようだ。

「大 丈夫だ。ちゃんと、トイレに連れていってやる」

「…… ほ……んと?」

「あ あ、おれを信じろ」

  こんなコトしときながら、『信じろ』もないもんだが、美耶子は涙目で、く、とうなずいた。

  やっぱり子供だな。素直なもんだ。

「く…… は」

  美耶子が吐息をもらし、わずかにあそこがゆるまった。おれはここぞとばかりに前に進む。

  ぬりぬりっ。

「うっ ――ひ」

 美耶子の初めて

  美耶子がまた締める。肛門がひくついて、ぷく、と液体がもりあがる。

「ちょ…… ちょっと、出た……」

「平 気だ。薬だけだ」

  おれはティッシュで美耶子の肛門を拭いてやりながら、すこしだけ前後に動いてみる。

  亀頭は完全に美耶子の中におさまっている。さらに竿の一部も柔らかで熱い少女の領域に踏み込んでいる。

  少しの動きだけで、美耶子の中の感触が伝わってくる。

「あ……」

  美耶子がちょっとちがう音程の声を出す。

「ど うした、美耶子」

「な んでも……あんっ、は……む」

  唇をかむ。声をこらえているのか。

「美 耶子、痛くないのか? もしかして、感じてる?」

「痛 いよお、ばかっ、ゆういちのヘンタイっ! でも……」

「で も?」

  聞きながら、さらに前後に腰を動かす。ずいぶんスムーズに動くようになってきたようだ。なぜかな?

  美耶子は目を閉じて、声をこらえているようだ。おれは、ちょっと意地悪に強めにピストン運動をしてみる。

  ぱんぱんぱんっ。

「う あっ、ああっ、ひいいっ!」

  美耶子が耐えきれず声をはなつ。おしりがゆるんで、さらに薬液がもれる。

「気 持ちよくなってきたみたいだな、美耶子。子供のくせに、なんていやらしいんだ」

「し らない、しらないよお……ゆういちのばか……」

  色々な刺激で真っ赤に上気した美耶子は、くやしそうにおれを横目で睨みあげる。

  よしよし。それでは、そろそろと どめと いくか。